花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「探偵は追憶を描かない」 森 晶麿

2021-06-06 21:33:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


「探偵は絵にならない」↓の続編
https://moon.ap.teacup.com/hanao/6952.html

売れない画家、蒼。ヤクザの息子でアロマ士の蘭都の家の「ソファー」を月1万500円で借りて生活しているが・・・その家賃(?)すら払えなそうな折、割と嫌いな後輩からの電話。ある画家の模写をしたいので教えてって依頼だったが・・・最初気乗りしなかったけど金払いが良さそうなので背に腹は代えられない。すると今度は後輩の父親からかつて中学生だった蒼が故あって描いた、先日亡くなった地元で有名な女優の肖像画を探してほしいと依頼をされる。そしてなぜか同じ絵を追うヤクザが蒼を探している事に蘭都が気づき??しかし・・・自分が描いた肖像画が何故・・・そして事態は割と大げさな方向に・・・と言う話。

ストーリー展開が飽きさせないのが何より。キャラが「程よい」のも前回同様。良くハードボイルド系のドラマに差し込まれる系のコメディ感も良い。クール。しっかり楽しめました。

面白かったです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿