花男の物置部屋 引っ越して3箇所目

備忘録的に食ったもん、読んだもん、聴いたもん等を書いてます。

「ペルソナ探偵」 黒田 研二

2009-04-27 00:27:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


チャットルーム「星の海」。作家を目指す本名も住所も知らぬ6人の男女が集い、彼らの中だけで読まれる同人誌「スターチャイルド」にそれぞれの作品を寄稿する。普段の作品とは違う、それぞれの身の上に起こった「ドキュメンタリー小説」。メンバーの中でもっとも謎の存在だったベガの自殺・・・彼女の書いた作品をネタに脅迫した犯人は・・・・そんなお話?

それぞれの「体験作品」が短編集的な雰囲気をかもし出し、そしてそれらを縫って一本通ったメインの事件と言う構成で・・・個性あふれる短編達もメインのミステリィも、どうもなかなか面白い。一気に読みました。テンポの良さ、読みやすさ・・・んで、しらけさせない展開の妙・・・って事なんでしょうか?良いです。軽すぎない程度に程よくポップです。この人の作品、これまで三作どれも好きです。

面白かったです。

バンドの練習の日

2009-04-26 22:55:00 | 食い物の話とか
お昼は小樽食堂で。

今日は

昨日気になった、串かつ定食=980円。



串かつって素敵だ。とんかつより大分好き。

花男の串かつ初体験は母方の祖母の家だった。遊びに行ったとき、母の兄が食っていて「○○ちゃんも、一本食ってみる?」と言われ食ってみたのが最初。ああ・・世の中には自分の知らない素敵な食い物がまだまだあるのだなと・・・・小学校中学年くらいの時かな?それ以来串かつは花男にとって素敵な食い物の一つなのである。

ご飯もお代わりして本日もがっつりモード。


そして家に戻り準備して横浜へ。練習開始まで30分ほどあったので

HALLO WEENに寄って

こんな感じで

ビバアイスって感じで。この店、結構昼の軽食系も充実しており、そのうちカレーとか食ってみようと・・・思ってから大分たったが、なかなか機会なし。

でスタジオ入り4時間ほど・・・・首と肩を痛めつける。


その後

相鉄線駅そばの・・・あの辺は五番街になるのか?青の木っつう海産系の居酒屋へ。

こんな感じで

8時過ぎの入店。10時閉店で、8時半には火を使った料理のラストオーダー、9時には料理ラストオーダー、9時半にはドリンクラストオーダーと結構あわただしく。

4人で1万8千円ちょっとで・・・割と高めか。いろいろ値段なりにちゃんと美味しかった様に記憶してます。


そして泣いても笑っても日曜ももうすぐ逝き、また月曜がやってくる。しかし来週乗り切れば・・・けっこうヘビーな気配ではあるが、何とか乗り切れば・・・・GWであるっ!!

それを心のよりどころにして何とか行くしかないのだ!!

と気合を入れてみる(あ・・・今週末カレー食わなかったのが・・・テンション継続面で不安ではあるな・・・)。



今日は結構たらふく

2009-04-25 22:43:00 | 食い物の話とか

お昼は少し遅めにいつもの小樽食堂。

今日のお勧めは・・・

また少し変わっている。角煮も串かつも気になったが、寒さもあり気分は・・・


定番のジンギスカン。
今日のロット、特に美味かった気がする。

まったりし終わったら2時40分と、今日はなんか出遅れた一日であったな。



晩飯は雨も降ってるし車でぐるっと回って・・・なんか飯食うところはなかなか・・・見つからず結局いつもの藤沢街道に流れ込み大和駅付近の

ジャンボおしどり寿司

こんな感じで

2610円。味は月並みな回転寿司。そんなに安くはないけど、それほど混んで無いのは吉。そして・・・

期間限定とはいえ、1000円の割引券バックはなかなか大盤振る舞い。
6月になったらまた行こう。


本日のBGM

和物で。懐かしかったり、最近のだったり、それぞれよろしい。
「産声」良い曲だと思うのだが・・・これしか知らんが活動休止残念>スパイラル・スパイダーズ。


平日録画して見れてないK-1MAXを今から見るか・・・



「六つの手掛り」  乾 くるみ

2009-04-25 22:21:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


6つの殺人事件の謎を解く手品師?な林 茶父・・・そんな短編集?


そう・・・純粋なトリックとその解明がクイズっぽく、物語の比率が低く・・・個人的にはちょっと・・・読みやすくはある。

感想は普通・・・よりちょっと下かな・・・まあ好みと相性の問題かと。

「ウェディング・ドレス」 黒田 研二

2009-04-25 13:13:00 | 活字もすっげえたまには読むぞ


昨日は移動時間だけはやたらあったので、一冊読了。

結婚式当日に誘拐された「祥子」。結婚式当日、不振な交通事故で死んだ「ユウ君」。祥子は「ユウ君」の死んだ理由を追い、「ユウ君」は祥子を探す・・・?パラレルワールド?猟奇AVとウェディング・ドレスの謎、悪魔の塔での殺人事件・・・そんなもろもろが二つの世界を徐々に一つに・・・そんなお話・・・ですか?


この人の作品「カンニング少女」が結構面白かったので購入→デビュー作らしい。「うーんと・・・あれ?こう言う事だよな・・・」と、メイントリックネタの証し前の程よいタイミングで誘導するためのヒントの配置と、それでもちりばめられる意外性やら物理トリックの配分も気持ちよく、なんか凄く良く出来て気持ちよいミステリィ。文章そのものや展開も軽すぎない程度にテンポ良く読みやすい。二人の主人公の人物像も、脇キャラも、いろんな心理描写も・・・なんか凄く良いですよ。


面白かったです。