
無人島にて、日給三万円、食事付きで10日間・・・そんなバイトに参加した23歳の二人の若者。「人」は足を踏み入れられないと言うその島に、ギラついた方の奴は山犬となり、ぼうっとした方は猿となり、入島してバイトに挑む。その島はある宗教の聖地?「神」として暮らす少女と、それを見守る「幽鬼」が居て・・・そんなですか?
まず薄い。いや、内容がじゃなく物理的にボリュームが・・・これで1200円はちょっとと・・・で、内容は、そこはかとない。そこはかとなくどうなのかと言われると・・・やはりそこはかとない。まあイイハナシ風ではあり、読み易いし、ほっこりする気もしなくはないのだが・・・何だ?面白かったとか・・・では無いし、でもつまらなかったと言う事も無く・・・深いような・・・深い振りをしてるだけの様な・・・うむ。
そこはかとないです。