政府は次の衆院選の公約として「こども庁」創設を掲げるそうだ。
「デジタル庁」設置は菅氏が総裁選の所信表明で唱えたものである。
マイナンバー普及などを目的とし、さっそく河野氏がハンコ主義を廃止すると言いだしてハンコ業者から文句が出たりした。
何事も印鑑が必要な組織はある程度なくすべきだと思うけれど、マイナンバー制度はつい先日菅氏がこれはコスパが悪いと反省したばかりである。
「こども庁」は幼稚園、保育園などの管轄庁が異なっているのでそれを1本化しようということらしい。
ただ文科省が小学生以上の子供は文科省の管轄なので0歳から6歳までの未就学児を対象にした省庁になるようだ。
子供の問題は虐待、いじめなどのこともあり、どこかにまとめたほうがよいとも思うけれど、たくさん省庁を作ってまたそれを併合、合併したら今の総務省のように大きくなりすぎて弊害が出てくる恐れもある。
選挙目当ての公約はじっくり考慮の上決めてもらいたい。