![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1d/566bf395c2d9efda34f040411064cd73.jpg)
高校時代のいじめによりひきこもりになったアキ。彼女にとってユートピアの様なVR=Butterfly World=BWにどっぷりはまる。ひと時の例外も無く、BWに居たいが生理現象や食事のために、時折はログオフを余儀なくされ自分にとってつらく醜い現実を突きつけられる・・・そんなおり、BW内でログオフせずに暮らしているグループがあるとの情報が。友人マヒトとともに彼らが暮らしと言う「紅招館」を探し出し訪れる。そこで暮らす紅たちと出会ったが、クラッカーの手によりできた「壁」によってBW世界内で「紅招館」は孤立する。そして、BW内では「不可能」なはずの殺人事件が発生し・・・そんな感じですか?
後半に行けば行くほど読みやすい。と言うかグイグイ引っ張られる感じ?ミステリィサイドではなく、人物設定に多少強引と言うかエキセントリックな設定を感じるけど・・・まあそれも良し。ミステリィとしては何というかちょうどいい謎具合と、解けっぷり。きっちり楽しめました。
非常に面白かったです。
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