「ぶらタモリ」「ちばらき」を見た。
懐かしかった。息子が学生のころ衣類の入れ替えに行ったついでに
仕事を休み房総半島を丹念に見て回った。
神宮と名付けられた神社は日本で3社だけとは気づかなかったが
言われてみればそうに違いない。出雲は大社である。
その2社がこの「ちばらき」にある。
鹿島神宮は「鹿島立ち」と言われここから旅立つ、物事を始めると
思っていたがそのことには触れられなかった。
伊能忠敬の佐原も佐倉もいい町並みであった。
もともとは佐藤春夫の詠った「犬吠埼旅情のうた」の舞台を見てみたい
と思ったのがきっかけで大きなたびになったのだ。
九十九里は残念ながら時間が取れなかったので後に夫と出かけた。
******潮来もこの時はあきらめて数年後1人で出かけたら
客引きに捕まって1人の客(わたくし)に船頭と歌を歌う人がつく。
かの女たちから「奥さん、よほどお金と暇があるかたですね」
といやみを言われ(?)「1人でも料金はおなじなの?」と聞くと
「タクシーと同じですよ、何人乗っても1艘のねだんですから」と。
潮来は宿泊した旅館に船を横付けしてくれたけれど鰻、泥鰌と
食べられないものがメインで、次に夫と行った時はもっと街中で泊まった。
1人旅は自由で気儘、鴨川シーワールドではショーをみながら1人で
お腹を抱えて大笑いしたことを思い出している。楽しい旅であった。