は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

やっとネットが繋がった

2005年08月09日 | weblog
8月に入ってから、夜にネットが全然繋がらない状態で、ブログが全く書けませんでした。
なので、溜まっていたお話をどんどん書こうかと。

8月といえば8月6日。原爆の日でしたね。
広島生まれの広島育ちには、ごく当たり前の「慰霊の日」なのですが、今年は被爆60周年ということで、不謹慎ですが妙に賑やかだったなぁ・・・という印象。

6日が土曜日ということもあり、有名人が色々来るということもあって、どちらかと言えばミーハーな人が多かったのかも知れませんが、それでも多くの人が関心を持って平和公園に足を運んでくれたというのは嬉しいことです。

私は職場が広島市内にあるので、原爆の日が平日の時は、必ず出勤前に平和記念式典に出て、仕事帰りには慰霊碑にお参りをして、灯篭流しをして帰ります。

小学生の頃は、8月6日は登校日で、必ず原爆の映画を見て、「原爆ノート」と呼んでいた平和教材を使って原爆のことを教え込まれました。
遠足の昼食は平和公園で、原爆資料館を見た後にお弁当・・・最初は結構辛かったですが、そのうち慣れました。
物心ついた時には「はだしのゲン」を読んでいました。たぶん学校に置いてあったのだと・・・。

そんな感じで、子供の頃から平和教育をたっぷり受けていたので、原爆には関心が強いのです。
私と同世代の広島県民は、たぶん同じような感じではないのかな?

平和公園は職場の近くにあるので、春は桜を見ながら河岸を散歩したり、秋は夕陽を見ながらベンチでたそがれたり、普段から親しみのある場所なのです。
1年を通じて、コンスタントに観光客がいることはいます。修学旅行生も来てくれます。
8月6日が近づくと、人も段々と増え始めます。特に外国の人が目立ちます。
そして当日は最高の人出に・・・でも、そこまでなんですよね。
7日になると、ガクンと人が減る。

世界中の人が関心を持ってくれるのは嬉しいのですが、その日だけというのがちょっと悲しい。
最近はプロに押されて、ギターで反戦歌や平和の歌を唄う若者の姿をめっきり見かけなくなりましたが、いつも思っていたものです。
8月6日だけじゃなくて、普段から来て歌を唄ってよ、って。
所々で開かれていたイベントもそうで、平和公園に行けばいつも何かしら「平和」に関するイベントをやっていて、訪れた人が見たり聞いたり参加したりして関心を深めることができる、というのが理想。
平和公園で定期的に(毎日?)行われているといえば、おじいちゃんたちの将棋(囲碁?)だけなんだもの。

公園の使用許可とか、色々と面倒な問題があるのかも知れないけど、そういう活動を受け入れていくことで、8月6日以外でもたくさんの人が平和について考える場を与えることができるのではないかなぁ・・・と思うのです。

(写真)
 折鶴を折るイベントがありました。石井竜也のアートに使用するのだとか?
 折鶴の折り方が分からない若者がいたのには、ちょっと驚きましたヨ(汗)
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