花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

面白い姿の蘭

2013年06月25日 | 山野草
夕べのお月様は、まん丸でなんて大きなお月様だろうと思ったら、月が地球に最も接近する時と満月が重なる「スーパームーン」という現象だったらしい。見られて良かった良かった!

さて、今回はとても面白い蘭を三種紹介します。
希少種で、盗掘の恐れがあると思われたため、開花時期よりかなり遅れての投稿となります。


イチヨウラン(一葉蘭)です。
その名の通り、葉は根元付近に1枚だけつけます。


この花を見るとイカに似ていると思うのは私だけでしょうか。


こちらはソバカスのような斑点のない、すっきりとしたイチヨウラン。


こちらは初めての出会いのコアツモリソウです。
上から見るとこんな感じです。2枚の葉の下に垂れ下がるように咲いていて、顔を見せてくれません。


少し大きい株を発見。下からのぞいてみると、ぷ~っと膨れた花が見えました。指先くらいのとっても小さな花です。


やっと顔が見えました。クマガイソウに似た何ともユニークな下膨れ顔です。


こちらはスズムシソウです。色合いがかなり地味ですね。
唇弁の形と色あいがスズムシの羽に似ているところからつけられたようです。


スズムシに見えるかな?