昨日美容院に行ったら久しぶりにパートの人がいた。
彼女は子供の学校が休校中はパートを休んでいて
始まったので出勤してきたのだ。
少し前、TVで休校中の小学校の教室で新任という若い
女性がもう6月なのにまだ新1年生の教え子に会えていない
のでドキドキしながら準備しているといっていた。
新1年の担任はベテランの先生が受け持つと聞いていたので
少し驚いた。
息子の小学校時代は1,2年、3,4年、5,6年と3度クラス替えが
あって3人の先生に担任していただいた。
3人とも中年の男性の先生だった。
わたくしは授業参観などの学校行事にほとんど参加できな
かったのでよくは分からないけれど1,2年の時の先生は誠実
そうな方で家庭訪問にいらしたとき、子供が読んだ物語や
偉人伝などの全集を図書室などにもらっていただけないかと
伺ったら学級文庫にもらうということだったので届けたら
達筆な筆書きの礼状が校長先生からも頂いてかえって恐縮
したことがる。
3,4年の担任教師(A)は縄跳びのことばかり熱心な先生だった。
何回飛べたか・・息子も夜、玄関前の三和土で練習していたのを
思い出す。縄跳びはあまり得意ではなかった。
ただ風邪をひいて学校を休むとその夜、必ず具合を尋ねに来る
熱心な先生だった。
5,6年の担任(B)は家庭訪問の時、「勉強だけはしっかり身に着け
させようと思います。後々役に立つと思いますから」とおっしゃった。
この先生は息子が理科の実験で軽いけがをした時も養教の
先生が手当てをしてくださったようだけれど、直接の報告は
なかった。
4年生から5年生になる春休み、近所の八百屋さんで同級生の
お母さんたちが立ち話をしているところに行き合わせた。
「何とかB先生が担任にならないことばかりを願っている」。
B先生はお母さんたちに評判が悪いらしい。
息子はそのB先生のクラスになった。
少し気になったけれど息子は特に悪口も言わなかったし
学校生活はそこそこ楽しんでいた。
我が家では9時半か10時ころ息子が勉強に一区切りを
つけて自分の部屋から降りてくると30分くらいお茶の
時間にしていた。
ある時、「先生って大変だね。ちっともわからない子に何度も
何度も説明しているんだよ。それでも分からないんだ。
可哀想になる」
先生のご苦労を思ったがふと”いったい授業はどのあたりの
子供を念頭に置いてされているのだろう”と思った。
我が家は3年保育の幼稚園は私立だったが小、中、高、大学と
すべて公立だった。
高校と大学は入試を受けて進学したが小、中学校は地元の学校
に通った。
能力も千差万別であろう。
大半の子は学習塾に通っていたようだけれど、それでも差は
あったのではないかと思う。
息子はピアノのレッスンには通ったけれど当時はやっていた
そろばん塾にも学習塾にもいかないで、学校から帰ると
そろばん塾に行っている子たちと遊びその子たちが帰ると
入れ代わりに学習塾を終えた子たちが遊びに来ていた。
同じ敷地内に祖父母はいたけれど親がそばにいないので
気楽だったのかもしれない。
わたくしが帰宅するころにはみないなくて息子は自分の
部屋で宿題か本読みをしていた。
その後・・・・