何と17年ぶりらしいシリーズ新作=4作目。花男は少し遅れて読んだので、でもそれでもこのシリーズ読むのは15年ぶり。
コロナ禍での自粛期間中、視聴率を上げようと躍起になるワイドショーのプロデューサの思惑で美人精神科医・・・のはずが手違いで伊良部&マユミがコメンテータに。しかしそれが一部で反響を呼び・・・(コメンテータ)他、アングリーマネジメントが出来ず過呼吸に陥るサラリーマン(ラジオ体操第2)、コミュ障のデイトレ億万長者な若者(うっかり億万長者)、閉じ込められた空間に耐えられなくなったピアニスト(ピアノ・レッスン)、いざ都会へと上京後すぐからコロナ禍に、開けたらあったはずの社交性を喪失して対人恐怖症になってた大学生(パレード)・・・達を治療する?計5編。
無邪気な変人伊良部は相変わらずきわめて迷医で意外と名医な特性をいかんなく発揮してます。もうだいぶ記憶になかったですが(笑)、空中ブランコに登場した(らしい)先端恐怖症のやくざ出てきます。久々ですが楽しく読めました。
面白かったです。
シリーズ過去作の感想↓
「イン・ザ・プール」 奥田英朗
「空中ブランコ」 奥田英郎
「町長選挙」 奥田英朗
イン・ザ・プールは映画も見た
イン・ザ・プール
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