川踊り２００５

それは１９９６年のクリスマスシーズン、失恋の痛手から逃げるように渡ったイギリスでのこと。
当時、留学中だった姉と行ったロンドンのシアターで、その衝撃的なダンスに出会いました。

川踊り。
と言うのは直訳ですが。

「Riverdance」は、アイリッシュダンス（上半身を動かさず足だけが高速のタップを刻むダンス）とアイルランドの伝統音楽（エンヤとかタイタニックのＢＧＭみたいなの）をベースに、フラメンコやロシア舞踊、タップダンスなど異国のダンスが繰り広げられる２時間のダンスショーです。

詳しいことは公式サイトで。（http://www.riverdance-jp.com/）

初めて観た時の感動が忘れられず、1999年の日本初ツアーの時は大阪に観に行きました。
しかし、予約開始後に取ったチケットはなんと最前列！
これがコンサートなら天にも昇る気持ちだったのでしょうが・・・ものすごい期待させて連れて行った友人は「何も見えんかった」とがっかりし、Ｓ席って一体何なの？と肩を落としたのでした。
2000年のツアーは福岡を狙ったのですが、出遅れてチケットが取れず、見逃しました。
2003年は広島がツアーに加わり、速攻予約。この時もほぼ最前列でしたが、舞台の高さがなく、前方はかなり広めに席が作ってあり、舞台全体は良く見えました。
しかし盛り上がるはずの夜の部なのに空席が目立ち、観客も「たいして興味はないけど連れられてきた」っぽい人が多く、上演中に遅れて来たあげくに携帯の着メロが鳴り出す始末。
コンサートでは評判の良くない会場の音響も加わり、今回もものすごい期待させて連れて行った伴侶に、あの時の感動を伝えることができませんでした。

そして・・・明日が４回目の「Riverdance」です。
前回の反省か、会場は厚生年金会館になりました。
あそこは舞台を上から見下ろせるので、広がりのあるダンスを観るのにはちょうどいい会場なのです。
今度はデオデオで席を選んでチケットを買ったので、結構いい感じかも知れません。

広島の観客は「おとなしい」と言われます。
コンサートの盛り上がりもイマイチ、スタンディングオベーションもイマイチ。
あれは県民性なのかなぁ・・・。

明日が日本ツアーの最終日。
私が行くのは夜の部ですが、ぜひ盛り上がってほしいものです。