伊坂幸太郎
うげぇっ・・・かなり書いた内容が消え復帰しねえ・・・たまにあるんだよな・・・
気を取り直し、書こうとしても多分同じ事は書けんがまあこれもなんかの縁(?)。
この連休中は何年かの一度の小説モード。連休前の「ぎっくり腰」の事もあり、概ね引きこもるつもりで居たことも理由の一つ。でも「GW用に・・・」と買い込んでいたDVDも結構あったんだけど結局一本も見ず(まあ、マンガはそれなりに読んだけど)。そんな中、前半は海堂尊。途中こっそり綾辻行人を挟んで(『びっくり館の殺人』少年少女向けらしいが・・・大人気ない・・・)、後半は伊坂幸太郎モードだった。
ネタバレの無い範囲でのそれぞれの作品はこんな感じ
「オーデュポンの祈り」:「目が悪くなったんで・・・」と会社を辞めたプログラマーの伊藤。コンビニ強盗に失敗。逮捕→護送中のパトカーが事故りそこから逃げ出した所までは記憶が・・・・目をさますと変な島に。本土からも認知されて無い小さな島。何でも1人の住民を除いて150年間外部のとの交流を絶っているらしい。その島には言葉をしゃべり、未来を見通せる「かかし」が居た・・・・この島に足りなかった物とは?
「ラッシュライフ」:「金で買えない物は無い」と豪語し実践する画商とそれにおびえる若手女性画家、お互いの伴侶を亡き者にしようとたくらむ不倫カップル、独特の美意識を持った空き巣、リストラ去れたオヤジ、すべてを見透かす教祖の下に集った信者たち、「あなたの好きな日本語を書いてください」と言う若い外人女性、「人生の充実」を求める老夫婦、アイザックニュートンに続いた若者、野良犬、騙し絵、バラバラ殺人・・・・それぞれのストリーがパラレルに進み交錯したりしなかったりで・・・・どうなる?
「重力ピエロ」:「春が二階から落ちてきた。」そんなセリフで始まるお話。半分だけ血の繋がった兄弟と癌に侵された父親、今は亡き母・・・・連続放火やら遺伝子やらグラフィックアートやら忌まわしき過去やら。本業空き巣のいかした「副業探偵」も登場。そして兄弟と父は連続放火の謎に惹かれ・・・・そして春が二階から・・・・
そんな感じ。
「ラッシュ・・・」は複雑な時系列の仕掛けと淡々とした終盤のバランスでちょっと疲労感と言うか肩透かし感はあったけど、まあまあ楽しめた。他2作はすっげえ好き。
「オーデュポン・・・」は新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してたりするらしく、「ミステリー」にカテゴライズするのかも知れんが、「ファンタジー」と言われた方がピンと来る。それは荒唐無稽度に絶対差はあっても「重力・・」の方もそんな風に感じる。これまで読んだこの人の作品すべてに共通する物・・・・ファンタジーと美意識と愛?洒落た会話とストーリーのテンポとちょっとした幻想感。ああ、あと「トリビア」。
「ハードボイルド」=「ルパン三世」と言う偏ったイメージを持っている花男にとって、適度なさじ加減の洒落た笑いとファンタジーはハードボイルドに必須。そう言う意味では結構ハードボイルドかも知れない。桜とか黒須とかかなりそんなだし。「春」の偏っているが筋の通った倫理観とか・・・・いやあの家族に関しては、弱い部分含めたカッコ良さは亡き母含めた全員ハードボイルドだな>花男内基準。
と言う事で、他の作品も大量に購入済み・・・・小説モードが続いているうちに読み終わるか、部屋の片隅忘れ去られるかは実は微妙でもあったりするけど(活字と付き合うのははやっぱ消耗する・・・)、今のところ相当はまっている次第。
うげぇっ・・・かなり書いた内容が消え復帰しねえ・・・たまにあるんだよな・・・
気を取り直し、書こうとしても多分同じ事は書けんがまあこれもなんかの縁(?)。
この連休中は何年かの一度の小説モード。連休前の「ぎっくり腰」の事もあり、概ね引きこもるつもりで居たことも理由の一つ。でも「GW用に・・・」と買い込んでいたDVDも結構あったんだけど結局一本も見ず(まあ、マンガはそれなりに読んだけど)。そんな中、前半は海堂尊。途中こっそり綾辻行人を挟んで(『びっくり館の殺人』少年少女向けらしいが・・・大人気ない・・・)、後半は伊坂幸太郎モードだった。
ネタバレの無い範囲でのそれぞれの作品はこんな感じ
「オーデュポンの祈り」:「目が悪くなったんで・・・」と会社を辞めたプログラマーの伊藤。コンビニ強盗に失敗。逮捕→護送中のパトカーが事故りそこから逃げ出した所までは記憶が・・・・目をさますと変な島に。本土からも認知されて無い小さな島。何でも1人の住民を除いて150年間外部のとの交流を絶っているらしい。その島には言葉をしゃべり、未来を見通せる「かかし」が居た・・・・この島に足りなかった物とは?
「ラッシュライフ」:「金で買えない物は無い」と豪語し実践する画商とそれにおびえる若手女性画家、お互いの伴侶を亡き者にしようとたくらむ不倫カップル、独特の美意識を持った空き巣、リストラ去れたオヤジ、すべてを見透かす教祖の下に集った信者たち、「あなたの好きな日本語を書いてください」と言う若い外人女性、「人生の充実」を求める老夫婦、アイザックニュートンに続いた若者、野良犬、騙し絵、バラバラ殺人・・・・それぞれのストリーがパラレルに進み交錯したりしなかったりで・・・・どうなる?
「重力ピエロ」:「春が二階から落ちてきた。」そんなセリフで始まるお話。半分だけ血の繋がった兄弟と癌に侵された父親、今は亡き母・・・・連続放火やら遺伝子やらグラフィックアートやら忌まわしき過去やら。本業空き巣のいかした「副業探偵」も登場。そして兄弟と父は連続放火の謎に惹かれ・・・・そして春が二階から・・・・
そんな感じ。
「ラッシュ・・・」は複雑な時系列の仕掛けと淡々とした終盤のバランスでちょっと疲労感と言うか肩透かし感はあったけど、まあまあ楽しめた。他2作はすっげえ好き。
「オーデュポン・・・」は新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してたりするらしく、「ミステリー」にカテゴライズするのかも知れんが、「ファンタジー」と言われた方がピンと来る。それは荒唐無稽度に絶対差はあっても「重力・・」の方もそんな風に感じる。これまで読んだこの人の作品すべてに共通する物・・・・ファンタジーと美意識と愛?洒落た会話とストーリーのテンポとちょっとした幻想感。ああ、あと「トリビア」。
「ハードボイルド」=「ルパン三世」と言う偏ったイメージを持っている花男にとって、適度なさじ加減の洒落た笑いとファンタジーはハードボイルドに必須。そう言う意味では結構ハードボイルドかも知れない。桜とか黒須とかかなりそんなだし。「春」の偏っているが筋の通った倫理観とか・・・・いやあの家族に関しては、弱い部分含めたカッコ良さは亡き母含めた全員ハードボイルドだな>花男内基準。
と言う事で、他の作品も大量に購入済み・・・・小説モードが続いているうちに読み終わるか、部屋の片隅忘れ去られるかは実は微妙でもあったりするけど(活字と付き合うのははやっぱ消耗する・・・)、今のところ相当はまっている次第。
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