ついに母を秩父へ

10年も父を暴力のある認知症と戦いました
５年前に天寿を全うしたと思ったら
次は母
捕獲器まで掛ける元気な母でした
しかし89歳
少しずつ認知症の症状が
猫たちばかりを救っていても
家族は大切！！

先日、遠い遠いを連発しながら秩父へ
すぐ帰る予定がしばらく居るとの事
さすが猫とのまったりが気に入ったよう
次から次へと膝が遊んでいる母の上へ
母のベッドの上には５匹も乗って悲鳴
奈良橋の猫たちと離れるのが寂しい
そんな事を言っていたはずなのに
「こんなに猫たちに囲まれてちっとも寂しくないね～」
良かった～
猫たちの見守りついでで悪いけど
母も見守りさせて頂くことに

遠い30年前に夢にまで見た秩父シェルター
ところが私の最も嫌いな虫
ムカデ・ゲジゲジ・カメムシ、得体の知れない虫たち
日々捕まえてくるモグラ・ネズミ・ウグイスなどの残骸
息子
「好きでこんな場所に来たのだから自分も猫になれば良いよ～」
え～なるほど
私は猫の母だと思っていたのに人間でした
我慢、嫌いな虫たちとも共存しなければ・・・・・

仔猫ラッシュ

5/25　目黒区　アキモト様　寄付金
いつもありがとうございます
医療品やミルクがたくさん必要な為
本当に感謝しています

昨日、横浜市より送付頂いた点滴
新品でなくても使わせて下さい
とお願いしました
使い掛けの点滴を今日、ペコちゃんに
その点滴を見て思わず涙を飲み込みました
それは
点滴に150ccずつ日付が書かれていたのです
そしてこの最後の日が・・・・・・
点滴を受け付けなくなって３日後に
天寿をまっとうしたライムちゃん
点滴をありがとう～
ペコちゃんに使わせてもらうね～！！



持ち込み時、220gだった仔猫
昨日は２匹に10gの差はあるものの420gに
30ccのミルクを完食
信じられないほどの快便
可愛さも一塩です

秩父もあちこちから仔猫が～
みなさん、ブログを見付けてのご相談
１匹、１匹を大切に育てている私の力も限界
何とか出来るアドバイスを伝授
母猫がいない
それではまた産んでしまう
母猫と仔猫のセットでお願いして欲しい
そうしなければ
減らす事にはならない

「私でも育てられるのでしょうか～」
「はい出来ます、育て方を教えます。難しい事ではないのです」
「可愛い仔猫から力を貰って下さい」
「解りました、やってみます」
「また、困った時はお願いします」

こんな会話の電話が日々続くのです
やっぱり今年も出産ラッシュ
私の力が限界でも
救って頂ける事の感激
キッチン・トイレ・お風呂場、何処でも良い
他の猫が入れないような場所があるはず
段ボール１箱分のスペースがあれば十分
過去に職場にも連れて授乳された方も

殺してしまう事は簡単
育てる事も愛情があれば簡単
育つものです、元気な子であれば
どちらを選択しますか～
後悔しない選択をお願い致します！！

なんとびっくりウンチの山

5/27　横浜市　ナカムラ様　医療品提供
大切に飼われていたライムちゃんが亡くなり
残りの点滴数点をペコちゃんに使って欲しいと提供して頂きました
このような提供はとても感激します
ありがとうございます、ペコちゃんに使わせて頂きます

5/26　日野市　ネモト様　お預かり料
チビちゃんは２階ロフトスペース
ムサちゃんはゴンスケと仲良しで１階フロアーに
ゴマちゃんは息子の部屋で息子とまったりと
３匹とも元気一杯です

5/26　練馬区　クライシ様　お預かり料
エウちゃんの飼い主さんです
昨日は点滴をしましたが今日は掃除機の毛繕いの催促
元気になって嬉しい～

ウンチの山



２階１番奥のスペースに３畳ほどの部屋に入っていたミヤ・サキちゃん
シェルターに来て１年が過ぎた頃
部屋から外に出られるように渡り廊下までセット
でも外をまったく知らないミヤ・サキちゃんにとって
外はとても恐いところのようでした
去年末より室内を解放
ところがフロアーでみんなと接触するより
２階ロフト部分が広い為
そのロフトに上がってしまったのです
トイレは当然、下にたくさんあるので
そこでしているとばかり

最近、やけに臭い
こんなにマメに掃除をしているのにおかしい
どうもロフト部分からの臭い
天井が吹き抜けの為
奥の奥は人が這ってやっと入れる場所
なんとそこに山と積まれたウンチでした
ミヤ・サキちゃんは下に降りてまで
トイレが出来なかったのです
ウンチの山から垂れ流されたオシッコ
これは酷い～！！

ねじり鉢巻き、エイ！！と気合い入れて
掃除・掃除
そしてロフトにもトイレを設置
このトイレ掃除は脚立に乗らなければいけない
何とも大変な事になったけど
垂れ流しよりまし
さわやかな匂いになった２階ロフト部分
どっと汗と疲れ
それでもミヤ・サキちゃんが安心してトイレが出来るのであれば
頑張れる～！！

秩父シェルター設立への道のり

5/24　武蔵村山市　イワサキ様　必需品の提供
ありがとうございました


秩父シェルターは他の猫のシェルターとは大きく異なっています
猫たちの本能を生かす為に
緑の中の自然と自由を満喫して自然治癒力を高める
との願いのシェルターです！！

途中から閲覧して頂いている方々へ
30年近く捨てられた犬・猫や野良猫を保護
個人での活動でした
たくさんの犬・猫たちが天寿を全うしました
そんな中、動物は自然と自由が一番と悟りました
山付きの古民家が欲しい！！
ずっとず～とそんな思いを秘めていました
貸家・アパート・マンションなどを経て
自宅を購入
私の両親に子供を預けて夫婦共働き
必死に質素倹約をしながら住宅ローンの返済
もう２度とローンなど組むまい
53歳の時、完済
それに終わらず身に付いてしまった質素倹約
次々と保護したくなる猫たち
さらに夢を追い続けました

2006年より始まったブログ
最愛のお花坊が2007年１月16日に癌で死亡
まだ８歳、どなたも経験するペットレス
悲しむ間もなく、１月20日に夫が死亡
この二つの死亡が私の人生を大きく変えたのです
『何にもいらない』
私の残りの人生は悲しみを救ってくれた猫たち
この猫たちに捧げよう！！

63歳で亡くなった夫の生命保険1,000万円に
質素倹約でひたすら貯めた貯金を足して
武蔵村山市の三ツ木にシェルターとして一軒家を購入
しかし
増える猫たちの保護でご近所からの苦情
苦情の中で生活することはとても辛い
他人に迷惑を掛けての活動は決して良い活動ではない
急きょ、夫の墓地のある秩父へ移転を決意

三ツ木シェルターでは３年しか活動が出来ないまま
また、ひたすら貯めた貯金を全部つぎ込み
夢にまで見た山付き古民家を購入
養蚕業だった古民家の２階をご協力して頂いた方々や息子の手で
ケージに入れる事を嫌い１部屋ずつにリフォーム
全部吐き出した貯蓄だった為
始まった秩父シェルターはさらに質素倹約の連続
材木の提供や食餌の提供など
たくさんの方々のご協力の元、３年にしてＮＰＯ法人に

埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄5276-1
0494-79-0633
ここが秩父シェルターです
たくさんの猫たちが保護出来ますように！！
山の中に自然と自由が満喫できる白血病病棟を！！
ご賛同して頂ける方々の
ご支援・ご協力を心よりお願い致します！！

授乳６時間毎に突入！！

授乳の為の睡眠不足はとてもきつかった
さらに埋め立て重労働もある
60匹前後の猫たちの健康管理
睡眠不足でうとうとしながら
あの子はご飯を食べたか
この子はどうだろうか
監視・監視・かんし～

よだれの出ている猫
鼻の詰まっている猫
見付けてキャリーバッグへ
口を綺麗にして
ビクタス、プレドニン
そして最後にリンデロン
良し、完璧
また食べられるよ～


そんな勝負をしている時でも
何とも愛らしい仔猫２匹
張り詰めた気持が癒されています
ありがとう～仔猫たち





過去にこんな元気な仔猫はいなかったような気がします
それだけ元気いっぱい
ウンチも今までこんなに良いウンチをする仔猫はいなかったような～
オスは白・グレーのラグドールを思わせる
メスはヒマラヤンを想像させる容姿に変化
両親を見付けたいものです
見学者も洋風のブランド猫みたい～
睡眠不足でも離乳が楽しみな２匹！！

食べた～！！感動

昨夜のペコちゃん
食べてなかったらa/d缶の強制給餌
濃い目ペーストに溶いた腎臓ミルク
さらにフォルテコール
最後の神頼みの食欲増進剤を用意して
ペコちゃんの部屋へ
あっ！！
銀のスプーンのパウチを綺麗に食べていたのです
死んだような眼だったペコちゃんの眼が
輝いて見えました
「ペコちゃん～！！ありがとう、今夜は何もしないよ～」
まだまだ安心出来ません
早朝は点滴とフォルテコール
ネフガードも飲ませたいが次のウンチまで我慢
１日、１日が勝負、頑張るよ～！！


亡レンジ君の里親さん
子猫をペットショップで衝動買いしたとのご連絡
ところが元気一杯は良いのだけど
触ると噛みつく
おまけに抱っこが大嫌い４ヶ月オス子猫だったのです
ペットショップの仔猫は人間の愛情を十分受けて育っていない為
問題行動が多い
さらに一度売った子猫の戻しが効かない事も大変な事

２匹目が欲しいとのお話
過去にブランド猫が先住猫だった場合
ブランド猫が高齢であれば何とか受け入れてくれる
しかし
若い猫となるととても難しい
噛み癖のある先住ブランド子猫がいる里親さんには
次の仔猫を上げられない
たぶん、新しい仔猫を追い回して噛みつくでしょう
とても可哀想で上げる事は出来ません

ボランティアさんが保護された仔猫や子猫は
ペットショップと違って
人間の愛情いっぱいで育てられます
そして幸せにしたいとの思いがいっぱい込められています
問題行動が起ったとしてもそれは飼育上の問題があるからでしょう
猫にとってストレスを排除すれば無くなります

でもペットショップで育ったブランド子猫
噛み癖を治すのはとても難しい！！

食べたポコ、食べないペコ

5/19　足立区　ヒロタ様　提供品
5/20　新宿区　トヨダ様　提供品
ありがとうございました


15日目にして食べたポコちゃん



過去にこんなに自分から食べなかった猫はいません
10日食べなかった猫はいました
この15日間、ずっと毎日強制給餌a/d缶を続けました
お陰で体力も落ちることなく
元気に梁に駆け上がっています
後はもう少し私に懐いてくれるのを待つばかりのポコちゃん


４日目にして食べなくなったペコちゃん



３日間は本当にガツガツとびっくりするくらい食べてくれたのに
４日目からサッパリ
今は点滴・強制給餌a/d缶と腎臓ミルク
ミルクは好きではない
ダラダラと出してしまうので
早朝は硬めのペーストにして何とか口の中に
でも好きではないと言っている！！
う～ん、好きではないものを身体に良いからと言って
ずっと食べさせる事はストレス
ペーストミルクを少しとa/d缶に
歯がない為か口に入れるタイミングが難しい

腎臓の悪い猫は何匹も復活させてきました
しかし
ペコちゃんは今までの猫よりずっと状態が悪い
身体を触るだけで脱水している事がハッキリ
この子を復活させる事が出来るのだろうか
やれる事をやるだけやるしかない
昨夜は快便が久しぶりに出ていたので
今夜からフォルテコールを試してみよう
さらに快便が確認されたら
ネフガード投与の予定
点滴は150ccを目安に入れたい
ペコちゃんがもう生きたくないと訴えるまで頑張ろう～！！

つわものサブレとタルトの脱走

5/17　武蔵村山市　イワサキ様
ドーナツ猫ベッド３個、通信用切手・ハガキ他提供
たくさんの品々をありがとうございました

クッキー、サブレとタルト

何と室内の樽木を外してしまいました
過去につわものハウシーを入れて壊された場所
継ぎ足した樽木を壊してしまったのです
偶然、３匹とも大きく開いた網に気付くことなく
修理完了
ところが今度は２階の網戸を外してしまったのです
網戸が１階に落ちていました
これは大変！！
やっぱりサブレとタルトが居ない
母猫のクッキーはそんな事は関係ないようなそぶり
賢い母猫です
サブレとタルト２匹はたくさんの猫たちに追い掛けられて
鳴き声が・・・・・

イワサキ様ご主人がお手伝いの折に造って頂けました
２階より降りられる外付けキャットタワー
タルトが１匹で寂しい思いをしているでしょう
サブレも出して上げる事にしたのです
しばらくキャットタワーを見つめて安全確認
そして
降りて行きました



何と早朝はサブレが室内に居てクッキーがいません
クッキーは何度かベランダに出してあげました
その時、外の様子をじっと観察
なるほど偉いクッキーです
サブレはご飯の催促
食べたらさっさとタワーから出て行きました
実に面白い３匹！！

ペコちゃん

足立区のボランティア団体さんより
お預かりしたペコちゃん
入所３日間はとても良く食べて
元気じゃないか～
と思いきや・・・・・

３日目夜から食べない
４日目の朝、何とかご飯を駆使
あまり食べない

これは大変～
５日目の朝





毛繕いをしながら抱っこ
何と脱水状態
急きょ、点滴用意
取り合えず150ccを難なくさせてくれました
歯の状態がいまいち解らない
ビクタスを投与
オブラート包みにしてみました
これも難なく飲んでくれました
これでやれることはやった
今日のご飯の食べ具合で
明日も点滴
ビクタス投与

腎臓が悪化しているペコちゃん
薬はフォルテコールとネフガードがある
フォルテコールは元々心臓の薬
心臓を元気にして腎臓の働きを助ける薬だそうです
ネフガードはもう一般的な
腎臓の老廃物を吸着する炭
これはウンチと相談しながら
投与しなければ下痢をしてしまう
腎臓の悪い猫に下痢は最悪
何とか投与出来るようにして上げたい！！

びっくりペコちゃん

5/14　秩父郡　スネタ様　お預かり料
5/15　足立区　ヒロタ様　お預かり料、フリマ用品提供、寄付金
たくさんのご寄付をありがとうございました

5/16　武蔵村山市　イワサキ様　提供品
ボランティア活動のお手伝いもとても助かりました
ありがとうございました


びっくりペコちゃん

ほんとは何歳？？？聞いてみたい
昨日はご飯を出すだけに入った部屋
早朝、ご飯の様子を見に入りました
何と、缶詰と腎臓サポートを全部平らげていたのです
缶詰は11歳以上のスープがたくさん入った缶詰
綺麗に無くなってドライフードもない

入所初日で食べてくれる猫はそうはいません
環境の変化ももろともせず完食したペコちゃん
飼い猫だったのでしょう
それと室内と言う環境にとても満足してくれた様子
私にはまだまだ人見知りですが
１日、１日が楽しみな子でした
完食したのであれば点滴も必要なし
水もたくさん飲んでいました
短い命どころかひょっとしたら・・・・・

秩父シェルターの冬は腎臓猫にとって
とても良い環境になります
薪ストーブが煤をいっぱい出すのです
この煤が腎臓を活性化します
腎臓サプリはこの煤です
腎臓悪化の猫たちも次々良くなって元気になっています
ペコちゃんも今年の冬をシェルターで過ごす事が出来たなら
きっと腎臓悪化が少しは良くなる可能性大

この煤を出す薪ストーブ
もっと良い事があるのです
ストーブから出る灰
この灰を身体中に付ける猫がいます
灰の殺菌力は虫が付かない事を知っているのです
猫の自然の力はすごい！！