恩師のご著書「思いの中に生きる」より
「先祖供養」について(その2)
そして、自分が苦しいから、
自分が辛いからといって、
「先祖さんに一生懸命供養したら助かる」
と思って拝む方があります。
あれは本末転倒、反対です。
私たちは子供の幸せの上に親の幸せを
乗せてもらうように、
私たちの幸せの上に先祖さんの幸せを
乗せることができるのです。
「先祖供養」は、まず私たちが救われないと、
先祖さんを救うことはできません。
自分が幸せになってこそ、
その幸せの上に乗せることができるのですね。
幸せを乗せる、自分の幸せによって
先祖さんに幸せな思いを与えられるということは、
先祖さんが救われることになるのです。