ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

パンケーキとインフィオラータ

2016-04-29 23:17:27 | 日記
 用事で西神中央へ出かける。雪ノ下 西神中央店でフレンチトーストとパンケーキをいただく。

手前がクロテッドクリームのパンケーキ、向こうがリンゴのコンポートと純生クリームのパンケーキ
ふわっふわっでおいしかった。作るのに20~25分もかかるそう。

フレンチトースト。キャラメリゼしてあるので、表面がカリッカリッ。パンケーキを目当てに行ったのだが、意外にフレンチトーストが気に入る。

 用事をすませ、三ノ宮へ。インフィオラータこうべ北野坂(2016年4月29日~5月1日)を見に行く。球根をとるチューリップの花びらを使って描く花絵。
神戸のモダンガール?
ファミリアのくまちゃんとポートタワ- 
碇と市章山
高い所から撮影すれば、よくわかると思うが、平地からだとわかりにくいかな。

 あまり北野の方へは来ないので、ついでにあたりをブラブラ。
神戸ムスリムモスク
1935年に建てられた日本最初のモスクらしい。

 カファレルの直営店があったので、寄ってみる。中はチョコレートの甘い香りに包まれている。

缶がかわいいので思わず買う。手前のお人形ときのこの形のジャンドゥーヤを食べたら、おいしい。子供がイタリアみやげに買ってきたカファレルのジャンドゥーヤより、日本で買うほうがおいしい気がする。なぜだろう。ラナンキュラスの缶のキャンディもおいしかった。

 よく歩き、甘いものをよく食べた一日。
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『感情的にならない本』

2016-04-28 20:13:38 | 
『感情的にならない本 不機嫌な人は幼稚に見える』 和田秀樹 新講社
 感情的になる理由としては、こうするべきという思考、白か黒かという決めつけ、嫌な感情にこだわること、相手の悪感情をまともに受け止めること。感情的にならないためには、考えてもどうにもならないことは考えないで放っておく、目の前のやるべき作業や仕事を淡々とする、グレーゾーンを認め白黒をはっきりさせない。
 こういうことは、読むと「な~んだ」と思うが、言われないと気付かない。具体的でわかりやすいと思う。
 私がなるほどと思ったのは、悪感情は他の人に移るということ。職場で、上司がネチネチと部下を叱っていたら、関係のない部署の私も暗くなってしまう。こういうときは、受け流して笑顔でいよう。
 私は、昔から腹が立ったり、辛いときは、山に登ったり、道を速足で歩いたりしていた。これって、目の前の作業を淡々とするのとは違うけれども、よかったのかもね。
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『うそつきうそつき』

2016-04-27 20:25:58 | 
 顔にあるほくろが盛り上がって大きくなってきた。気になって皮膚科へ行く。そうしたら、単なるイボだった。液体窒素で焼いてもらう。「液体窒素で焼くと痛い」と聞いていたが、我慢できない痛さではなかった。しかし、焼いた後がチリチリとする。でも、悪いものではなくてよかった。
 皮膚科は、とても混んでいて、2時間待った。読みかけの単行本を持って行って正解。読み終えた。

『うそつき、うそつき』 清水杜氏彦 早川書房
 国民管理のため首輪型嘘発見器の着用が義務付けられた世界。ウソをつくと首輪は赤く光り、首輪を無理にはずそうとすると首輪は破壊工作と認知しワイヤーで首を絞め上げる。さらに一定期間ごとに「まごころ保全センター」に行き、バッテリーを交換しなければらならいのだ。非合法の首輪除去技術を持つ少年フラノは、様々な事情を抱えた人々の依頼をうけて首輪はずすことで日銭をかせいでいた。
 第5回アガサ・クリスティー賞受賞作。
 子供が「わたしのこと好き」と聞いて「好き」と答えても、ウソだったら首輪が赤く光るという。(本人には首輪の色が見えない)嘘発見器装着という設定のおもしろさにグイグイと引き込まれた。病院で「先生、大丈夫でしょうか?」と聞いて先生が「大丈夫ですよ」と言っても首輪が赤く光っていたらと思うと・・・怖い世界だ。
 前半はフラノと様々な人の出会いが描かれるが、後半は首輪の謎に迫る。後半は話がこんがらかって、何がウソで、誰がウソをついているのかわからなくなる。そして、フラノとフラノが秘かに恋するサクラノの最後の場面はせつない。エピローグも独特の情感がある。私はおもしろかった。
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『べつの言葉で』

2016-04-26 21:10:26 | 
『べつの言葉で』 ジュンパ・ラヒリ 中嶋浩郎訳 新潮社
 子供時代から、家では両親の話すベンガル語、外では英語と、相容れない二つのことばを使い分けて育ったラヒリ。第三の言語、イタリア語と出会ってから二十余年。ついにラヒリは家族を伴いローマに移住する。初めての異国暮らしを、イタリア語と格闘しながら綴ったエッセイ。
 一言で言えば、エレガント。洗練された文章と的をえた比喩がすばらしい。始めはとっつきにくいが、読めば読むほど味わいが深まる。「横断」「壁」「取り違え」の章などが私は好きだ。
 ベンガル語と英語。二つの言語は、ラヒリの人生の中で対立している。しかし、そこへイタリア語が入って三角形を形成することで安定し、三角の中を埋めるように創作をするのだという。母語ではない言葉で文章を書くのは難しいと思うが、協力者の助言を受けながらも成し遂げたのは立派としか言いようがない。
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森村泰昌展

2016-04-24 22:33:39 | 美術鑑賞
森村泰昌 自画像の美術史 「私」と「わたし」が出会うとき 2016年4月5日~6月19日 国立国際美術館
絵画の登場人物や歴史上の人物に自ら扮し、それを撮影するという、セルフポートレート写真で有名な森村氏の美術展

第Ⅱ部 「私」と「わたし」が出会うとき
 約70分の映像作品。ダヴィンチやゴッホなど芸術家たちが「私は何者であるか」を告白する物語。
 70分の長さを感じさせない作品で、これは絶対見るべき。これを見ることで第Ⅰ部の作品がよりわかる。ウソか誠か、煙に巻かれたような感じがする。冒頭にデュシャンが欠席という話だが、デュシャンは人生の半ばで制作を放棄していることを帰宅後調べて知った。ゴッホの「ひまわり」の花の真ん中が顔になっていたり、ウォーホールのブリロボックスがモリロになっていたり、ダヴィンチの弟子が熊のぬいぐるみとか、クスッとするところもある。私は、カルヴァッジョとベラスケスとダヴィンチがよかった。

第Ⅰ部 自画像の美術史
●自画像の美術史(ゴッホ/青) 服や顔など油絵のようなテイストなのに、眼だけが生もの。眼だけが違う。
●私の中のフリーダ


花輪の中にフリーダ・カーロ。迫力。
●動く《電気服》(田中敦子のために)

田中敦子さんを私は知らなかった。森村作品で知らなかった作家を知るのも一つの喜びだ。
●Sayoko2

美しい。森村さんだとは思えない。
●画家が見つめようとしたもの・ベラスケス
「ラス・メニーナス」の中に森村さんがいたり、「ラス・メニーナス」の絵を肖像画から抜け出したフェリペ4世が見ていたりと、よ~く見るといろいろおもしろい。
●自画像のシンポシオン

第Ⅱ部の映像に続く作品。右からウォホール、フリーダ・カーロ、ゴッホ、フェルメール、ベラスケス、ファン・エイク、ダヴィンチ、デューラー、カラヴァッジョ、レンブラント、ルブラン夫人、森村氏。
 
 おもしろかった。満足。

 森村泰昌展のあと、大丸梅田店で買い物。スカートを買う。店員さんが、「紙袋をまとめましょうか?」と言う。貸していた関ジャニ∞のDVDが入っている紙袋をまとめてもらうが「いい歳をしてと思われそう」と言うと店員さんがDVDの背表紙を見て「関ジャニ∞ですか?私、村上くんのファンなんです」店員さんは47の時からのファンだとか。おおっ、こんなところでエイターに会うとは!!
 しかし、お店で若いきれいなお姉さんがエイターと知って、うれしさもあり、おばちゃんエイターとしての恥ずかしさもあり、少し動揺。村上くんのファンと聞いて「珍しいですよね」と失礼なことを言ってしまった。後で猛反省。目が大きくてハンサムですよねとか。「スペアキー」とかの歌声が好きなんですとか。村上くんは、上手にメンバーを回すし、説明が足りないところを補ったりとMCがすごいですよねとか。いくらでも言えたのに・・・。エイターとしてあるまじき失礼なことを言ってごめんなさい。
 でも、きれいなエイターさんに会えてうれしかった。
 あと、駅で「関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!」のツアーバッグを持っている人を見かけて、うれしかった。
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