NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

悲しい結末

2012年12月23日 22時47分09秒 | Weblog
12/4日のブログ
「猫が引き合わせた幸運」
とってもラッキーな出会いでした
飼い主さんはすぐ入院
ところが入院二週間後に
亡くなってしまったのです

飼い主さんが亡くなるか
猫が亡くなるかの
大変なシッター依頼でした
飼い主さんが入院するまで本当に猫の為に
頑張って一人暮らしをされていた事
涙を流してシッターさんと会われた事
ほっとされたのでしょうか
残念なお知らせをご家族から頂きました
そして出来る限り今の場所でシッターさんに
お願いしたいとのお話までしていました

ところが
シッターさんからまた残念なお知らせ
飼い主さんが亡くなってから
一週間経った頃
飼い猫さんも亡くなったのです
3日に一度の割合でシッターをしていました
いつも逃げてコタツに隠れていたそうです
コタツの中に座ると暖まる猫ペットを
入れて頂いていました
しかし
その中に入った形跡がなかったそうです
シッターに行った前の日まで
ご飯はちゃんと食べていたそうです
3日目に行った時
ご飯は食べていませんでした
シッターさん
「きっとあの日に亡くなったのかもしれません」

腎臓が多少悪いにしろ
まったく亡くなるほどではありません
シッターさんとこの出来事を
何て言ったら良いのか
答えがありません

こんな悲しい結末に
何て言って上げたら良いのか
ただ・・・・ただご冥福をお祈りするばかりです

飼い主さんが呼んだのでしょうか
飼い主さんのところに行ったのでしょうか
あまりの悲しい出来事に
人間と愛猫との深い情を感じました

リリース?の血尿

2012年12月22日 05時09分06秒 | Weblog
12/21 目黒区 アキモト様 寄付金
毎月のご寄付に感謝するばかりなのに
今回は高額のご寄付を頂きました

本当に大変有難く光熱費、餌代に
有難く使わせて頂きます
ありがとうございました


リリース?

トイレ用新聞に大量の出血
血尿は尿と一緒に出るので出血が多く見える
2階にも1階にも
誰だ~どの子だ~
3日ほど続く血尿

秩父シェルターでは
今まで尿路結石がいない
それなのに血尿発見
25歳で亡くなったチビクロさん
膀胱ガンだったので最期は血尿を見ました
あれから2年
まったく血尿とは縁が無かったのに
どの子が膀胱炎か結石か

この1週間、深夜と言い早朝と言い
息子と代わりながら血尿の犯人を見付ける為に
いつ寝ているのか解らないような不自然な生活

結局、犯人を決定する事が出来ず
リリースではないかと判断
15歳であることと
1階、2階とオシッコをする
病院に連れて行くまでに
抗生物質ビクタスを3日間投与

いざ病院へ
まったく血尿が出ていないとの事
え~そんな~
せっかくだから血液検査
やはり腎臓が多少悪くなっている
腎ケア混ぜを食べさせてはいるものの
年齢には勝てない
久々に嫌な活性炭のネフガードの出番

病院帰宅後から1週間
まったく誰も血尿が出ていない
いったい誰の血尿だったのか
不思議な1週間だった
血尿発見は終わりにして
また明日から頑張ろう
可愛いたくさんのこの子達の為に!!

睾丸が降りていないオス子猫

2012年12月21日 17時31分45秒 | Weblog
12/15 足立区 チョウ様 寄付金
いつもありがとうございます

12/16 武蔵村山市 コウノ様 寄付金
12/16 武蔵村山市 テルイ様 寄付金他
いつもフリマ用品の提供
またフリマ参加時の差し入れまで
気を使って頂きありがとうございます

12/18 横浜市 カナマル様 提供品
いつも大量の提供品をありがとうございます

12/18 横浜市 トクナガ様 寄付金
ありがとうございました

12/19 坂戸市 タカハシ様 大量の缶詰提供
ありがとうございました

12/20 武蔵野市 オカダ様 寄付金他
私の為に衣料品まで送って頂き
何年ぶりかのクリスマスプレゼントを
頂いた気分に感動しました
ありがとうございます

12/20 立川市 シダノ様 寄付金
青梅で保護した
ひなちゃんは今年も頑張っています
ありがとうございます

12/21 秩父市 タケウチ様 寄付金他
ありがとうございました


秩父シェルター5年目に突入

日々が戦争
一日があっという間に終わり
薪ストーブで始まって
薪ストーブで終わる
外猫にはホッカロン入れ
飲み水も毛布で囲んでホッカロン
お陰で凍っていない

冬場ほど面倒な事も増え
光熱費10万円を捻出する為に
どこまで人間の生活を節約するか
日々の葛藤
お米を頂き、お餅を頂き
野菜を頂いて本当に感謝です
ありがとうございます


小鹿野町の子猫の不妊手術

4匹の子猫は4ヶ月になりました
当然オスは可愛いタマタマが出て来ます
オス2匹、メス2匹
と伝えてケージに張り紙
当然、施術時に雌雄を確認しています
ところが先生も
オスの1匹に睾丸が無い為に
メスだと思いお腹を開けました
すると子宮・卵巣がない
慌ててお腹を閉じて
奥に隠れていた睾丸を発見したそうです
何万匹の確率に当たったオス子猫
餌やりさんもメスだと信じていました

去勢手術をすると少しずつ降りてくるそうです
地域猫として4匹に餌を上げて頂ける約束
また会いに行きたいくらい可愛い子たちでした
捕獲して頂いて感謝です
いつまでも元気で居て欲しい

また増えた、捨て猫

2012年12月13日 22時00分00秒 | Weblog
12/13 武蔵村山市 イワサキ様 寄付金
先日はたくさんの提供品に
ご寄付まで頂きました
いつもありがとうございます



小鹿野町に捨てられていました
とても人慣れしていて
ベタベタスリスリ猫の茶トラ
ダニで耳まで変形していました
室内に入れたら
とても不安そうで可哀想でしたが
黒缶を1缶ペロッと完食
良かった~

明日の不妊手術後
お外自由に
おとなしく頭の良さそうな猫なので
シェルターで上手に
他の猫と共存してくれる事を
願うばかり


次から次へと増える
息子
「ここまで増えると1匹増えても変わらない」
そうなんです
ネネが1匹、ご近所に貰われて行きました
それでも全く変化なし
受け入れはしていなくても
飼い猫が捨てられている事は
とても辛い
ご飯をちゃんと食べられる保証などない
それでも捨てられる
何も悪い事などしていないのに
犠牲になる猫たち

茶トラ君は捨てられたお宅の名前から
ソウ君と命名
今年、このお宅は2匹目です
子猫のマー君もこのお宅に捨てられていました
90歳のおばあさんの一人暮らしのお宅に
捨てる人は幾つの人???

また増えた2匹、くるみ&みぃみぃ

2012年12月11日 22時05分37秒 | Weblog
12/11 秩父ミューズパーク餌やりさんより
たくさんの缶詰他の提供
ありがとうございました

12/11 豊島区 カトウ様 提供品
高い純缶2ケース、ペットシート他
を送って頂けました
いつもありがとうございます


里親さまより
健康診断で肺気腫の疑いあり
猫も原因していると
医師に指摘されて飼えなくなった

とのお電話
それは大変です
猫どころではありません
秩父シェルターを立ち上げた年
くるみちゃんを貰って頂きました
まだ2ヶ月くらいの可愛い盛りでした
男性単身者でしたが
とても愛情いっぱいで飼って頂ける事を確信
それから3年
室内カメラまで付けて
それは愛情いっぱいで可愛がって頂けました





みぃみぃちゃんと言う2匹目もいました
江戸川区のボランティアさんから来ました

みぃみぃちゃんの行く末を考えると
くるみちゃんだけを引き取る事など出来ません
3年も一緒に生活した2匹です
2匹一緒に引き取る事に

くるみちゃんはとても人慣れしていて
すぐ私に馴染みました
しかし
みぃみぃちゃんはとても難しい
やっと1週間経った日
突然、スリスリベタベタ
ほっとしたのもつかの間
次はくるみちゃんが部屋から出たくて仕方ない
しかし他の猫とはまだ上手に共存出来ていない
もう少しの辛抱

くるみちゃんの仔猫時代の写真を
改めて見直しました
とても大きく立派になって
こんな形で再び私の猫となったけど
生涯、私の猫として幸せに暮らして欲しい

里子に出すと言う事は
戻る可能性も考えていなければいけない
年間100匹前後も里子に出した時期もあり
秩父シェルターは戻り猫が何匹もいる

どの子も仔猫の時に里子に出ている
この子達を見ていると
里子に出す事の難しさを実感
今、猫を飼える生活であっても
人間の人生なんて将来が解らない
冠婚葬祭だけでなく病気が断トツ多い

猫本来の姿で山を駆け上がり
虫を追い掛けて木登りをしている
そんな自由な生活をしている猫たちを
室内飼いの募集に出せないでいる
一生懸命
今まで里子に出す事ばかりを考えていたのに
でも少しでも戻る可能性があるのなら
無理に室内飼い猫にしなくても
シェルターでの生活だって
短い命だって
楽しいのではないだろうか~
くるみちゃんとみぃみぃちゃんを見て
つくづく室内飼いが幸せなんだろうか~

猫の教わる親族愛

2012年12月08日 19時26分01秒 | Weblog
12/7 小鹿野町 クロサワ様 寄付金
12/8 小鹿野町 スギモト様 寄付金
猫が繋げてくれたご縁です
またお手伝いも申し出て頂けました
これからも地元の方々との交流を柱に
頑張って行きます
ありがとうございました

12/8 渋谷区 イシイ様 寄付金
たくさんのご寄付をありがとうございました


親を殺したり
子供を殺したり
親族を殺したり
人間は愚かです

グリちゃんが亡くなる時
兄弟が寄り添っていました
そして亡くなる寸前に
グリちゃんが大きな声を何度も出しました
その時
14匹の親族猫たちは
グリちゃんを囲み
グリちゃんを守るように
取り囲んで横たわっていました

その為にグリちゃんが息を引き取る瞬間に
そばに居る事が出来ず
部屋の外から見つめているしかありませんでした

人に懐いていないグリちゃんも
私に抱かれているよりは
親族猫達に見守られている方が幸せだと判断しました

ヘルペス風邪で鼻が詰まり
食べられない日が続いた事
もっと早く発見して上げれば・・・・・・
15匹も居る中でとても難しかった
残念でならない

さらに亡くなってから
初めて保護主さんによって
名前が付けられたのです
亡くなってから埋葬の為に付けられた名前
一度も呼んだ事が無いグリちゃん
こんな悲しい別れは二度としたくない

たとえ野良猫として産まれても
幸せな飼い猫として産まれても
生きる権利も幸せになる権利も
どの子も同じ

グリちゃんの事はこのブログを最後に
悲しみを乗り越え、ふっ切って
前に進みます!!

今年、天に召された7匹目でした

高栄養食の効果

2012年12月07日 22時23分57秒 | Weblog
12/6 豊島区 カトウ様 退院サポート提供
2ケースも送って頂きました
前回は上町猫にa/d缶をたくさん送って頂き
それは見事に20匹が元気になりました
毛艶も素晴らしくなり
寝てばかりいた猫も走り回るようになったのです
あの死んでいるような覇気のない猫たちが
生き返りました
高栄養食はすごい効果がありました

また退院サポートのお陰が
14匹の秩父太田猫に大きな成果が出ました
本当にいつもありがとうございます




まだ8ヶ月のグリちゃん
おもちゃで遊ぶと飛んできたグりちゃん
もうこの世にいない

今は14匹となった秩父太田猫
おもちゃで遊ぶ度に涙が出て止まらない

もう2度とヘルペス風邪なんかで
死なせてはならない
しかし
15匹に高価なファムビルを餌混ぜしても
誰が食べているのか解らない
やっと駆虫薬の餌混ぜが終わっても
誰がどれだけ食べているか解らない

産まれてから野良猫の15匹
まったく懐いてない猫の投薬は
餌混ぜしかない
無理して捕獲して投薬しても
毎日となると相当のストレス

どんどん眼が悪化してくる
ファムビルも多頭になると
餌混ぜ完了してもあまり効果が出ていない

たくさん提供して頂いている高栄養食
a/d缶と退院サポート
1日置きに2缶づつ他の缶詰と一緒に与える事10日

あんなに悪化していた結膜炎が
次から次へと綺麗になっていったのです
驚きました
さらに餌の中にビタミンEのサプリも入れました

グりちゃんの埋葬が終わって
グりちゃんに報告
「親族たち14匹はグりちゃんの分もきっと幸せにするからね~」

合掌・・・・・ありがとう~ぐりちゃん
今度はきっときっと長寿猫になろう
涙・・・・・・涙

コメントのご心配について

2012年12月05日 12時11分46秒 | Weblog
ブログの閲覧、コメントをありがとうございます
今回、秩父シェルターが破たんし
全匹が処分されるのではないか
との懸念のコメントに
お答したいと思いました


秩父シェルターは
2,550坪の敷地
55坪の建物で構成されています
室内に入っている猫は30匹前後
病気、まだお外自由には出来ない猫
などが入っています

その他室内またはお外に出ている猫
50匹前後
全くお外だけで生活している猫
20匹前後
以上で100前後の猫が生活しています

建物周りには5ヶ所の餌場
ソフトアンカ、さらにホッカロン
を使用しています

2,550坪以外に空家・空き物置など
猫が生息するのに十分な場所があります

たくさんの方々からの提供品
さらにたくさんのご寄付を頂き
破たんする事はありません
処分される運命の猫を引き取っているのに
破たんして処分するような事は
決してありません

100匹前後が限度とするのは
全匹を把握する限界だと感じています
昨日も2匹が入所
さらに今週、捨てられた猫1匹
現在はその場所でお外での生活をしています
不妊手術後に引き取る予定

飼い猫だった猫は出来る限り
保護をして行きます

また年間7匹前後は亡くなります
その理由に野良猫として
5~6年の命の猫がたくさん入所します
飼い猫であっても腎臓・肝臓が悪化している猫も
たくさん入所します
その為に薬も用意していますが
出来る限り無理な治療をしないで
延命させる事のないようにしています


破たん・処分などありません
野良猫を増やさないようにするボランティア団体です
このブログを閲覧して頂いていますたくさんの方々も
増やさないようにされている事と思います
私も微力ながらそのひとりです
自分で出来る事を
また猫で困っている方を
少しでも救えるものなら
人生を掛けて救って行くつもりです
今後ともよろしくお願い致します!!

埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄
NPO法人猫の味方ネットワーク
0494-79-0633
代表理事 戸口知子

猫が引き合わせた幸運

2012年12月04日 13時45分10秒 | Weblog
小鹿野町より依頼

「猫が居る為に高齢の人が入院できないのです
何とかならないでしょうか」

仕方ありません
17歳で腎臓が悪く、白内障も出ているメス猫
シェルターで引き取ると天寿を全うしてしまうでしょう
飼い主さんも人工透析している
それでは飼い主さんが先か猫が先かになってしまう
飼い主さんに説得
キャットシッターと言う方法があります
貴重品は安心な場所に預けて
カギを預かります
高齢の猫にとって自宅が一番

理解をして頂きました
3日に一回でも私が行くしかない
と思っていました

ところがびっくり!!
先日、引き取った2匹の猫の発見者に
私は忙しくてこれから高齢のお宅に行かなければいけない話をしました
その場所とお名前まで伝えると
なんと・・・・・・
もしかして、知っている人かも
との事
びっくりです
すぐ一緒に訪問

高齢の依頼者は信頼できる人との出会いに
泣いて・・・・・泣いて・・・・・びっくり
これで安心して入院できる
引き合わせてくれた私にお礼を言うより
2匹の猫が2人を合わせたのです

書類を作成
キャットシッターとしての内容を説明
1ヶ月5,000円をシッターさんへ
掛る経費の前払いもシッターさんへ

「こんなに信用できる人に任せられるなんて・・・・」
と嬉しさに感動
ペット不可の町営住宅の為に
親しい人もなく
猫を可愛いと思ってくれる人もなく
早く入院しなければ死んでしまうと病院に言われていても
猫が心配で途方に暮れていたそうです

猫をこんなにも愛してくれる人の為なら
頑張れる
またひとつ、猫が幸運を!!

この寒空に・・・・・哀れ

2012年12月03日 08時00分32秒 | Weblog
長い電話
秩父市内の公園に2匹が捨てられている
との内容
車が来ると寄って来て餌請いをしている
1匹はガリガリに痩せて
とても哀れで~

シェルターで引き取るにしても
お金が掛る事も困る
だからと言って餌を上げ続ける事も出来ない

電話の内容にらちが明かない
決心!
すぐさいたまの動物愛護推進員さんに連絡
たまたま時間があったとの事
すぐ現場に私も急行
電話の相手も来ました





居ました!!
大きな木の下の草の上で
2匹が固まって寝ていました
近くに人間の食べ残しのうどんが・・・・・

あ~ぁ、何と辛い事をしてくれているのか
お腹が空いているのなら
何でも食べられる物を上げれば良い
それではもっと衰弱してしまう

すぐシェルターに保護
幸いなのか亡くなったパンダの部屋が
空いています
きっとパンダも喜んでいる
そう信じて2匹を暖かい室内に

白黒猫オスとサビ猫メス
このサビ猫が出産後のようで
痩せている事が解りました
すぐ高栄養食を食べさせると
落ち着きました

増える一方で仕方ないけど
見捨てる事など出来ない
猫に罪などなく
どの子もどの子も同じ
まして飼い猫だった猫が
捨てられるほど悲しい事はない

私にもっと頑張れと言われている!!