医者にも格差がある?

2019-12-21 15:51:00 | 日々思うこと
昨日お昼過ぎ、高校の先輩から電話が来た。
 「元気でいるかい?」。わたくし「あまり元気でもないけれど・・」
 彼「どうした?」 わたくし「いえ。ちょっとね。」 

平均1か月半に一度くらいこうしたどうでもよい電話がかかってくる。
 たいていは「お茶する時間ある?」と続くのだけれど、 「今日は久しぶり
にお茶でもと思ったけれどすっかり疲れてしまって 年が明けたらに
しよう。年には勝てないや。」 

行ったことがないのではっきりは分からないけれど彼の家と 我が家
との丁度中間あたりに彼の職場「老人ホーム(?)」が あるらしい。 
彼は県立病院の院長を退職した後この「老人ホーム」に週3日 勤め
だした。 
多分かなりの遠距離だと思う。
 それで途中まで来た勤務日の午後お茶に誘うわけである。

 結構、予防注射の時期、風邪などの流行期、打ち合わせと 勤務する日
は忙しいようで歳をとってきて草臥れるように なってきたのだろう。
年には勝てないのだ。 彼は脳外の医者なので開業は難しい。
それで勤務することに なったのだと思う。
 友人のご主人は国立大学病院の院長だったが、退職後やはり 隣県の
病院の勤務医になって、勤めだして間もなく亡くなった。

 医者にもランク付けがあるようで外科が一番で内科や小児科、 整形
外科などはその下で総合病院の院長になるのはたいがい 外科医だそうだ。 

近所のかかりつけ医も市内の総合病院を途中退職して開業したし、 
知人の小児科医も同じ病院勤めだったが開業した。
 外科は親兄弟が開業していれば跡を継げばよいけれど、新たに
 開業するのにはたくさんの医者や病棟が必要でかなり厳しい。 

今、通っている整形病院は診察室の患者の入り口は2つだが 中は
1,2とつながっていて医者は片方の患者が部屋を出る前 に隣の部屋に
移動して次の患者に対応している。 忙しいことこの上ない。

 近所のかかりつけ医も「海外へは新婚旅行以来一度も行っていない」 
ということだった。
 
お金は一杯あるだろうけれど、折角あっても使えない。 
貧乏だけれど南米以外は(マチュピチュへは行きたかった)かなりの数 
海外へも行き、国内(利尻、礼文から八重山諸島まで離島を含めて47 
都道府県全部)旅行も十分できたのは幸せだったと負け惜しみで 
思っている。
 
これも人生である。
ただお国に準備するように言われている 老後資金は心もとないが。
そういえば昔友人に言われたっけ。
「あなたは旅行で身上をつぶす。」
もともと潰す身上なんてなかった。
コメント (5)
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