NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

びっくりのオーちゃん

2011年08月30日 08時07分12秒 | Weblog


保護主さんからのコメント
ありがとうございます
入所すると野良猫は必ずと言って良いくらい
白いパネルで周りを囲みます
他の猫たちに姿を見せるなんて出来ないだけではなく
私にも姿を見られるのを嫌います
それだけ環境の変化はとても猫にとって辛い事
飼い猫でも囲わなければいけない事が多いのです

このオーちゃん!
まったく猫見知りも人見知りもないのです
たった1日でケージの上でリラックス
私の姿をじっと見つめています
まだご飯を上げる時や室内の掃除の時は
威嚇されますが・・・・・
他の猫にもまったく動じることなく
他の猫たちの姿を眺めています
それどころか
自分の室内のネット上部に上がろうとする他の猫を威嚇しています
すごい度胸と強さを持っています
またご飯もびっくり
k/d缶を夕ご飯にあっという間に完食
それも腎臓用ゴバルジン入りなのに
去勢手術をした後にも関らず
明くる日にはすっかりケージ内に隠れているのではなく
リラックスしている様子にはびっくりです

血液検査の結果はやはり腎臓が悪い
それと貧血が少しある
フォルテコールも良いとの先生のお話
どうやって飲ませるか~
ウェットk/d缶内に潜ませてみるしかない

まずは若い~
何時になったら爪を見る事が出来るだろうか
入院中の床ずれが足にある
入院中の床が硬かったのでしょう
化膿しないでいてくれれば良いのだが心配
まずは栄養をしっかりと
保護主さんのオーちゃんへの思いが
オーちゃんに通じたのでしょう
ここまで食欲旺盛にして頂いてとても助かります
オーちゃんの免疫力はかなりあるかもしれません

若い野良猫の場合の腎臓悪化は
除草剤や農薬のついた草を食べる、
または
生まれつき腎臓機能が悪いと悪化してしまうそうです
腎臓は一度悪くなると元には戻らない
いかに悪くなった腎臓機能を保たせるかが勝負
オーちゃんがこの勝負にどこまで勝ってくれるか
頑張ってみよう~!!

新しい子、オーちゃん

2011年08月29日 06時57分45秒 | Weblog
「おじさん」と呼ばれて野良猫として餌を貰っていたそうです
呼び難いのでオーちゃんに

ボロボロ状態で東大和市にて保護されました
保護主さんは私のブログをヒット
自宅には2匹の飼い猫
1匹はエイズ陽性おまけに尿路結石で高齢猫
1匹は1歳のまだ若い猫
オーちゃんはエイズ・白血病が1回目の検査では陰性
しかし、潜伏期間最大2ヶ月あります
ケージの中で保護したものの
出たくてどうしようもない状態
入院治療をした事で腎臓悪化があっただけでした
当団体の指定病院で去勢手術・血液検査をお願いしました
腎臓・肝臓そして尿検査、歯の状態
1ヶ月後にもう一度、エイズ・白血病の検査
今後、オーちゃんの飼育に血液検査は必須です
出来る限り病院に連れて行かなくて済むように
この病院での今後の問診治療が私の役目となります
当シェルターでの今後の治療が開始します
当シェルターでは無理に療養食を食べさせるのではなく
嫌いな療養食はトッピング程度使用
出来る限り好きなフードを食べさせながら
残りの猫生を気持良く
色んな種類のフードを食べて貰い
そして穏やかに生活してもらう事が目的です

保護主さんの一生懸命に
オーちゃんを何とか救って上げたい
との願いが私に伝わりました
お引き受けする事に~

オーちゃんは野良猫としての寿命かもしれません
運良く、保護され延命治療となりました
また、腎臓の悪い猫が入所
次々と亡くなるシェルターに
またいつ亡くなるかわからない猫の入所
私の腕に掛って来ました
フクちゃん・アキちゃんを亡くした辛さは
次の子を救う事できっと癒してくれる
頑張ればきっと涙が枯れるでしょう~!!

カミちゃん死亡

2011年08月28日 08時02分57秒 | Weblog


次は誰だろうとブログに書いたばかり・・・・・の朝
2階の外に通じる部屋で
カミちゃんは今まさに息絶えた様子
両神薄の野良猫だったカミちゃん
村の人に嫌われて追い払われて
やっと生きていました

私が両神薄に来て最初にした事は
6匹いた野良猫の不妊手術でした
食べた事のない美味しい缶詰で次々と捕獲
その後は
それは・・・それは幸せだったと思います
追い払われる事もなく
ご飯はいつも食べられて
空腹もなく
暖かいアンカのある場所で寝る事も出来ました

昨夜はウロウロして動いていたのに
ご飯は食べていたかどうかは確認していない
きっと2、3日は食べていなかったのでしょう
アキちゃんと同じく
キッチン周りやゴミ箱漁りをしていました
やっぱり・・・・・
病気が病気を呼ぶ
まさにそんなカミちゃんでした

都合良く雨も上がり
すぐ山に
アキちゃんの思いが強かった為
カミちゃんには涙も出ません
埋葬しても
「良かったね~カラスに食べられなくて~」
と両神薄の野良猫としては
とても幸せな最期だったと思います

次はきっとリョウちゃんでしょう
また1匹、旅立ちました
今度は幸せな飼い猫となれますように・・・・・
祈りました!!合掌

次に死ぬ子は誰!!

2011年08月27日 07時55分34秒 | Weblog
8/16 マツムラ様 寄付金
たくさんのご寄付をありがとうございます
大変申し訳ないのですが
マツムラ様は里親さまに複数のご家族がいらして
どちらの方か解らず領収書の送付が出来ないでいます
このブログを読まれていましたら
ぜひご連絡をお願い出来ませんでしょうか
Email:qqy22bpy9@lake.ocn.ne.jp
携帯mail:t.080-1192-0633@docomo.ne.jp
0494-79-0633
よろしくお願い致します!!

8/26 目黒区 アキモト様 寄付金
毎月、毎月ご寄付を頂き本当に有難いです
悲しみの中、見ず知らずの方からのご寄付は
本当に心が暖まります
ありがとうございます!!


60匹近くも居ると次は誰なんだろう
そんな思いになってしまいます
次々と亡くなった7・8月
やはり酷暑・極寒の時期
1匹・1匹に手を掛ける事も大変
具合が悪くなって初めて1匹に真剣に手を掛ける
やれる事をやって上げても手遅れになる
現在6匹、手遅れになるかもしれない子達

リョウ・カミ・ススキちゃん
共にかなり肝臓が悪いと思われるほど痩身・下痢
今年は無理の命かもしれない
去年は何とかビクタスを投与したものの
肝臓が悪いのであればビクタスも悪役
自然に任せるしかない~

ひなちゃん
何とか時折のビクタスとプレドニン
ご飯に混ぜています
何とか捕獲という猫にとって
とても残酷な事をしないで済みたい
その為に日々のご飯の時間は
ひなちゃんが来る時から帰るまで
ずっと遠巻きに見守り
ひなちゃんの為の美味しい缶詰は
他の猫のご馳走
食べられないように見張るのが精一杯
他の猫を排除するとひなちゃんまで
逃げてしまう~
それでも何とか完食してくれるとほっと~

トーちゃん
日々、リンデロン点鼻だけでは無理になった為
一週間に2回くらいのペースで
ビクタス・プレドニン投与
少しでも長く薬が効いてくれますように~

エウちゃん
日々、リンデロン点鼻
それでもダメな時はビクタス投与
人慣れしているものの投薬がとても困難な子
何とか手袋着用したり
エリザベスカラーを使用したりと
投薬に必死八苦
そろそろ点滴も考えなければ~

アキちゃんへの思い

2011年08月26日 13時34分39秒 | Weblog


去年8月の写真
いつもキッチンシンクの上が寝床でした
料理中は何度も降ろしては上がる
ガスが点いていてもへっちゃら
とても手の掛る猫でした

シンクの上に毛布やタオルを
アキちゃんの為にセットしていました
今はもういない
ほんとにもういないのです

あんなに悪戯ばかりで
「アキちゃん!!」と
叫んでいました

手の掛る子ほど可愛い
手の掛った子ほど思いは辛い



雨の止んだ朝
お花を上げにアキちゃんのお墓に
「アキちゃん~!!」
「もっともっと頑張って
お墓を綺麗にして上げるから
それまで我慢してね~」
涙・・・涙・・・涙

アキちゃんと言う子

2011年08月25日 11時58分31秒 | Weblog
8/24 東大和市 マツモト様 フード・ペットシート提供
うちでは買えない大判ペットシート、ありがとうございます

8/25 京都市 オオタニ様 タオルケット提供
見ず知らずの方からの提供にすぐお電話をしましたが繋がらず残念!
タオルケットはとても綺麗にして頂いてありがとうございました
この場を借りてお礼を申し上げます!!


アキちゃん
7年前、東大和市芋窪で保護
母猫にも毛嫌いされ、さらに発情した為に
父猫に追い掛けられて逃げ回っていた子猫
ペット可アパートの人が餌を上げていました
その餌は出しガラ煮干しに醤油を垂らしたもの
アパートの人はこの子はひどい鼻炎なのだけど
部屋に入りたがって困っているんです~

母猫と一緒に引き取る事に
秋だったのでアキと命名、母猫はキャサリン
何と野良猫の子なのにとても人にベタベタ
子供にも抱っこされて喜んでいるほど
不思議な子でした
お陰で小さな孫達は大喜びの子猫
しかし
ご近所の玄関に毎日ウンチをしては走ってくる
ゴミ箱は漁りメチャクチャに
それが楽しくて仕方ない天真爛漫
とても手の掛る悪戯好きで困った子でした

秩父シェルターに来たものの台所漁りの日々
それは台所に食べ物をうっかり置いて置くと大変
お陰ですっかり肝臓を悪くしたアキちゃん
これがアキちゃんの猫生でした

暑い朝、孫達と4人で山に
カチカチになったアキちゃんを連れて
初めて埋葬を手伝った孫達

孫達が東京に帰った後、涙が止まらなくなりました
孫達が居たから涙がほとんど出なかったのでしょう
シャワーを浴びながら号泣
やはり猫の死は辛いものです
あっけなく死んでいったアキちゃん
動けなくなって半日
私の腕の中で息を引き取った時のアキちゃん
ガスター・プリンペラン入りの点滴を当日150cc
いつも嫌がるのにおとなしく入れさせていました
しかし、強制給餌はとても嫌がったので中止
眼は黄疸、口は真っ白
もう尋常ではないと察知
抱くと鳴くのを止めるのでずっと抱いていました
きっと死に向かっている事が恐かったのでしょう
何度かの吐くそぶりと息付き
ほんの30分くらいだったでしょうか
眼も閉じてあげる事も出来ました
眠っているような姿のまま
そのうち息をするのではないかと思うくらい
綺麗な穏やかな顔でした

またひとつの命が散って行きました
何度経験しても悲しみは同じ
どんな経緯の猫であっても悲しみは同じ
まだまだたくさんの猫たちの命と向き合う事でしょう
命と言うふたつとない大切なもの

肝臓と言う臓器と錠剤ウルソとの出会い
アキちゃんが初めて教えてくれました
悪くなった肝臓は腎臓と同じく少しずつ
悪くなる事を
決して元気な姿になってもウルソは止めてはいけない事
アキちゃんが教えてくれました
孫達を楽しませてくれてありがとう~!!アキちゃん

アキちゃん死す!!

2011年08月23日 21時12分44秒 | Weblog


本日、午後8時
私の腕の中で息を引き取りました
昨夜は強制給餌も食べ、爪とぎまでしたのに・・・・・
あの元気な姿は最期でした

3ヶ月前、重篤になり獣医に見離されたアキちゃん
その後の介護のお陰で一時は元に復活
しかし
病魔はそのままにはしてくれていませんでした
少しずつ進行していたのです
7月にフクちゃん・チャーちゃんの死
そして8月ついにアキちゃん
フクちゃんが連れて行ったのでしょうか

今回は急激に悪化してしまいました
昨日、たくさんの肝臓病の薬を購入
手つかずのまま残りました

東京より孫達が2泊3日で来ていました
アキちゃんの子猫の時期にとっても良く遊んだ孫達です
アキちゃんの哀れな姿が信じられないような顔の孫達

幸いにして私は孫達のお陰で悲しみが半分でした
孫達の笑顔は素晴らしい
アキちゃんが亡くなる時
孫達も傍でじっと見守っていました
動物の死を目の当たりにした小学生2人
きっとこの経験はこれからもずっと生かされる事と思います

明日はまた見学者
シェルターの猫達を見守り
そしてまた、不幸な猫を救って行く
この仕事は私の宿命!!

閲覧数1000人近くに~

2011年08月21日 08時05分06秒 | Weblog
一番閲覧数が多いのはgooのブログ
少しでも猫を飼っている人に
シェルター内の治療を参考に
人間と同じように猫もそれぞれ性格も症状も違います
どの子にも当てはまる事ではないのですが
こんな方法もある事
参考にして頂ければ嬉しい!!

猫と雨
昨日の小雨
小雨の中に身体を雨に濡らしている猫
何匹もいました
それも絶えず具合の悪い猫ほどそんな行動を
風邪引いてしまうと思う私は
外から戻って来ると軽くペーパーで雨を拭き取ります
なぜ濡らすのでしょうか
雨に濡らすと気持良いと感じている
腎臓が悪い為の自然治癒力なのでしょうか

そんな中発見、以前重篤だったアキちゃん
もう少しで見過ごしてしまうところでした
また黄疸、口の中が真っ白
しばらく良い調子が続いていたのに
急きょ、点滴・ビクタス・ウルソ
さらに造血サプリ・高栄養サプリ
アキちゃんの治療に専念ばかりして
フクちゃんを見逃してしまった事
後悔がまだ日々私を苦しめているのに・・・
後悔しても始まらない
どこまで復活できるだろうか
それともこのままダメなのだろうか
フクちゃんの為にも頑張らなければ~!!

猛暑一段落にほっと・・・ひなちゃん

2011年08月20日 08時30分01秒 | Weblog
ビクタス投与もままならず
うまくご飯に混ぜて食べてくれると良い顔に
しかし
最近は薬を残している
弱った~
フクちゃんと一緒に面識もないのに
捕獲されたひなちゃん
やはりボロボロ状態での捕獲後の不妊手術でした
あれから何度も抜歯
それでもよだれ、口内炎
先生
「ひなちゃんはほとんど歯がない状態です」
「ビクタスで口内炎を抑えるしかないでしょう」
との事
そのビクタスが思うように食べてくれない
そろそろ捕獲を考えないといけないと思うと辛い

ビクタスの錠剤が大きいので無理なら
仕方ない
プレドニンはとても小さい
ステロイド剤でこの場を乗り切るしかない
あれこれ思案~
フクちゃんの分も長生きさせたい
穏やかに生活できる時間を延ばして上げたい
慢性の痛みを無くして上げたい
毎日、願わずにはいられないのに
思うようにならない
また今夜も勝負!!


ブログに登場する猫はほとんど同じ猫ばかり
それだけ具合の悪い猫と元気な猫
明暗をはっきりと分けている
どの子も元気ですよ~と伝えたい
奈良橋子猫2匹に命名
やっと突然でも触れるようになりました
両親がナーちゃんとラーちゃん
子供はハーちゃんとシーちゃんと命名
元気一杯で走り回っています
いつまでも元気で居て欲しい!!

保護依頼多く悲鳴!

2011年08月19日 07時56分02秒 | Weblog
チャーちゃんの飼い主さんとお墓参り
チャーちゃんは最期まで幸せでした
しかし
ふくちゃんはとっても不幸な生い立ちに
不幸な最期
未だに辛くて哀れでたまらなくなります

こんな不幸な猫を増やさないように
こんな不幸な死に方をする猫を増やさないように
そんな事を考える毎日

HP・ブログよりたくさんの保護依頼
どこのどの子だったかと
混乱してしまうほどたくさんの依頼
ひとつ・ひとつなるべく解決する方法へ
依頼者さんがどこまで努力して頂けるか
居なくなれば良いと考えている依頼者さん
それにはとてもご協力が出来ないのが現実です
一生懸命この子を救って上げたい
そんな思いの依頼者さんには出来るだけの
協力を致します

武蔵大和駅猫2匹
駅長さんの了解で駅での餌やりは8月いっぱいまで
今、頑張って捕獲して頂いています
奈良橋シェルターを空けました
いつでも捕獲出来るようにしました
依頼者さんも9月初には引越が完了します
その時まで部屋をお貸しします
無料です
成功しますように~日々祈っています!!