はがきによる詐欺事件?

2018-05-22 21:33:11 | 日々思うこと

昨日お昼ごはん中にピンポンが鳴った。

出てみると近所の奥さんがはがき1葉をもって息を切らしている。

「こんなはがきが今ポストに入ってた。もうとっくに亡くなったお義母さん宛てなの。

不払いのお金があるから連絡せよって書いてある。どうしたらいい?」

すぐ詐欺だと思った。見てみると法律関係らしき名前と電話番号が書いてある。

「とにかく、絶対ここへ電話するのは駄目。坊ちゃんはいるのでしょ?」

40代半ばと思われる息子は今週は夜勤だと聞いていた。

「息子に見せたら『ふ~ん』と言っただけ。」

「警察に連絡したほうがいいと思うけれど、行く前に電話してみたら?」とわたくし。

「電話はよく聞こえないから警察に行ったほうがよいよね」と彼女。

車はもうないし、自転車も手術以来怖くなってこの1年乗っていないので

タクシーを呼んで付き合おうかとふと思ったけれど、息子が在宅しているのに

そこまですることはないかと「坊ちゃんによく相談してみて」と言うと

彼女は帰って行った。「この番号に電話するのは絶対ダメだからね」と

しつこく言って。

1時間半ほどしてまたやってきた彼女は1人で自転車こいで警察まで行ってきたという。

彼女は桁外れの心配性で杞憂などと言う生易しいものではなく5年先のことまで

心配して年中お腹が痛いと言っている。(神経性胃炎かも?)

昨日の日中はとても暑かったが行ってよかったとほっとした顔だった。

「最近この手の事件が多くて被害者が出ている。電話しなくてよかった」と

言われたそうな。

帰りにお礼だといってコンビニで買ってきたと夏ミカン1袋を持ってきた。

どんなに断っても押し付けるようにして置いて行ってしまった。

冬みかんは大好きだけれど夏ミカン、グレープフルーツのように酸っぱいものは

食べないので途方に暮れる。近所にも夏ミカンを食べそうな人は思いつかない。

育てた人にも申し訳ないけれど思い切ってこっそり今朝のゴミ収集に出そうと

思った時、何でも欲しがる弟の友人がいることを思い出して弟に電話したら

丁度彼らと喫茶店に行っていて「夏みかん食べるか」と聞いたら「ほしい」と

言ったというので渡すことになり捨てなくて済んでホッとした。

とんだお粗末の一幕でした。やれやれ。

コメント (4)
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