
「街中のどんな葬儀屋やヤクザよりも嫌われ者」滞納税金の取り立て屋、徴収官。その中で特に悪質の脱税徴収に当たるのがトッカン=特別国税徴収官。トッカン付きとなったペーペー徴収官のぐー子こと鈴宮深樹=25歳が、ハスキー犬を思わす強烈な上司=鏡の下、ドタバタと徴収業務に・・・・んでなにやらトラブルにも巻き込まれ・・・どうなる?てなお話です。
この作者、ライトノベル系の人らしいです。それゆえのポップさ?だったらライトノベルにも手を出して見ようかと・・・少しだけ思う厄年過ぎたおっさんである。パターンとしては良くあるお仕事成長物。愛せるダメ新人と毒舌切れ者上司と言うコンビも定番。そんな定番が・・・一癖も二癖もある・・・あるいはよんどころない事情がある脱税者相手のお仕事と言う設定が・・・・だましだまされの部分でのミステリィ要素も含めピリッとした骨格に。うん・・・エンディングがちょっと長すぎかな・・・とほんのちょっぴり思ったけど・・・全体通してかなりに楽しめました。
非常に面白かったです。