「京都ぎらい」から思うこと

2016-02-28 12:56:36 | 日々思うこと

「京都ぎらい」(井上 章一著)がよく読まれているという。

この本の広告・・千年の古都のいやらしさ・・が出たときから興味があったがまだ読ん

でいない。読みたいと思っている。

興味は洛外で生まれ育ったものは洛中生まれに田舎者扱いされるという事実。

夫の家は京都で言えば洛中にある。つまり町の中心地にある。戦災で焼かれ、その後の

復興で道路拡張のため敷地を減らされて、その割合で土地を区画されたらしい。

毎年町内会長を決めるとき、昔からの住人は新参者(移転してきた人)が町内会長に

なるのを阻止しようとしたらしい。

義母がそう話すのを聞いてわたくしはいつも「せっかく引き受けてくださるのなら

お任せしたらどうなの?」と言ったのだがかなりごちゃごちゃしてもめたらしい。

みんな一様に焼け出されて何とかそれぞれが家を建てて住むことになったのだろう

のにどうしてそんなに意固地なのかわからなかった。

江戸時代からここに住んでいるというけれど、たかが江戸でも結束は固かったようだ。

わたくしの今住んでいるところは町内会長のなり手がなくて困っている。

新参者ばかりの町で、この地の方が住み心地がよい。

 

コメント (6)
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