昨夜いつもの仲間と115回目の食事会をした。
1人は(この会のそもそもの始まりは彼が奇病にかかった奥様の看病で大変だろうから
月に1度みんなで食事をしようということからだった)肺に水が溜まって動くのが
辛いから欠席すると当日連絡があって来なかった。
ちょっと小ジャレタ料亭の座敷で始まったのだけれど(なじみのお店)1人がすでに
家でビールを飲んできていて料理に手をつけず、お酒ばかり飲みたがる。
彼の奥さんが堪りかねて「もう持ってこないように」と中居に言うと彼は
怒り大声を発しだした。
奥さんの泣きそうな困った顔を見てわたくしは思わず怒鳴っていた。
「チカちゃん、よしなさい!」彼は親夫という。
わたくしに怒鳴られて彼は黙って床によこになった。
小学校の時から仲良しだった。自分は悪仲間に加わっていないのに
クラスの仲間が何かいたずらして先生に「誰だ?」と叱られたときクラス委員だった
彼は「僕です」と手を挙げた。その時「へぇ、やるじゃん」と思った記憶がある。
大学生になって春か夏だったかの休みに2人で音楽会に行ったことがある。
彼は中小企業会社の息子で祖父は市の議員だったと思う。
親に「会社は3代目が大切で3代でつぶれることが多い。大学なんか行かなくていい」
と言われたけれど「絶対つぶさないからと許してもらった」と訴えていた。
同志社大学で十分楽しく過していたようで彼のためによかったなとうれしかった。
その彼が会社は十分守って娘婿に後を任せるところまで行っているのに
お酒を飲むとおかしくなる。
同級の男性の仲間たちは困ったという顔をしていただけなのに、奥さんの泣きそうな顔を
見ていたら、怒鳴りつけてしまっていた。
お酒に飲まれている。しっかりせい!チカちゃん。奥さんを困らせるな!
今はちょっと出過ぎたかなと反省している。