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昨夜はもしかして帰ってくるのでは
と玄関横でウトウトしながら
待っていましたが
結局、朝になってしまいました
夏にチビちゃんが死に際に
死に急ぐように
外でウロウロあちこちを
回って最後に玄関前で息絶えました
もしかして・・・・・
15歳のクリちゃんにはありませんでした
クリちゃんが甲状腺機能亢進症と診断されたのは
今年1月4日
昨年末は嘔吐が激しく下痢も激しく
激痩せしてきました
お正月明けにすぐ病院へ
診断は色んな病気の消去法で最後に
告げられたのは甲状腺機能亢進症でした
この病気は甲状腺を切除する事で完治しますが
また別の甲状腺が出て来るので
手術漬けになるだけでなく
猫にとってもとても負担だとの事で
投薬とフード対策で頑張って来ました
この病気を発症すると1年は持たない
と言う事を実感
シェルターの見学者・面会者で
クリちゃんを知らない人はいません
名前を知らなくても
必ず来客にスリスリベタベタしてくる猫でした
「この子を里子に出して~お願い!」
とまで面会者の子供さんに言われるほど
愛らしい猫でした
猫はどこまでも治療する事を望まないのです
クリちゃんもそうでした
過去の猫の治療で投薬・診察・手術など
1年近くした猫で外自由の場合は
最後はいなくなってしまうのです
きっと具合の悪いところを見せると
『母さんはきっときっとまた点滴なんかの治療をする』
だからもう嫌・・・・もう嫌だ
そんな声が聞こえて来ました
息子
「もし探して見付けたらどうするの?」
私
「そのままそっとして何もしない」
息子
「良かった~また治療するのかと思った」
息子は猫と共に1日中生活をしている為
猫の事は私より解っていると言います
嫌だと言っているのをどうしてするんだ~
とても難しい事ですが
治療もほどほどにしなければ
猫は決して望んでいない
クリちゃんもこれ以上何もして欲しくなかった
嫌な投薬もして欲しくなかった
そう言い聞かせながら
心の整理をしています