スーパーの作戦

2019-02-08 15:08:33 | 日々思うこと

昨日いつもの仲間3人で少し遠い郊外の喫茶店にモーニングに行った。

ここはちょっと椅子と椅子の間が狭くて落ち着かないのだけれど

内容がいいので週1の割合で出かける。

帰途、スーパーに寄ってもいいかと聞かれて異存がないと答えた。

まだ二日前に行ったばかりだけれど牛乳も欲しかったし、果物が買い

たかったのでちょうどよかったのだ。

車に乗らなくなってイオンのネットで買ったりしているものの

お肉やお魚は実際に目で見て買いたいので週2くらいのスーパーでの

買い物はありがたい。

ただ彼女たち2人の目的は違うところにあった。

その前日新聞折り込みのチラシに2000円以上購入すると

旅行の応募券がもらえるとあったのだそうだ。

我が家の新聞にその折込はなかった。地方紙に折り込まれたのであろう。

わたくしは「博多あまおう」という苺が安かったのでつい手が出たり

残り少なくなった伊予柑、ポンカン、バナナなど果物中心に購入して

5千円を越したのでレジがその応募券をかごに入れてくれた。

(「あまおう」は普通なら1粒100円以上、当日の目玉商品で1粒70円

くらい。大きくて美味しかったけれどもったいなかった。もう買えない)

当然わたくしの応募券は彼女に渡した。彼女たちは「ちょっと待ってて」と

言いながら熱心に名前を書いている。

「どこに行くって?」「三大温泉地のどこかが1等でテーマパークの

入場券が次、そして近場へ日帰りバスツアーなど」

「ただで連れて行ってくれるの?」「そんなの絶対当たらない。

お金を出して日帰りバスツアーがいいとこね。」

それはかなりの確率で当たるそうだ。*****

午後、美容院の帰りに町内の人に出会って少し立ち話をした。

ふと彼女が言う。「今日午前中に応募券が欲しくてスーパーに行って

2千円ぎりぎりの買い物をしようと思ったけれど暗算ができなくて

つい3千円を越してしまった。もう少し買って4千円にして2回に分けて

2枚書いて来ればよかった。」

スーパーのこの手の作戦はかなり成功しているようである。

日帰りバスツアーなんてそんなに遠くへ行かれないので同じところが

多いらしい。そのたびに毛皮や宝石のお店に連れていかれて長い時間

留め置かれると嘆きながら、それでも懲りないで応募する。

行きたいところへ行く、どこでもいいなんてありえない。

そうでなければお金がもったいない・・と思うのだが。

人それぞれ、旅もそれぞれ。

コメント (4)
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