飲んで紛らわしたいときもある

2011-06-14 20:58:53 | 日々思うこと
東北の避難所でお酒を飲み、アルコール依存症のようになっている人がかなりいると報じていた。

休肝日にすると医者に約束したそのすぐ後につい飲んでしまう。

分かるような気がした。

夫が逝った後、家には沢山のお酒があった。吟醸造、ワイン、ブランディー・・・・。

夜眠れなくてどんなにそれらを飲もうという誘惑に駆られたことか。一杯ひっかけたらぐっすり眠れるのじゃないかと。

でも、キッチンドリンカーになってしまうのが怖くて、手を出すのを抑えた。

そしてそれらのほとんどを友人にもらってもらった。

 「忘れてしまいたいことや 

 どうしようもない寂しさに包まれたときに

 男は酒を飲むのでしょう

 飲んで 飲んで 飲まれて飲んで

 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで

 やがて男は静かに寝むるのでしょう


 俺は男  泣き通すなんて できないよ

 俺は男  涙はみせられないもの」

 河島英五のこの歌を 女だって泣かない、涙は見せられないと泣き虫のくせにそう思い、せめて飲み潰れられるものならと

 悔しかったのを思い出している。


コメント
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