7月20日 「退職後、自分の山へブナの木を100本植えました」 と お客様から話を聞いて感動しました。
「昔はマツタケがとれるほどの山だったのが、松枯れで駄目になった・・」 からだそうです。 伊那からお見えになった方でした。
飯山の鍋倉山のブナ林に魅せられたのが発端だそうです。「南信では少なくなったブナ林を自分の山に蘇らせよう~!」と。
何と素敵な思いでしょう!そして、「木を植えた男」という物語を思い出しました。
(ジャン・ジオノ原作 フレデリック・バック絵 寺岡 襄訳) あすなろ書房
・・・彼は大地がゆっくり変化していくのを見るだけで、十分幸福でした。・・・この本のあとがきにこんな文がありました。
25年もののブナの木がわが家にも2本あります。木島平のかやの平を見学した時もらった実生苗です。
すでに直径10cm近く成長しています。~これからの20年余りをブナの木の生長に寄り添っていく・・その素敵さを想像しました。
旦那様は山を、奥様はお庭を。 何とスケールの大きな 信州人ですねえ!
午後、姫木平の庭友(シカの食害に悩める友です)~ご来園。 歓談のひと時を楽しみ、もちろんお客様自慢もひとしきり。
私たちもめげずに花を植え続けましょう。
夕方涼しくなってから庭仕事へ。 タツタナデシコの株元でカナヘビの卵を7個見つけました。「がんばれ卵」
<ほんのりピンク色 その後>