休暇の最終日は、ヌマジ交通ミュージアムで開催中の「ル・マンを駆けた737C・787B」展に行ってきました。
昨年は一度も足を運んでいないので、訪れるのは2年ぶりです。
昔から、ヌマジの車の企画展はマニアックさに定評があります(笑)
今年の企画展は、ル・マン24時間レースと広島出身のレーサー・高橋徹氏にスポットを当てた内容です。
ル・マンに関しては、もう何度も観たり聞いたりしているので、写真だけ。
こちらは、マツダ787B・202号車。
優勝した55号車を保存するために、国内レース用に製造されたもの。
ということを、初めて知りました(笑)
202号車は、55号車とチャージカラー(オレンジと緑)の配色が逆になっています。
これは、2010年にマリーナホップの駐車場で走っていたヘッドライトレスのカウルを装着した車両。
あれ?
2019年のマツダ・ファン・フェスタで走ってたのも202号車じゃなかったっけ?
と思ったら、あれは767Bの202号車だったんですね(笑)
今頃になってそんなことに気づくとは、お恥ずかしい。
まだまだ知らないことがたくさんあります。
今年は岡山国際サーキットで「マツダ・ファン・フェスタ」が開催予定。
また787Bと767Bのデモランが見れるといいなー。
と思ったら、11月6日開催予定の「OASISロードスターミーティング」と日程が被ってますな。
どちらに行くかは分かりませんが、コロナで中止にならないことを祈ります。
ところで、この木の板みたいなのは何と言うのでしょうか?
次は、マツダ737C。
過去のブログに登場したことがないので、見るのは初めてだと思います。
ル・マンには1985年に参戦した車両。
ドライバーの名前が書かれています。
寺田陽次郎氏はイベントで何度かお見掛けしていますが、がたいが良くて素敵な方でした。
レース車両の車高が低いのは、高速カーブの遠心力で車両が横転しないようにするため。
また、空気抵抗を減らしたり、気圧を利用してタイヤを路面に押し付ける目的もあるんだとか。
これを調べていて「ベルヌーイの定理」というのを初めて知りました。
・・・何だか夏休みの自由研究をやってるみたい(笑)
企画展では、地元出身のレーサー・高橋氏にまつわる展示もありました。
展示の雰囲気からも伝わると思いますが、レース中の事故で、23歳という若さで亡くなっています。
西条で生まれ育ち、エピソードの中には野呂山サーキットの話もあって親しみを感じました。
手前にあるアルミ製のモノコックは、高橋氏が登場していたF2マシン「マーチ832MCS V/BMW」のもの。
で、こっちはそのGC仕様のカウル。
フォーミュラは、タイヤとドライバーが剥き出しになっている車両規格。
そのフォーミュラカーのボディにカウル(カバー)を被せたものが、これ。
なるほど、カウルの使い方が理解できました^^
なお、この車両が走っている姿は、ネスカフェのCMで見ることができます。
レーシングカーデザイナー・由良拓也氏が登場するバージョンで、搭乗したドライバーは往年の名ドライバー・中嶋悟氏でした。
そういえば、中島氏がF1デビューした当時はF1ブームでしたね。
テレビではレースが放送され、T-SQUAREが演奏するテーマ曲「TRUTH」が大流行しました。
1987年に作られた曲ですが、35年経っても色褪せません。
と、話があちこちに脱線してしまうので、この辺で。
エントランスの無料展示エリアには、高橋氏が乗っていたファミリアが展示されていました。
そうそう、昔の車は給油口カバーに鍵が付いてましたね。
現代の車でも、まだ鍵付きのものがあるようです。
私を夢中にさせた、RX−500。
懐かしい、RX8のハイドロジェンRE。
マラソン・デ・ラ・ルート仕様のコスモスポーツ。
この子はここが定位置のようですね(笑)
今回も、こんな立派な冊子が作られていました。
展示パネルの内容は全てここに書かれてあるので、現地では展示物をじっくり楽しみましょう。
会期は2022年9月4日まで。
(おまけ)
沼田自動車学校の教習車がペーパークラフトになってた。(写真左)
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