先日、山口瑠璃光寺の五重塔がテレビに映ったのを見て三名塔を思い出した。
そこからの連想で幸田露伴の「五重塔」をもう1度読んで見たいという衝動に
駆られた。
大風が吹いても倒れない塔を造った職人の話である。
書斎の本箱奥深くに「日本の文学」(中央公論社)全集が眠っているが、ベッドで読む
のには重い。アマゾンのキンドル版を見てみるとゼロ円。すぐ取り込んだ。
「世界の文学」「日本の歴史」「日本の詩歌」「美術全集」「日本古典文学大系」等々
重い本がびっしり並んでいるけれど、久しく手に取ったことがない。
もう机に向かって本を読むことがなくなった。
書斎だけでなく納戸や別の部屋にまで侵入してきている書籍の始末はかなり大変。
文庫や新書などの読み返すことがない小説の整理はかなりして資源ごみに出したのだ
けれど。
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今夜は日本料理で食事会。小ぎれいな料理やで年に数回利用する。
日本料理屋も最近は椅子席が多くなった。膝を交えて酌み交わすという習慣が
薄れてきている。そのほうが嬉しい。酔っぱらいに絡まれるのはごめんだ。
殊に男の泣き上戸は最低。差しさわりのある方ごめんなさい。