臼杵摩崖仏の一部を切り取ったとんでもない奴がいたという
ニュースを見た。
夫と北九州のうち訪れたことのない所を選んで旅したことがある。
水郷柳川で宿泊。その後、特急「ゆふいんの森号」に
乗って由布院に泊まり、耶馬渓、青の洞門、宇佐八幡など見て
別府に入り宿泊。
翌日タクシーで1日国東半島巡りをして、その次の日臼杵石仏を
観に行った。国宝である。
秀作ぞろいで、豊かな表情の仏様たちであった。
それをこともあろうに切り取ったというのだから許せない。
以前ターリバーンによってバーミヤン渓谷の古代遺跡群が破壊
されたとき、宗教の違いとは言え再び元に戻すことができない
ものをどうして・・・と思ったけれど今回も同じ気持ちである。
年月を経て自然に朽ちていくのならまだ仕方がない。
切り取ってどうするつもりなのだろう。
自分の庭にでも据えるのか?心得違いも甚だしい。