京都で開催された女子全国高校駅伝。補欠だったが前日に突然走ることになった超絶方向音痴の少女。しかもアンカー? そしてただ右に一度曲がるだけのコースだったのだが・・・レース中に目にした集団と一緒に走った別の高校の走者と右か左かと・・・「十二月の都大路上下ル」
八月の京都に残るのは敗者である。彼女にフラれ四万十行きが無くなった大学4年生の朽木は、友人からの借金のカタにお盆中の早朝草野球に参加することになった。二試合目からメンバーが揃わなかったが、その時助っ人として入ったのが・・・「八月の御所グラウンド」
と言う京都を舞台とした短編+中編な青春ファンタジィ小説?と言う事で良いのですかね。
コミカルファンタジィ+スポーツ=軽快で青春向上中って感じの「十二月の都大路上下ル」も、まったり大学生が直面するしみじみじわじわお盆的な「八月の御所グラウンド」もいい感じでした。軽めですが。またガッツリ作品もお待ちしてます。
面白かったです。
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