「長くつ下のピッピの世界展 リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち」2019.2/8-3/4 美術館「えき」KYOTO
開館時間:10:00-20:00 会期中無休
絵はすべてイングリッド・ヴァン・ニイマン
リンドグレーン作・画のオリジナル「長くつ下のピッピ」の原稿があった。でも、やっぱりニイマンの絵の方がいいな。
リンドグレーン作品の挿絵は、イロン・ヴィークランドや桜井誠さんよりイングリッド・ヴァン・ニイマンが私は好き。お話と挿絵がピッタリのような気がする。(「ピッピ学校で歌を歌わす」のピッピは、みんなが立って歌を歌っているのに、一人鼻をほじくりながら机にのびている)ヴィークランドは美しすぎ、桜井さんは少し年長な気がする。
1978年ドイツ書店協会平和賞受賞のスピーチでの「暴力は絶対ダメ」 父親の暴力で命を落とした日本の少女のことを思った。
「本のない子ども時代は真の子ども時代とはいえません。本がなければ、格別の喜びを手にできる魔法の国に入れてもらえないようなものですから」というリンドグレーンの言葉をかみしめる。
リンドグレーンの本を読み返したくなった。