はす向かいの女性が救急車で運ばれて
1か月ほどになる。
自宅の玄関ドアの前で倒れていたのだ
そうだが気づかなくて後で知った。
息子さんの話しでは圧迫骨折で痴呆症状
も出ているのでリハビリ病院に転院した
とのこと。
母親は50歳代半ばすぎという息子に
何もさせなかった。
あるとき親子で「電気がつかない」と
駆け込んできたことがあった。
「ブレーカーが落ちていない?」と
言ったもののお隣さんがブレーカーじゃ
ないと中電に電話してあげたら使用料金
が未納で止めたという。
中電も突然止めることはないだろうから
それまでに連絡があったと思うし、
今時銀行から落ちるようになっていない
お宅があるのもびっくりであった。
痴呆の症状が出ている母親にすべて任せ
本人は1週間ごとに昼間と夜勤と交代
勤務のようだけれど昼間暇なときは
時間をかけて洗車するとベレー帽を
かぶり、スカートをはいてどこかへ
出かけていく。
市中では評判で変わり者と言われている
とのことだが結構似合っていて様に
なっているから趣味の問題で他人が
どうこう言うことではない。
結婚して隣県に住んでいる姉が時折来て
転院などの手続きもしたそうだ。
父親は亡くなっているし、母親が
倒れたら、もう少し何とかならないかと
よそ事ながら思う。
「コロナでどうせ会えないから」と本人
は言っている。
子育ては難しい。
1人しか生まなかったので大きな口は
叩けないけれど。
先日我が家にやってきた知人は2人の
子供が不登校で次世代通信制の学校に
通っていると言っていたし、いつも行く
美容院にパートで来ている女性は
長男が高校を中退してぶらぶらして
いたが最近自転車で働きに行くように
なってくれたと喜んでいた。
田舎で人目もあり辛かったようだ。
和歌山で総理を襲った男性も中学校で
不登校になっていたとTVで報じている。
学校はそんなに楽しい所でもない。
先日見たNHKクロ現の「トー横キッズ」
も家にいられない子供の姿を映していた。
子供にとっても生きづらい時代なのだろう。