昨日ボニーさん取り上げて、「ニューミュージック」と言う言葉を自分で出して「じゃあ花男にとってニューミュージック的なものは・・・」と考えた時に真っ先に浮かんだ物のがこれだった(他に松原みきの「真夜中のドア」が浮かんだけど音源持ってないのでこっちに)。
原田真二が売れていた頃花男は小学生。歌謡曲とニューミュージックの中間みたいな彼の音楽はやけにカッコよく感じられたもんだ。ああ、このアルバムにはタイム・トラベルとシャドーボクサーが入って無いのが残念・・・ふと買おうと思ったときには、なかなかベスト盤とか売ってないんだよね~ これはタイミングよくCD屋棚にあったのを見つけた、原田真二のデビューアルバム。
ミッシェルのパクリだろうがなんだろうが、やっぱり「Candy」は名曲だ!!「てぃーんずぶるーす」も名曲だなあ~。ヒット曲以外も「Plastic Doll」とか小粋でおセンチでなかなか良いし、「Good Luck」とかメロもサウンドもかなり良いし、元気な「Sports」、「High-Way909」や「Angel Fish」なんかも悪くない。なかなか良いアルバムです。
JALの飛行機の中でかかった「シャドー・ボクサー」もよかったなあ・・・花男はニューミュージックが好きなんだよね、やっぱ。そう思いますハイ。日本の音楽で花男が好きな物って、結構当時のニューミュージックの持っていた、カッコよさの発展形にある気がする。他の歌謡曲やらフォークといわれるものと比較した場合のおしゃれ感?ちょっと気の利いたコード進行とか、それこそもっとシンプルにメジャーセブンとかディミッシュとかフラットナインスコードあたりの多用だったり・・・このアルバムもちょいフュージョンがかったバックのサウンドとか今聴くと気恥ずかしいくらい古臭いんだけど、何故か抗えないものがあるのだった。
現在も活動されているそうで、でもそっちはあんまり興味なかったりするんだけど・・・タイム・トラベルとシャドー・ボクサーの音源は手元に置いときたいなとかたまに思う原田真二さんのファーストでした。