福岡市博物館の次は、わりと近い場所にあるPayPayドームへ。
徒歩20分ほどで行ける距離でしたが、歩く元気がなかったのでタクシーを利用しました。
昔、ヤフオクドームだった頃に立ち寄ったことがありますが、夜だったので外観はよく覚えていません。
こんなに広々とした敷地の中に建っていたのですね。
タクシーを降りてから建物の近くに行くまで、けっこう距離がありました。
さて、午後の目的地は、ドームの隣にある「E-ZO FUKUOKA」というレジャー施設。
壁面に見えているのはチューブ型スライダーで、高さ40mから地上に向かって降りられます。
通天閣のヤツより距離が長くて楽しそうなんだけど、網膜裂孔のことがあるのでダメですね。
もっと若いうちに来たかったなぁ(涙)
いやいや、そうじゃなくて。
お目当ては「チームラボフォレスト福岡」です。
東京の豊洲にある「チームラボプラネッツ」より規模の小さい常設のミュージアム。
チケットは当日に現地で購入したのですが、どの時間も余裕がありました。
やっぱり平日だからでしょうかね?
15時入場の時間指定チケットを購入し、建物内にあるフードホールでお昼ご飯。
14時過ぎという中途半端な時間ではありますが、見事に人がいません。
ラーメンや焼き肉、お寿司に天ぷらもありましたが、カレーが食べたいのでステーキ屋へ。
糸島豚のカツカレーを注文したら量が多すぎて、軽めに済ませるつもりがお腹いっぱいに。
普通のカレーにしておけば良かったです(汗)
時間になったので、苦しいお腹を抱えながら5階にあるチームラボフォレストへ。
エレベーターを上がるとすぐに入口があり、何だか味気ない感じ。
しかし、暗幕をくぐって中に入ると、それはもう幻想的な空間が広がっていました。
目が慣れるまではどこを歩いているのか分からなくて、壁にぶつかりそうに(笑)
壁のひとつが鏡になっていて、他の三面を映すことで空間を広く見せています。
足元にはオオサンショウウオが這いまわり、壁には森の中を歩くキリンやトラが見えます。
ここは「捕まえて集める森」という作品エリア。
作品と連動したスマホアプリを使って、59種類の動物を捕まえて図鑑を作ります。
スマホのカメラで動物を狙い、画面上の弓を指でスライドして矢を投げ込んで捕まえます。
これがなかなか難しく、取り逃がしたり、狙ってないものを捕まえてしまうことも。
楽しくてつい夢中になり、ここだけでかなりの時間を費やしてしまいました^^
無数の蝶が舞う「群蝶、儚い命」という作品。
蝶の動きはコンピュータでリアルタイムに描かれていて、二度と同じものは見れないのだとか。
空間が狭くて部屋の四隅が見えてしまうのが、少々残念。
草間彌生ワールドっぽい「高速回転跳ね球のあおむしハウス」という作品。
弾力のある球はどれも回転していて、人が近づくと止まるようです。
その上を跳ねながら歩いて進むのですが、足元がグラついて跳ねるどころか踏み外す始末。
バランス感覚の低下を感じて、ちょっと悲しくなりました(涙)
なだらかな丘を思わせるような空間は、「ふわふわな地形のつぶつぶの地層」という作品。
ふわふわの床を歩くと、踏んで低くなったところにつぶつぶが集まります。
私はてっきり川の流れだと思っていたのですが、地層なんですね^^
次は「インビジブルな世界のバランス飛石」という作品。
とりあえず、手前のコースを進んでみました。
飛び石は踏むと音がなるだけでなく、不規則にグラグラと動きます。
急いで渡らないと、バランスが保てなくて落下してしまいそうです。
逆走できないので、展示を2巡して真ん中コースもやってみましたが、そちらは落下(汗)
んー、体幹を鍛えないとダメですね。
蜷川実花ワールドっぽい「うごめく谷の、花と共に生きる生き物たち」。
最初は地層のような(谷なので川なのかしら?)縞模様は、ゆっくりと動いています。
そこに、花びらで形作られた生物が生まれては消える、という何とも儚い作品でした。
作品の中では、ここが最も没入感があったと思います^^
うごめく谷の奥には、チームラボの作品では定番?の球体。
「タイフーンボールと重力にあらがう呼応する生命の森-曖昧な9色と基本の3色」という長いタイトル(笑)
球体の部屋とうごめく谷は、三角形の鏡貼りのトンネルでつながっています。
そこから見た景色が、これまた美しい!
うごめく谷側の景色の映り込みはもっと幻想的で、まるで万華鏡を見ているよう。
動画をお見せできないのが残念ですが、いつまでも見ていたくなる美しさでした。
チームラボフォレストは、逆走できないけど繰り返し見ることができます。
1巡目は勝手が分からなくて速足で進んでしまったので、2巡目へ突入。
3巡目で動物集めのコンプリートを目指そうと思ったのですが、力尽きて16時半に見学終了。
結果、59種類のうち26種類しか集められませんでした(笑)
せっかくなので、最後にPayPayドームを一周することに。
背中に鷹の翼がついた「鷹観世音大菩薩」、ちょっと漫画チックですがカッコイイですね。
碑文を読むと、ここがヤフオクドームになった頃、ホークスの必勝を祈念して建立されたようです。
やはり、困った時の神頼みは必要ってことでしょうか?(笑)
ドーム周辺には「暖手(だんて)の広場」という著名人の立体的な手形のモニュメントもありました。
広島出身者は、映画監督の新藤兼人さんと大林宣彦さん、元プロ野球選手の村田兆治さんだけでした。
残念ながら私が握手したい著名人はいなかったので、とりあえず写真だけ。
その後、PayPayドームから博多駅へ戻ろうとしてバスに乗車。
来た時と違うルートで焦りましたが、途中、大牟田線の薬院駅前に停まったので下車。
思えば、今夜泊まる宿の最寄りは大牟田線の大橋駅なので、博多駅だと戻りすぎですよね。
安心するとコーヒーが飲みたくなり、チェックイン時間まで時間があったので天神へ移動。
デパ地下でお弁当でも買っていこうかと思いましたが、荷物になりそうなのでやめました。
お昼に食べたカレーもまだ残っている感じだし、晩御飯は食べなくてもいいかな?
18時半、大橋駅に到着。
こんなところに温泉宿があるとは思えない雰囲気です。
とりあえず、コンビニで飲み物を調達し、宿までは場所がよく分からないのでタクシーで移動しました。
そして、これが今夜の晩御飯。
大橋駅で売っていた「flap」のプチパンケーキとエッグタルトです。
甘い匂いに誘われて、つい買ってしまいました^^
パンケーキもエッグタルトも甘さ控えめで、夜に食べても罪悪感がない味(笑)
移動販売がメインの店舗らしく、広島ではまだ見たことがないので、口にできて良かったです。
(つづく)
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