花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

土曜は床屋と首伸ばしへ、日曜日は選挙へ・・・

2010-07-11 22:35:00 | 食い物の話とか
と、多少は外へも出たが・・・基本食う以外は相変わらず引きこもりな週末の花男だった。

と言うことで土曜の昼は定番


ジンギスカン@小樽食堂=1020円。今回肉はやや大目だったかな。ともかく安定感。



その後、床屋→整形外科クリニックと行き、頭も首もすっきり。髪は「とりあえず短く!!」と言ったらほぼ角刈り・・・



土曜の晩飯はもはや義務化すらしている感がある(「来週も来れる?」と毎回おばちゃんに聞かれるのだ・・・)そば処よしので

親子丼&もりセット=950円。昭和の味です。



んで、今日・・・日曜の昼は

小樽食堂再びで・・・海鮮丼=1340円。コストパフォーマンスがちょい低すぎか・・・・

小樽食堂の対面が投票所につき、そのままよって・・・んでお昼が物足りなかったので

帰りがけに薬局でゲットした甘味食らう。プリン、結構高くて(280円くらいだったか?)、量も少なかったけど美味かったなあ・・・濃厚でクリーミーで・・・

「でせ~るふらん」とか言うらしいです。



んで晩飯は第三の蕎麦屋=朝日屋へ久々

カツカレー大盛り=1040円。高級価格だし、大盛りでも他所の普通盛り位なんだが・・・・ここのカレーも美味いんだよな・・・これまた昭和の味。結構マイルドだけど・・・ちゃんとスパイシー??基本「辛くなきゃカレーじゃ無い!!」と思ってる花男だが・・・これはなんか好きです、美味いです。



本日のBGM


こんな感じで・・・「あ、そういや俺『My Little Lover』のCDなんて持ってたんだっけ・・・」と軽くビックリ。ファースト?セカンド?17年前位ですか。Man&Woman実は結構好きです。んでアンビシャスラバーズはやっぱいいなあ・・・かれこれ20年ぐらいこのユニットではアルバム出してないが・・・またやんないかな・・・CD出して欲しいな・・・



と言うことで週末はまた逝っちまいます。来週もそこそこバタバタしそう。でも乗り切れば三連休っ!!日曜には能見台も待っている!?まずは月~金をなんとか無難にやり過ごしたい・・・・

「バイバイ、ブラックバード」 伊坂 幸太郎

2010-07-11 21:28:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


イチゴ狩りで出会って付き合い始めた男が、この女性と結婚するので別れて欲しいと連れて来たのは身長180cmオーバー、体重180cmオーバーのリアルなまはげだった・・・・借金に加えなにやらとんでもない人の怒りを買ってしまったらしい星野一彦。突如やってきた傍若無人な怪物女=繭美」言うには「あのバス」に乗せられとんでも無い目に会うらしい・・・人としては二度と戻ってこれないと。星野実は五叉をかけて女性と付き合って居た不誠実者であるが、変なところで誠実で「彼女たちが先へ進めるように・・・」きちっと別れを告げたいと。そんなこんなで、星野と繭美の別れ話行脚が・・・・てなお話です・・・多分。


太宰治の「グッドバイ」と言う未完の作品にインスパイアされた作ったお話で、郵便小説として各話50人に限定で配られてたお話5話に書き下ろしの最終話を加えた作品。なんかとんでもない事になっているのに飄々としてる主人公と、毒舌暴走キャラの繭美に相対して5人の女性のそれぞれの落とし所の妙と言うのか・・・・対比がなんとも素敵。ある意味ピュアな主人公の変な誠意にもなんか納得してしまう。とりあえず笑えて、ちょっと暖かくなって、でも怖かったり、ワクワクしたり・・・・ラストの繭美も良いが、個人的には「パン」のくだりが一番良かったな。


非常に面白かったです。


あ...副読本には太宰の「グッドバイ」も収録.実は太宰作品ほとんど読んだ事無い花男ですが・・・「え?こんななの?」って感じの、昭和初期のドタバタコメディーな感じで・・・意外だなと。他の作品にもやや興味出る。これをきっかけに太宰作品に手を伸ばす・・・・事はでもきっと無いな・・・






「僕は長い昼と長い夜を過ごす」 小路 幸也

2010-07-11 01:37:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


「非二十四時間睡眠覚醒症候群」。50時間起きて20時間眠る、そして眠りモードに入ってしまえば何事もそれを妨げることを出来ぬ・・・そんな奇病を持つメイジ=26歳ゲームプランナー。んで、そんな体質を活かしたバイトも少し=「対象人物の監視作業」の実施中、その対象がぶっ倒れる==>救急車を呼び成り行きで病院へ・・・さらに成り行きで持って帰って来てしまったそいつのキャリーケースの中を見れば、現金約2億円?そこへやってきたナタネさんと言う怪しい男・・・それは企業の裏金だと説明した上で「その金は、すべて君の物だ。好きに使って良い」だって!?とはいっても大金の裏金、それを手にしようと裏金融世界の魔の手も伸びる。ナタネさんは「チームを組んで君を補佐する。」って????そしてメイジは知恵と友情と「ナタネさん」を武器にいろんなトラブルに立ち向かう・・・・そんな感じのお話。



結構なボリュームも一気読み。いやあ・・・面白かったなあ・・・ポップで優しくてスリルもあって軽く笑えてじ~んと来る仕掛けもそここにあって・・・トラウマを抱えながらも極めてポジティブな主人公と、過剰にダンディーなスーパーマンのナタネさん掛け合いが物語にスピード感を与える。その他の登場人物達の味のある「優しさ」感も小路作品ならでは。大好きです。


非常に面白かったです。