NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

両神薄の野良猫、死に方

2011年12月31日 08時55分30秒 | Weblog
12/29 練馬区 クライシ様 フリマ用品提供
12/30 武蔵村山市 イワサキ様 寄付金
いつもありがとうございます
12/30 江戸川区 ミヤザキ様 提供品

ミューズパークの餌やりさんより
たくさんのフード、食料の提供をありがとうございます
これからも一緒に頑張って行きましょう


両神薄の野良猫

リョウちゃんが母猫
父猫がトーちゃん
子供たちがチーちゃん、カミちゃん、ススキちゃん

トーちゃん以外は肝臓疾患でした
ゴミ箱を漁り
生餌を食べ
僅かなキャットフードを土間に撒かれて
むさぼるように食べていた

たまらなく哀れでした
両神薄の村にシェルターが出来ました
全匹捕獲
捕獲は簡単でした
猫缶詰など食べた事ないのです
次々と捕獲、不妊手術
最後がススキちゃんでした

リョウちゃんは何度か病院搬送治療
しかし
治療を嫌がり室内に入れても出たくて
仕方なく出しました
亡くなる前日まで食べていました
母屋の暖かい部屋で
母に看取られながら
苦しむ時間も少なくあっという間に
亡くなりました

カミちゃんも何度か病院搬送治療
母屋の2階で動けなくなって
朝方息絶えていたのを見付けました

チーちゃんは扁平上皮がんの治療
何度も何度も病院搬送治療をしました
それは一番人慣れしていて
いつでも触れて抱っこも出来たからです
しかし、そんな猫ほど
死に顔を見せなかったのです
きっとまた治療されるのが嫌だったのでしょう
野良猫の治療はほどほどにしなければ・・・
とチーちゃんに教えられました

ススキちゃんの父猫だった黒猫
不妊手術後、何度かの姿を見ただけで
居なくなってしまいました
野良猫の命、5歳前後だと解りました
それに比べ室内猫は10年、20年と生きられます
何と不公平な命なのでしょう

両神薄の野良猫ただ1匹トーちゃんのみ
エイズ発症して口内炎をリンデロンA液
時折プレドニン、頑張っています
少しずつ痩せて来ました
1日中、寝ています
トーちゃんの最期はしっかりと看取る!!
最後の両神薄の野良猫だから・・・・・

ミューズ猫のさつきちゃん、ギンタ君入所

2011年12月30日 00時42分11秒 | Weblog


12/28 足立区 シミズ様 シェルター用品他提供
12/29 練馬区 クライシ様 供養花
12/29 入間市 ヤマモト様 供養花
ススキちゃんを埋葬する時間がなく
まだ大好きだった庭に居ます
そこに届いたお花を飾りました
今まで供養花を遺体に入れない事などありませんでした
しかし
ミューズ猫の受け入れの為
出来る限り出費を抑えなければいけないのです
そこに2ヶ所から供養花が送られて・・・・・
お花の1本も飾れないススキちゃんの遺体に
お花を飾る事が出来ました
ススキちゃんの遺体、そして
今の私には出来ない事を
出来る方がして頂いた事に遺体の前で泣き伏しました
ススキちゃんの埋葬が終わったら
埋葬している11匹の猫たちにも少しずつお裾わけが出来ます
ありがとうございました!!


またさらに秩父ミューズパーク
2匹の猫が入りました
散歩道に出て来る猫です
さつきちゃんはもう7年もミューズで生活
元気な猫です
とっても人慣れしているとか

ギンタ君は今年産まれた猫
まだ6ヶ月くらい
11月に不妊手術を済ませた猫です
いったんは戻したものの
やはり散歩道に出て来る猫です

秩父ミューズパークには野良猫が
いない!!
いや、いなくなった!!
と・・・・・・
もしや捕獲処分したのでは・・・・・・
そう思って欲しい
今後、捨てられた猫は処分対象となります
今いる猫を守る為
捕獲・保護をしています
今いる猫だけです救えるのは!!

ホームページのトップページ、そしてお願い

2011年12月29日 07時58分00秒 | Weblog
HPのトップページに
保護猫の写真がアップしてあります
http://www1.ocn.ne.jp/~nekomi/

今まで保護場所を明記してなかったのですが
保護場所を追加しました
どこから来た猫かが解ります
過去の活動場所の大変さが一目瞭然
地域の人の理解を得る為に
その地域の多くの猫を受け入れて来ました

今まさにミューズパーク猫が増え続けています
大変な地域の猫が増えていきます
野良猫を減らす活動は
いかに多くの猫を受け入れるか
それに尽きます

次々と持ち込まれるミューズパーク猫
来年こそ捨て猫ゼロを目指し
散歩道に出て来る猫を無くします
ミューズパークに猫がいるの?
と言われるように
出来る限り・・・・出来る限り
受け入れて行きます
そしてミューズの餌やりさんには
その子達を少しでも懐くように
日替わりで両神薄に通って頂くように
お願いしています

可愛いだけで餌を上げる
それでは猫は幸せではありません
最後には処分が待っているのです
秩父ミューズパーク内で初めての冬を迎える子猫達
この子達は風邪を引き
そして口内炎を発症して
亡くなって行きます
そんな事態を少しでも回避するべく
NPO法人猫の味方ネットワークは
努力・努力、頑張っています

飼い猫さんの餌が余っている方
飼い猫さんが食べなかった餌など
ありましたらぜひ送付して頂きたいと
心よりお願い申し上げます

たくさんの方々のご協力があってこそ
ミューズ猫の受け入れが出来ます
私も頑張ります
ミューズパークの餌やりさんにも
餌の提供をお願いしています
どんな餌でも大丈夫です
下記によろしくお願い申し上げます

〒368-0201
埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄5276-1
NPO法人猫の味方ネットワーク宛
0494-79-0633
重ねてお願い申し上げます!!

秩父ミューズパーク猫、現在7匹

2011年12月28日 08時39分53秒 | Weblog


メープルちゃんが来ました
マル君が来ました
タロウ君が来ました
タマ君が来ました
三毛ちゃんが来ました(写真)
マリ君が来ました
ホワイト君が来ました

現在、7匹保護
白血病ありは厳しい
しかし
今後も出来る限り保護して行きます

行き場のない猫たちなのです
相部屋を使える猫は相部屋に
その子の性格に合わせて部屋替え
物置も昨日、1部屋に
マーキングや荒らしがなければ
布団などの入っている物置きに

一番広い部屋の3畳
その他の猫が出入り自由で使っていました
この部屋に入っていた猫も
出てもらって1部屋確保

元気で病気のない猫は
フロアーに出して自由に

そして秩父ミューズパーク内に
姿を見せる猫を出来る限り保護して
猫が姿を見せないミューズに

ススキちゃんに花が買えない
お墓にお花も飾れない
それでもきっと解ってくれる

変えていきます!!秩父ミューズパークを

ススキの死

2011年12月27日 20時35分05秒 | Weblog
12/25 横浜市 トクナガ様 フリマ用品他提供
12/27 国分寺市 K様 寄付金
たくさんのご寄付をありがとうございます




とっても幸せな子でした、ススキちゃん
両神薄の野良猫として
シェルターが出来た時すでに
子育てをしていました
産まれた仔猫はすべて死亡
栄養状態の悪い母猫の子は生きられません
子育てが終わった頃
捕獲し手術
両神薄の最後の捕獲猫でした
両神薄には6匹の野良猫がいたのです
栄養状態も悪く
全匹、エイズでした

息子が母屋に寝るようになり
ススキもすっかり痩せて
体温が下がっていたのでしょう
息子の布団の中で
2日目に息を引き取りました

すでにとても臭いがきつく
そんな猫でも可哀想だからと
布団から出す事もせず一緒に寝ていました

ススキは息子の布団の中で暖かく
そして息子の手に触られながら
息を引き取ったのです
5匹亡くなった猫の中で一番幸せでした

一度は下痢治療したり点滴したり
でも室内から出たくて
リョウちゃん、カミちゃん、チーちゃんと
一緒に居たかったのでしょう
すでに3匹とも亡くなっているのに
鳴いて探す姿にいつも陰ながら涙しました

やっと大好きなリョウちゃん、カミちゃん、チーちゃんのそばに
行く事が出来ました
きっとお空でススキちゃんは
「なんだ~みんなこんなところに居たの~」
と喜んでくれているのでは・・・・・・・
辛い日々も終わりましたが
また次の子、また次の子です
リリースも危なくなってきました
また、出来るだけの事をして上げたい!!

猫と口内炎

2011年12月24日 22時06分10秒 | Weblog
12/23 横浜市 トクナガ様 フリマ用品提供他
いつもその他たくさんの方々からのフリマ用品の提供
ひとつひとつが不幸な猫の救済に役立っています
また古着、タオル、シーツ、毛布など
シェルターでは使い捨てる為にたくさん必要です
提供して頂いています方々へ
有難く使わせて頂いています
ありがとうございます!!


何百匹の猫の死に遭遇して
どの子も忘れる事の出来ない死
腎不全、肝臓疾患、癌、エイズ、白血病など

腎不全以外で
猫の病気疾患で一番多いのは口内炎
猫の口内炎を完治する薬が発明されれば
ノーベル賞ものだと言われるくらい
難しい問題のようです

猫から口内炎・歯肉炎を無くしたい
重篤な病気以外ではほとんどの猫が口内炎で
食べられなくなって餓死して行きます
食べられなくなって
腎不全・肝臓疾患へと進んでいきます

口内炎、歯肉炎になった場合
シェルターではリンデロンA液(点鼻液)
そしてケナログ(口腔内塗布液)
を使用しています
なるべくステロイド剤の注射、ステロイド剤の投薬を
しないで食べさせる事で
長期に渡り食べさせる事が出来ます
ステロイドの注射は一回目、画期的に効果が上がります
その為に飼い主さんは次回も注射を希望されるそうです
しかしこの注射がくせ者
三回目くらいから効きが悪くなります
そして全く効かなくなるのです
そうすると今度は投薬剤になります
ステロイドの投薬も使用すればするほど
効かなくなります
ステロイドの投薬を長期にしていると
怪我をしても治りません
大変副作用が強いのです
一過性で副作用のほとんどないリンデロンA液や
ケナログを使用する事で長期に渡り
食べさせる事が出来ます

リンデロンA液を使用しているトーちゃん
エイズによる口内炎発症から
朝晩の点鼻をするうちに
点鼻をしなくても食べるようになりました
また食べが悪くなった時点で点鼻
少しずつでも痩せては来ましたが
もう半年以上もこの状態で元気にしています
ぜひ口内炎の猫には
この二つを活用して頂けますように!!

本日も秩父ミューズパークの不妊手術

2011年12月22日 21時41分41秒 | Weblog
12/16 武蔵村山市 サカバヤシ様 フリマ用品提供
12/16 武蔵村山市 イワサキ様 薪提供
いつもありがとうございます

12/20 府中市 ナカエ様 寄付金
12/21 飯能市 I様 寄付金
12/22 目黒区 アキモト様 寄付金
3ヶ所からたくさんのご寄付を頂きました
本当に有難いことです
何と言っても光熱費が高くなって
月7万円は掛り頭が痛い折
本当に助かります
ご協力を心より感謝しています


秩父ミューズパークの三毛ちゃん
不妊手術の為に入所
可愛い三毛なので
しばらくお預かりしながら
里子教育をしていきます

今年の6月にミューズで産まれたそうです
お腹が大きい猫を発見した時は
すでに遅く
3匹が産まれてしまったそうです
ミューズの餌やりさんが
1匹、1匹を捕獲しながら
不妊手術をしています
本当に感謝です
毒入りウィンナーを食べない為に
美味しいご飯を1日1回だけど
たくさん食べさせています
健康で立派な身体です

東京まで不妊手術の搬送
そして手術前後の部屋での保護
無料でしています
たくさんの不妊手術費だけでも
餌やりさんが手分けして分担
相当の金額になりますが
「戸口さんの助けに比べれば当然です」
と言って頂ける餌やりさん
何としてもミューズの猫たちの為に
頑張らなければ・・・・・
私も力を貰っています

2階に上がるとなかなか降りられません
1匹、1匹に出来る限り
愛情を掛けます
抱っこ出来る子は抱っこ
毛繕いが好きな子は毛繕いを
具合の悪い子はシーツの取り替え
など
時間があっという間に過ぎていきます
今日は早く寝なければ~
と思っても深夜12時に
あぁ、また明日が辛い

3種混合ワクチンの必要性

2011年12月21日 08時40分25秒 | Weblog
エイズワクチンの効果は期待できない
白血病ワクチンは腫瘍ができるリスクがある
など過去のブログに掲載しました

3種混合ワクチンの2種の
鼻気管炎、カリシウィルスに関しては
すでにほとんどの猫が持っています
風邪を引いた時に症状が重くならない為に
この2種は必要かもしれませんが
症状悪化もワクチン接種も
その猫の免疫力が大きく関わって来て
ワクチン接種とあまり関係ない事が
解って来ました

特に3種の中のパルポウィルスによる感染だけは
ワクチンの効果がとても効果があるようです
3種を打っている猫と打っていない猫との
差はこのパルポに感染した時にハッキリでます
死に至るパルポですが
ワクチン接種している猫は何度かのインターフェロン注射で
症状が重くならない事が解りました

多少の風邪症状など自然治癒してしまう猫
少しの風邪症状でも悪化してしまう猫
決して飼育上の問題ではなく
やはりその子の免疫力です

25歳まで生きてくれたチビクロさんは
母猫と6ヶ月まで一緒にいました
自分から母猫と離れて飼い猫にして欲しいと
家の中に入ってきた猫でした
チビクロさんは生きる術を知っていたと思われます

今年の子猫はワクチンを打っていません
1年を過ぎた頃に実施
初回は2回打ち
1年後に1回
その後は3年に1回

この初回の2回目と1年後
その2回で一番効果があがるそうです
その後は3年に1回で十分との事でした
アメリカではそのようになっているそうですが
日本はまだ社会との絡みがあり実行されていない
毎年のワクチン接種は病院の売上が上がります
ただ毎年のワクチン接種だけではなく
健康診断のチャンスでもあります

毎年の健康診断にワクチン接種以外に
腎臓・肝臓の血液検査、尿検査、腫瘍の有無
をされた方がより安心だと感じています

新しい子、タマちゃん

2011年12月20日 09時51分57秒 | Weblog


秩父ミューズパークより
3歳♂タマちゃん
とっても人懐こく
3年前に捨てられた時から
ベタベタスリスリの可愛い仔猫だったそうです
里子に出すすべも無く
そのままミューズパークの野良猫と
なっていたのです

そんな仔猫の時期なら
きっと里子に出たと確信できるほど
可愛くて人懐こくて
とても良い子です
たくさんのミューズの人から
愛されていたそうです
しかし下痢、白血病陽性
このままでは哀れな最後になってしまう

とても良い子で飼いやすい為
お引き受けしました
下痢の原因は
ジアルジアと言う虫によるもの
これは駆虫
白血病の症状はまだありません
後2年の命だったでしょう

当シェルターに入ったからには
もっと永く
気持の良い生活が出来るでしょう

白血病陽性はすでに入所している
タロウ君に噛まれた事があるそうです

室内に入ったタマちゃん
すぐソファーの上のアンカを見付けました
そしてゆったりと寝そべり
気持ち良さそうに

雪が残っている秩父ミューズパーク
ここでの生活は過酷なものでしょう
2回の冬を良く元気で生きてくれました
餌やりさんの栄養たっぷりの餌のお陰です
感謝です

これからは私の愛情いっぱい
出来る限り掛けながら
2年の不幸な生い立ちを
払拭できるように
頑張って行こうと思います

タマちゃんを抱っこしながら
涙が止まりませんでした
まだまだミューズパークには
たくさんの不幸な猫がいます
すべてを保護することは出来ませんが
出来る限り・・・・・出来る限り
保護しながら
辛い日々を忘れ去るように
頑張って行きます

彩の国動物愛護推進員

2011年12月17日 14時45分13秒 | Weblog
秩父ミューズパーク餌やりさん
お二人が推進員の一般公募に
良かった~
もっとも行政の推薦なんて
まるでない地域
もうすでに申し込みが閉め切られていました
でも面接が終わっていなかったのです

来週の面接に行く事で
来年4月からの認証でしょう
秩父地方の地域猫活動に
大きな一歩!!


ソマリゴールドのマル君
不妊手術した事で鳴き声も
かなり少なくなりました
とても人懐こく
私が2階に上がる音だけで
鳴き声
呼んでいます
人が大好きで寂しいのでしょう
こんな猫は飼い猫に
募集を出しました

http://www.satoya-boshu.net/keisai/c2-141418.html

ぜひ今度は終生飼って欲しい