花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

コシオガマ(小塩竈)

2007年10月13日 | 山野草
今日の函館はお天気は良かったものの、風が冷たく最高気温も12度くらいと、この秋一番の寒い1日でした。

少し前、僅かに咲き残っている「コシオガマ」を見つけました。いい状態ではありませんが、初めて出会った花なので嬉しかったです。

コシオガマ(ゴマノハグサ科 コシオガマ属)
山野の日当たりのよい草原や林縁に生える1年草。他の植物の根に寄生する半寄生植物。高さは30-60㎝になる。葉は対生で、深く羽状に切れ込みがあり縁には鋸歯がある。葉のわきに長さ2cmほどの唇形花を1個ずつ付ける。

ナギナタコウジュ(長刀香需)

2007年10月11日 | 山野草


野原や道端などに普通に見られるシソ科の植物です。



紫色の小さな花が集まった6~10㎝程の花の穂を立てて咲きます。



ナギナタコウジュ(シソ科 ナギナタコウジュ属)
山地や道端に多くみられる一年草。茎は直立し、やや分枝して軟毛があり、高さは30~60㎝程になる。葉は卵形~狭卵形で鋸葉がある。花穂はやや反り返り、片側だけに花を付ける。反り返った花穂を薙刀に見立てて名がついた。

ホトトギス(杜鵑草 )

2007年10月10日 | 樹木・園芸種

昨年と同じ場所で見つけたホトトギスです。 園芸種のハナホトトギスかもしれません。

形と色がとてもユニークで、一度見たら忘れられない花です。

ホトトギス(ユリ科 ホトトギス属)
半日陰の林の中などに生える多年草。草丈は40~80cm。白地に紫赤色の花の斑点を鳥のホトトギスの胸の模様にたとえて名がついた。

果樹園

2007年10月09日 | 道南

横津岳の帰り、七飯町の果樹園に立ち寄りました。

園内は、たわわに実った真っ赤なリンゴがいっぱいで、枝も重たそうです。

こちらは最盛期の「津軽」です。果汁がたっぷりで甘みの強いリンゴです。 10種類近くのリンゴが、12月頃まで次々に収穫されます。

プルーンも今が最盛期、甘酸っぱくて美味しいですよ。
今回はリンゴとプルーンを買ってきました。果汁たっぷりのみずみずしい甘いリンゴ、スーパーのものとは全然違います。当分果樹園通いが続きそうです。

横津岳の紅葉2

2007年10月08日 | 道南

横津岳山頂(1167m)の航空路監視レーダーの巨大ドームを通り過ぎさらに進むと、紅葉した斜面が広がり、美しい駒ヶ岳が目の前に迫ってきます。

上の画像から右の方に目を移すと、紅葉した山の向こうに噴火湾の青い海が広がっています。

山頂付近にある横津神社と雲井沼です。

平地より1ヶ月早い横津岳の紅葉を楽しみました。(10月6日撮影)

横津岳の紅葉1

2007年10月07日 | 道南

10月6日、リンドウの花を見て以来、約1ヶ月ぶりに横津岳に行って来ました。ゲートに到着すると、早くも紅葉した木々のお出迎えです。

アスファルトの登山道もすっかり秋色に衣替えです。

鮮やかな黄色はミネカエデでしょうか。

橙色の葉はミネザクラでしょうか、青空に映えてとても綺麗です。

ミゾソバ(溝蕎麦)

2007年10月05日 | 山野草

函館市川汲公園の川原一面にミゾソバが群生していました。

淡いピンク色に染まった小さな可愛い花は、まるで金平糖のようです。

ミゾソバ(タデ科 イヌタデ属)
道ばたや湿地に群生する一年草。高さ30~80cm程度になる。茎には、下向きのトゲがあり、葉は三角形で蕎麦に似ている。3~4mmの淡紅色が混じった、白い小花が集まって美しい花をつける。

野生の馬が目の前に!

2007年10月03日 | 函館

お気に入りの恵山に出かけました。恵山高原賽の河原駐車場に車を止め遊歩道を歩きだすと、やたら動物の糞が目立ちます。辺りをキョロキョロすると馬の姿が見えました。

野生の馬です!私たちに気づいたようで、こちらをじっと見ています。

危害を加えないと思ったのか、どんどんこちらに近づいて来ます。大きな馬が9頭も向かってくるとさすがにちょっと怖いです。売店跡のような建物に非難すると、目の前で悠然と草を食み始めました。

9頭そろった所は、なかなか撮れません。

建物周辺に生えている草の新芽を美味しそうに食べています。

20分くらいすると、リーダーらしき馬を先頭に、先ほど来た道を山のほうへ帰って行きました。恵山には何度も来ていますが、馬に会ったのは初めてです。この馬たちは、飼われていた馬が逃げて野生化し、数が増えたようです。

七飯岳の花2

2007年10月02日 | 山野草
七飯岳に咲いていた花たちの続きです。

エゾオヤマリンドウ(蝦夷御山竜胆)
このように状態の良い花が、まだ少し見られました。

ネジバナ(捩花)
ピンク色の可愛いネジバナ、まだまだ元気です。

ハナイカリ(花錨)
ユニークな姿のこの花も、結構咲いていました。

エゾゴマナ(蝦夷胡麻菜)
かたまって咲くので、なかなか豪華です。

ススキ(薄)
キラキラ光るススキの下山道。

七飯岳の花1

2007年10月01日 | 山野草
七飯岳に咲いていた花たちです。

ウメバチソウ(梅鉢草)
登山道沿いに、踏んづけないかと心配になるほど沢山咲いていました。

オオノアザミ(大野薊)
紫色がとっても綺麗、茎の先に3cm程の花を上向きにつけます。

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
黄色い花が、陽射しを浴びてキラキラ輝いています。

シラタマノキの実
サロメチールのスーとした香りがします。噛むと甘いそうですが、まだ口に入れたことはありません。

ノコンギク(野紺菊)
優しい藤色が秋の野山を彩ります。