NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

署名活動その2

2012年10月30日 15時16分34秒 | Weblog
署名活動に関して
行政のご協力が得られていない事を
掲載しました
拡散して頂いた方があり
とても多くの方の閲覧がありました
ありがとうございます
しかし
署名は秩父市在住と小鹿野町在住
の方々だけなので
たくさんの方々の
ご協力のお気持ちだけで
十分有難いと感謝しています


ご協力が得られていない件について
詳しい事実関係が知りたいとお願いされました

一番大きな事実関係

市民の方々が野良猫に
高額な不妊手術代が
負担できないけど
不妊手術をしたいとの相談

私達団体は行政にお願いしてありました
不妊手術代で困っている市民に
ぜひ私どもの団体を紹介して欲しい
オス・メスとも5,000円で施術出来ます
また
どうぶつ基金が活用できる時期は
無料で出来ます
何度かパンフレットなど
持参してお願いしていました

しかし
行政に問い合わせた数人の市民の方々に
愛護団体など知らないとのお返事
紹介されていませんでした
その後やっとの思いで
口コミで当団体を知る事となり
無事、施術出来ました

捨て猫が多く
市民はとっても困っています
捨てる人、そして見付けてしまう人
見付けてしまったら
ほとんどが妊娠猫

不妊手術の大切さ
格安で不妊手術が出来る事を
拡散して頂ければ
捨て猫は減ります

なぜこんな簡単な事が出来ないのでしょう
きっと出来ない理由があるのでしょうが
不幸な猫が日々増えて行くだけです
そしてさらに
困った市民が増えるだけです

せめてこのブログからもお願いします
格安で不妊手術が出来ます
飼い猫も野良猫も
せび当団体に持ち込んで下さい!!

私達で出来る事
1匹ずつ1匹ずつ不妊手術をし
産まれないようにする事
よろしくお願い致します!!

本日の捨て猫

2012年10月29日 08時41分55秒 | Weblog


不妊手術完了
半長毛でとても可愛い三毛猫
猫を飼っているお宅の前に
段ボールに入れられて
捨てられていました
とても人懐こく、可愛い

おまけに妊娠
3匹の仔猫がすぐに産まれたそうです
1匹は知り合いに譲渡
2匹が残っています

2ヶ月になり離乳完了
すぐ不妊手術依頼

ご近所の人
「段ボールを抱えた若い女性が歩いていた」
との情報

段ボールを見ると怯えると言う母猫
どれほど辛い経験をした事でしょう

安易に可愛い仔猫を拾った
その後、大きくなり
不妊手術をする時期
手に余るのです

捨てられた場所の人達は
とても大変なのです
人の迷惑なんかどうでも良い
この猫さえいなければ・・・・・・
動物愛護法で猫の遺棄は
50万円の罰金

しかし、現場を見付けない限り
無理な愛護法です

本日も捨て猫を保護予定
3匹の仔猫もいます
妊娠した為に捨てられました
捨てられてすぐ産まれたそうです

餌付けして頂いています
母猫と仔猫3匹
地域猫としてのお話をしていたのに
やはり邪魔!!

「連れてって〜戻すなら処分して欲しい」
そんな会話、嫌になる
本当に嫌になる
餌を上げていても情などない
邪魔なのです
どう説明しても処分一点張り

また増えます
シェルターは不幸な猫たちで満杯!!


死後硬直

2012年10月28日 09時15分36秒 | Weblog




忙しい最中にキャサリンが
亡くなり埋葬したものの
不妊手術代やら医療費が掛り
お花も添える事が出来ないまま
次に
小平ミーコが亡くなりました

たくさんのご寄付を頂いた事で
今度こそ、お花を
キャサリンに遅くなってゴメンね〜
涙しながらたくさんの花を添えました

亡くなっても
もっと何かしてやりたい
そう息子と考え
山にたくさんある竹を使って
囲いを作る事に
いつも鹿に荒らされたり
枝木が落ちてきたり
100円ショップの囲いも倒れてしまう
もっとしっかりした囲いを
息子が作ってくれる事になりました
そうすれば
お花が買えない時でも
手作りの囲いにきっと安心してくれるでしょう
試作品が完成
プラスチックよりずっとずっと
自然だと実感


死後硬直

猫は息を引き取っても肉体が
動いています
あっ、まだ生きていると
勘違いしてしまいますが
鼓動は動いていない

シェルターでは真夏でも一日室内に
息子と代わる代わるにお線香
その時、考えないように
涙が出ると猫は悲しむと考えています
息子も陰でそっと涙を拭き
「命あるものは必ず死ぬんだ」
と言いきってふっ切っています

すぐ埋葬しないのは
死後硬直している時は
埋めずらい為です
一日経つと死後硬直が溶けて来ます
少しずつ溶けて来た時が
埋め時です
死に顔は眠ったような
綺麗な顔になります
山に埋める時が最後の号泣です
汗と涙と共に埋葬

山を下りる時、ふっ切ります
そして
次の猫は・・・・・・・・

シェルターの投薬

2012年10月27日 08時22分21秒 | Weblog
10/25 立川市 サトウ様 キャットフード提供
10/25 小鹿野町 ソウマ様 猫砂他提供
10/26 秩父市 キムラ様 寄付金
10/26 立川市 ミハル様 提供品
またたくさんの方々からの
色んな品物の提供から野菜まで
みなさまのお気持を大切に頑張ります


秩父ミューズパークより引き取りのタロウ
白血病陽性さらに
溶血性貧血の為にプレドニン2錠の投与
2ヶ月続けたら案の定
肝臓が悪化
現在はプレドニン1錠にウルソ1錠投与

ヘルペス風邪の子猫たち
4匹にファムビルと点眼
ファムビルはとても高価な薬にびっくり
1錠600円もする
ヘルペスに効果が高いとの薬だけれど
とても苦い
色んな液体を混ぜて投与中
オブラート包みが今のところ無難
とても面倒ですが投与しなければ眼が潰れてしまう
一番小さい子猫は1ヶ月少しで捨てられていました
その頃に母猫の免疫が失う為に
投薬していなかったら
死んでいたでしょう
過去にたくさんの子猫が死んで行く姿を見ています
そんな経験はとても重要
どんどん元気が無くなっていく姿に
死なせないよ~絶対死なせないよ~
強制給餌・栄養サプリ・投薬と
生き返って来ました
頬ずりしながら
良かったね~ありがとう~!

ナナの口内炎にジスロマック・シロップ
症状がひどくならない前に早めに投与
シロップなのでお湯で溶いて楽々投与

以前、ひどい口内炎だったラテ
えずくような時はすぐ投与
お陰でひどくなる前に完治
春の入院中よりかなり太ってしばらくは安心

口を手で掻き毟るしぐさが絶えなかったヒナ
春の発症時は長期に缶詰に混ぜ込んでいました
お陰で今回はひどくなっていません

秩父太田子猫の1匹がひどい風邪症状
その為に私の部屋に
逃げ隠れする為に投薬出来ず
滅多に姿を見せてくれない
慣れるまで1ヶ月は掛るでしょう
可愛い子です

ガンバって投薬!!

署名集め

2012年10月25日 08時29分03秒 | Weblog
あちこちから捨てられている
との情報
引き取って~
何とかして~

何とかして上げたい気持はあっても無理
この無理の中をどうこなしていくか
頭が痛い

見捨てなければいけないほど
辛い事はない
どの子もどの子も
幸せになる権利があるのに
シェルターに入れた猫だけが
幸せになれるなんて
どう考えても許せない

出来る事は何だろう
何をすれば良いのだろう
考えました!!

埼玉県地域猫ガイドラインの中に
市民と愛護団体と行政が協働して
地域猫活動を推進していく
とあります

この行政が秩父地方はまったく参加して頂いていません
何度もお願いに行きました
しかし、無駄話になっています

5,000円掛っても不妊手術を
と依頼される人々
その人達にも署名に参加して頂く
さらに秩父市・小鹿野町市民のひとり一人
署名をして頂く
どれだけ集められるか解らない
でもやれるだけやって見よう
秩父市・小鹿野町市民の方々の
ご協力をぜひともお願い致します!!

署名用紙は
秩父市は動物推進員さん宅にあります
小鹿野町はシェルターにあります
お電話下さい
何枚でもお届けします
0494-79-0633 戸口

見捨てることなど出来ない

2012年10月24日 20時13分26秒 | Weblog
10/24 目黒区 アキモト様 寄付金
びっくりするほどたくさんのご寄付を頂きました
何と有難い事かと感謝でいっぱいです
ありがとうございました


光熱費10万円、まじか突入

50坪の屋内に大型石油ストーブ3台
たくさんの猫たちにアンカ
私の部屋は風邪引きが多く子猫ばかりなので
温風ヒーター
苦しい光熱費だけど
風邪症状が出ないように

親子で食費1ヶ月2万円
この食費しか削れるところがない
時折頂くお米・パン・惣菜など
いつも有難い
猫には十分な栄養と暖かさ
息子も日々、薪ストーブの準備
出来る限りの治療もしたい
高価な薬も購入
療養食も必要

そんな中、子猫が2匹



秩父市上町の活動に入ってすぐ
仔猫が産まれたのです
もう出産が始まっていました
遅かったです
産まれたのは2匹
ところがドッグフードの栄養だった為
子猫はヘルペス風邪で
眼がつぶれていました

苦しい経済状況でしたが
そんな仔猫をほっておく訳には行きません
すぐ動物病院に搬送
引き取りました

1週間、すっかり眼が開き
可愛い子猫となりました
風邪症状が治ったら
リリースと思っていました
しかし、あんな環境の悪い場所に
この可愛い子猫を戻すのは
とても忍びない
物怖じしないで誰にでも抱っこさせる2匹
決心しました
他の子猫とともに育てよう!!

人間が悪いのに・・・・・

2012年10月23日 11時57分07秒 | Weblog


秩父市太田猫
総勢21匹が来ました
そのうち、4匹が里子に
現在、16匹
そのうち、里子教育中3匹
どうしようもない暴れん坊オス2匹は
懇願してリリース
どうして私が頭を下げて
餌やりさんにお願いしなければいけないのだろうと
考えながらも猫の為なら
頭くらい幾らでも下げると開き直る

6帖をふたつに仕切った部屋に
13匹がひしめいています
トイレ掃除も大変なもの

太田猫の餌やりさんに腹立つやら
猫に罪はないと考えるやら
複雑な気持
でもトイレ砂が月に15,000円
餌代も大変
それでも何とか月に35,000円をお願いしました
値切るわ〜払えないと答える
私達親子の食べる物もこれ以上減らすのは無理

餌やりさんは
仕事場の工場で不妊手術をしないで餌だけ上げていたのです
増えるのは当たり前
増えてしまった為に
仕事場の中にまで入ってマーキング
納品が出来なくなる事しばしば
その為に何とか引き取って欲しいと懇願

現場を確認に行きました
ところがびっくり
ちゃんと不妊手術をしている猫2匹が居たのです
何とその子達は可愛いらしく
いつの間にか増えてしまった猫は
邪魔モノなのです

最初は5匹だとのお話
ところが次から次へと捕獲器で捕まえては搬送
不妊手術済まではお金の話はするまい
とにかく、全匹の不妊手術をしなければ
と心に決めていました

秩父ミューズパークの大量の猫の引き取り
この話を聞いてうちも全匹を引き取ってもらおうと
考えたのでしょうが
それはとても無理な話

餌やりさん
「この山に放して下さい」

「猫には習性と言うものがあって
シェルターの山に放すと言う事は
おとなしいシェルター猫の居場所が無くなるのです」
餌やりさん
「あ〜、それでも戻されたら困るんです」

そんなやりとりの日々に疲れました
里子教育している3匹にも力が入りません

猫は何にも悪い事していないのに
猫がどうして悪者になるの?
猫がどうして邪魔モノになるの?


嬉しいやら・・・・・悲しいやら

2012年10月21日 20時40分57秒 | Weblog
小平ミーコの埋葬
本日の予定でした
しかし
昨日、お宅訪問させて頂いた方から
本日のお届けとなりました
遠方の柿の木坂まで
2日続けての高速



8月、雨の降る早朝
シェルターの軽トラの上に
真新しいキャリーバックが乗っていました
3ヶ月くらいの子猫が3匹入っていました
とても人慣れしていなくて
隠れてばかり
おまけに外に向かって鳴いてばかり
これではとても里子には無理

ところが1ヶ月半も過ぎた頃
どこがどう変わったのか
1匹はスリスリベタベタ猫に変身
もう1匹も抱っこすれば
何でもさせて爪切りだって平気
これは里子に出すチャンス到来

諦めていただけに嬉しさ倍増
でも寂しさも倍増

2匹を抱いてはシェルター猫でも良いね~
と言っていました
お届け後の寂しさはとても辛い
帰宅時の高速で思いっきり涙

2匹も幸せにする事が出来て
今では私のところに捨ててくれた人
感謝しています
2匹も幸せになりましたよ~

もう1匹が残っていますが
サビ子猫の為にきっとダメでしょう
諦めないで里子教育して行こう

小平ミーコの思いを一杯ためてのお届け
気持の切り替えがとても難しい
時折、自分が何をしゃべっているのか
解らないくらい支離滅裂

早くミーコを埋葬して
気持を早く整理しなければ・・・・・

小平ミーコの死

2012年10月20日 00時54分35秒 | Weblog


悲しい!!
もう死ぬと解っていても
本当に辛い

今日の私は東京へ
4匹の猫の不妊手術
さらにリリースの抜歯手術
5匹を連れての搬送でした

もう今日の命かもしれない
でも
そばに居て上げられない

ミーコは待っていました
私が帰宅後
声を掛けると
大きな声を出しました
苦しかったのでしょう

やれる事はやった
点滴・投薬・サプリなど
最後にマグロの刺身に大好きな鰹節掛け
一昨日、美味しそうに食べました
それが最後でした

異常な下痢も止まり
亡くなる時、快便が出ました
退院サポート、肝臓サポート
さらに色んなドライフードを食べました

これなら、もしかして~
そんな期待もしました
でも心の中で
もし回復したとしても
緑内障との戦いも待っている
緑内障は痛みが伴う為
今、死んだ方がミーコの為かもしれない
そんな事も考えました

でもいざ死んでしまうと
何て悲しいんでしょう
残された缶詰やドライフード
そしてぶら下がった点滴
片付けられない

やる事いっぱいあるのに
早く片付けなければいけないのに
何故かミーコの部分だけは
手が付けられない
やっぱりペットレス症候群

明日は
世田谷区まで里親希望宅の見学
埋葬することができない
明後日は必ず埋葬
そして
ミーコにとって
シェルターでの生活は
幸せだったと思うように・・・・・
楽しい日々だったと思うように・・・・・

偶然と言う、運命の子!!

2012年10月16日 09時06分10秒 | Weblog
どうぶつ基金が終わっても
次から次へと依頼される不妊手術
一時保護しながら
まとまったら東京へ搬送

そんな中でも
そろそろ懐いて来ている子猫の募集と
3匹を「いつでも里親募集中」に掲載
その中のソリッド・ブラックのオス子猫も
不妊手術の為に東京へ



朝の搬送途中、携帯電話
何と動物病院の近くのご家族からでした

「え~!!、ご希望の子猫を今搬送中です」
ご希望ご家族
「え~!!、それは嬉しい
病院に行きますので病院でお見合いが出来ますか」

「もちろんです」

そんな電話の会話の後
病院で不妊手術前のブラックちゃんとのお見合い
即、気に入って頂き
その場で飼い主さん登録
血液検査、ワクチンまでお願いして頂けました

病院
「何とラッキーな子でしょうね」

不妊手術後、そのままお届け
病院の近くの一軒家
2人の子供さんも大喜び
昨夜、すぐご連絡を頂き
チョコちゃんと命名

お届け後は隠れてしまいましたが
しばらくして
ご飯を食べ、トイレも出来たそう

ほっとしました
里子に出す事は
自分の子供を初めて幼稚園に送り出す時のように
不安と可哀想な思いで辛いものです

シェルターに軽トラ荷台に
雨の朝、キャリーバックに3匹入って
捨てられていました
哀れで涙したものでしたが
別の場所に捨てられて
殺処分になっていたらと思うと
本当に良かった~良かった~

不妊手術の日に何度も搬送する事も無く
また1匹が幸せな階段を上って行きました
新しいご家族に感謝・感謝!!