正倉院展の前に興福寺北円堂の秋の特別開扉に行ってきた。正倉院展の前によく興福寺に寄る。北円堂は好きだが、今回で三回目だった。国宝で運慶作の世親像、無著像がいい。世親像は、厳しいお顔つきで道を極めるよう。無著像は、優しいお顔立ちで全てを包み込むよう。お人柄までを現わす作柄に感動する。
国宝 興福寺北円堂
<第75回正倉院展> 令和5年10月28日-11月13日 奈良国立博物館
開館時間:午前8時~午後6時(金・土・日曜日、祝日は午後8時まで) 会期中無休 事前予約制
オータムレイトで入った正倉院展。今回は私の好きな品が多かった気がする。毎回、奈良時代の品々が大切に現代に伝えられていることに感激する。
楓蘇芳染螺鈿槽琵琶 螺鈿が豪華。見えないと思うけれども、背には東大寺の文字があるのだよ。
上 碧地金銀絵箱 うすみどり色の地色に金銀(銀は変色して黒っぽくなっている)の花鳥が美しい。見えないが内張も美しい。
下 楓蘇芳染螺鈿槽琵琶
上 楓蘇芳染螺鈿槽琵琶 琵琶のサイドや柄の部分の螺鈿も見事
中 平螺鈿背円鏡
下 碧地金銀絵箱
平螺鈿背円鏡 螺鈿が豪華
右 銀平脱鏡箱 線刻が美しい。好きな作品。
左上 犀角杯 犀の角をよくぞここまで薄くできたな
左中 赤地鴛鴦唐草文錦大幡脚端飾 わりと写実的
左下 刻彫梧桐金銀絵花形合子 キノコのような亀のような
右から
青斑石鼈合子 目の琥珀がクリっとしてかわいい。甲羅に北斗七星があるのだが、わからなかった。
楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(背側)
赤地鴛鴦唐草文錦大幡脚端飾
楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(表側) 撥が当たる場所には、白い象が描かれている。
平螺鈿背円鏡
●密陀彩絵箱 一番好きな作品
●蘇芳地金銀絵花形方几 足が葉を二段に重なっている
●檜彩絵長方几 サイドの細かい模様が美しい
●紫檀小架 天板がアカウミガメ
●班犀如意 先端の花飾りがかわいい。持ち手のラピスラズリがきれい。
●正倉院古文書正集 良弁僧正(歌舞伎や文楽の演目「良弁杉由来」で幼い頃鷲にさらわれ、東大寺二月堂の杉の木に引っ掛かったと言われる)や道鏡の自筆サインが!
お土産は、正倉院文様のお懐紙。上品できれい。お茶会で使っていたら、お運びさんに「まぁ、きれいなお懐紙ですね」と言われた。
国宝 興福寺北円堂
<第75回正倉院展> 令和5年10月28日-11月13日 奈良国立博物館
開館時間:午前8時~午後6時(金・土・日曜日、祝日は午後8時まで) 会期中無休 事前予約制
オータムレイトで入った正倉院展。今回は私の好きな品が多かった気がする。毎回、奈良時代の品々が大切に現代に伝えられていることに感激する。
楓蘇芳染螺鈿槽琵琶 螺鈿が豪華。見えないと思うけれども、背には東大寺の文字があるのだよ。
上 碧地金銀絵箱 うすみどり色の地色に金銀(銀は変色して黒っぽくなっている)の花鳥が美しい。見えないが内張も美しい。
下 楓蘇芳染螺鈿槽琵琶
上 楓蘇芳染螺鈿槽琵琶 琵琶のサイドや柄の部分の螺鈿も見事
中 平螺鈿背円鏡
下 碧地金銀絵箱
平螺鈿背円鏡 螺鈿が豪華
右 銀平脱鏡箱 線刻が美しい。好きな作品。
左上 犀角杯 犀の角をよくぞここまで薄くできたな
左中 赤地鴛鴦唐草文錦大幡脚端飾 わりと写実的
左下 刻彫梧桐金銀絵花形合子 キノコのような亀のような
右から
青斑石鼈合子 目の琥珀がクリっとしてかわいい。甲羅に北斗七星があるのだが、わからなかった。
楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(背側)
赤地鴛鴦唐草文錦大幡脚端飾
楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(表側) 撥が当たる場所には、白い象が描かれている。
平螺鈿背円鏡
●密陀彩絵箱 一番好きな作品
●蘇芳地金銀絵花形方几 足が葉を二段に重なっている
●檜彩絵長方几 サイドの細かい模様が美しい
●紫檀小架 天板がアカウミガメ
●班犀如意 先端の花飾りがかわいい。持ち手のラピスラズリがきれい。
●正倉院古文書正集 良弁僧正(歌舞伎や文楽の演目「良弁杉由来」で幼い頃鷲にさらわれ、東大寺二月堂の杉の木に引っ掛かったと言われる)や道鏡の自筆サインが!
お土産は、正倉院文様のお懐紙。上品できれい。お茶会で使っていたら、お運びさんに「まぁ、きれいなお懐紙ですね」と言われた。