お風呂上りに「ぶらタモリ」をチラ見していたら「萩」だった。
萩の街の地形についてなかなか面白かったけれどふと「萩ながれ」で2度目の山口市
への旅の時「ここに萩往還の名残があります」と聞いたのを思い出した。
「萩往還」・・・何かの小説の舞台だったなと思って書斎に入ったけれど探すより
検索の方が速いので結局キンドルに内田康夫の「汚れっちまった 悲しみに・・・」
を入れた。
湯田温泉に中原中也記念館がある。瀟洒な建物だった。
萩は津和野とセットで行くことが多いけれど、山口市は新幹線から離れているので
見落とされがちだ。でも湯田温泉に泊まってこの町を見て回るのもなかなか
よいと思っている。
昔読んだ本なのに改めて出てくる地名をたどりながら楽しく読んだ。
ベッドに入って12時ごろから3時ころまでかかった。
(読む速度が遅い)朝は7時起床。
毛利輝元の大名行列、そして幕末の志士たちが通った萩往還。
来年は明治維新から150年らしい。
その間、土地にも人にもいろいろなことがあって今がある。
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この前広島向島での脱獄囚事件が新聞をにぎわしていた時、確か山口美祢市にも
似たような社会復帰促進センターがあると本で読んだ記憶があって
多分萩往還の作品の中だったように思っていた。
今回確認出来てすっきりした。