「問屋ドリーム」も今は夢物語というけれど

2009-08-23 11:34:58 | 日々思うこと
街中の店舗がシャッターを下ろし、空き店舗ばかりが目立つようになった。

そういうお店や問屋街の人たちが、政府の中小企業対策に怒っている。

確かに貿易自由化になって、どんどん安い品物が日本に入ってくるようになり、小売業や問屋の人たちに影響が出ていることは確かだ。
そういう人たちは年金も国民年金で、給付額も少なく大変だといっている。

でも、一時は店のレジから札束があふれていたときもあったそうだ。
造れば売れた。「問屋ドリーム」と呼ばれていたけれどそれも今は夢物語だと嘆きの言葉が聞かれる。

その上、高速道路の千円政策で、郊外への人の流れが街中の客を減らしたとの恨み節。


だけど、サラリーマンで安い給料から税金や年金の掛け金をいやおうなく徴収されてきたものから見ると、そのときレジからあふれていた札束で肩で風を切って歩いていた人たちは、老後の手当てをしておかなかったのかと不思議に思う。
年金などかけなくても、大丈夫だと豪語していたという話も聞いている。

お国の所為にすることは簡単だし、確かにお国もこの分野に手をうってこなかったのは問題だけれど、羽振りのよかったとき、将来を見据えてどのように考えていたのか、そのお金はどこへいってしまったのかを「ドリーム」を経験した人たちに聞いてみたい。
一度もドリームなんて感じたことのない者からすると。
コメント
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