ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

平井堅が悶絶したヴォーカリスト6人 関ジャムより

2016-07-30 23:21:11 | 関ジャニ∞
 今日のサタプラの丸ちゃんは、私の好みの髪型。めっちゃ、イケメン♡
 今日は、リサイタルの初日。どんなセットリストかな?

関ジャム 7/24放送

 スガシカオさん、秦基博さん、草野マサムネ(スピッツ)さんからも絶賛の声の持ち主・平井堅さん。自称声フェチの平井堅さんが嫉妬し、思わず悶えた日本のヴォーカリスト6人を発表!

1.フラジャイル(か弱い)ボイス、日本一細かいビブラート(ゆれ)→宇多田ヒカルさん「time will tell」の‛cry’ 細かく震えるビブラートに注目
 消え入りそうな、壊れそうな、あやうさをずっとキープして歌っているの所が五感をくすぐると平井さんは分析。ヤギのような、細かく震えるビブラートが繊細かつ情緒が揺れる感じで人の心をつかむのだと言う。これは、天性のもので、作ってやるとあざとくなるらしい。
 平井さんは、ビブラートを細かくしていく練習をしていたという。すばるくんは、デビュー曲「浪速いろは節」が演歌だったため、ビブラートをきかして歌うように指示されて意識していたことがあったそう。しかし、最近は、何も考えないようにしているらしい。

2.上手いと思わせないとてつもない‟歌の上手さ”→草野マサムネ(スピッツ)「楓」の’さよなら君の声を抱いて歩いていく あぁ ぼくのままでどこまで届くだろう’あえてテクニックを使わないところに注目
 コンサートに行ったり、一緒にカラオケに行っても、音程が崩れるのを見たことがない。高音が余裕で出ている。いい意味で、いい歌だと思うが、いい歌唱力と思わせないのがいい。テクニック(しゃくり、ビブラート、抑揚など)をあえて使わず、歌詞を伝えることでスピッツの良さを出していると平井さんは分析。
 ユーミンも全くビブラートなしで、揺れない歌声だからこそ、歌詞が入ってきたり、リスナーがユーミンの世界を自分に投影できるのではと言う。
 平井さんは、デビューしてから楽園でブレイクするまでの5年間、低迷期があった。歌い上げていたが、「うるさい」と言われ、大人たちに叱られ続けた。しかし、言うことを聞くことで、いいように回転するようになってきた。だから、何もしないように心がけ、歌詞を伝えることを念頭において歌うようにしているそうだ。
 
 音楽プロデューサー蔦谷好位置さんが、以前関ジャムで「瞳をとじて」でJ-POPの王道が変わったという話をしていた時のこと。「瞳をとじて」では、ブレス(息継ぎ)の音量を上げていると分析。確かに、曲を聴くと「(V)心が(V)体が(V)君を覚えている(V)」の(V)の部分に息継ぎのヒッというような声が聞こえる。蔦屋さんは、平井さんは気が付いていないが、プロデューサーの亀田誠治さんが息継ぎを平井さんのチャームポイントだと思って、あえてブレスの音量を上げていたのではと言っていたらしい。さて、真相は?
 亀田さんは、平井さんのブレスが好きで、もっともっとという感じで、レコーディング時にブレスのボリュームを上げていたのだとか。お見事、蔦谷さん!亀井さんは、「ブレスも歌だ」とおっしゃっていたらしい。

 平井さんは、スティービー・ワンダーの2003年の日本公演の時に、急遽共演することになった話をする。大物と急に共演を言われたらどうすると村上くんに聞かれたすばるくんは、「肛門とれます、びっくりしすぎて」と発言。なんとオリジナルな例えなんでしょう!すばるくん、天才的。
 
3.ほら穴ボイス、オシャレ系とは一線を画す独自性→手嶌葵「明日への手紙」ほら穴ボイスに注目
 映画「ゲド戦記」のテーマ曲で有名な手嶌葵さん。平井さんは、初めて手嶌さんの声を聴いた時、ほら穴に吹く風みたいな声と思ったらしい。確かに歌を聴くと、語尾がほぼ息。ウイスパーボイス(ささやくような声、息の成分が多い)の独自性が強いと言う。同じウイスパーボイスでも、CHARAさんは、世界観をもっているが、手嶌さんは野性的というか、狙っていない、ナチュラルな感じがあるらしい。

4.霊長類イチ歌が上手い→美空ひばり「リンゴ追分」‛えぇ’の倍音に注目
 平井さんは、美空ひばりさんが大好きで、一時、ステージに上がる前は写真にお祈りしていたのだとか。Protools(作曲、録音、アレンジができる音楽編集ソフト。ピッチの修正可能)が喉に内蔵されているのではと思うほど、正確なピッチ(音程)。また、中低音の倍音がズドンとくるのだとか。倍音とは、基音以外で音を構成する成分の一つで音色を作るたくさんの音のこと。倍音が多いと、よく通るいい声だと言われる。美空さんは、高い倍音と低い倍音を使い分けて様々な音色しているらしい。
 平井さんは、意識していないが、気持ちのいい倍音が出たなという時があるらしい。すばるくんは、倍音が出ているとかわからないと言うが、平井さんは、出ていると断言。私も、すばるくん、大野智君、ユーミンとか倍音が出ているような気がする。気持ちがいいときに倍音が出ているのではという話になり、大倉くんが横山くんに「気持ちいいときってあるんですか?」とふり、「あんま、ないな」と答える横山くん。小さく笑う大倉くんが、いたずらっ子のようでかわいかった。

5.けして、きれいではないのに そこに引っかかってしまう歌声→吉川ひなの「ウサギちゃんSAY GOOD BYE」‛ウサギちゃん 今日でSAY GOOD BYE’存在感がスゴイ
 え~っ、吉川ひなのちゃん?どうして??と思ってしまう・・・。平井さんによると、美声ではないが、声に特徴があるのは武器になると。下手でも悪いことはなく、オケに負けない声の存在感がスゴイ。子どもが駄々をこねているような声で真似しようと思っても真似できないと、解説する。古田新太さんは、曲の世界観と声の持っている世界観がマッチしているとすごく上手くなくても心地よいと分析する。
 亮ちゃんが、「曲との出会いなんやな」と言うと村上くんが「(おれは)まだ出会ってへん」失笑がもれるが、なんと平井さんは「声自体がイイ!!」と断言。実は、村上くんの歌声が好きな私。ちょっと、うれしい。村上くんと曲のいい出会いを期待しています。大倉くんが「横山くんは?」とふる。「イイと思います・・・」と言いつつ、「すみません、ウソつきました」的表情をする平井さんでした。

6.平井堅が最も影響をうけた→桑田佳祐
▶生まれて初めて歌声に泣かされた一曲 サザンオールスターズ「旅姿六人衆」
 イントロから分けがわからず泣いたそうだ。前から歌手になりたかったが、歌で泣けるとはすごいと思い、歌手になりたいと強く思わせた曲。こののち、ファンクラブに入り、後々ストーカーになり、自宅で待ち伏せるなどイタイことをしまくったとか。知らなかった・・・。
▶アクがある声なのにあらゆるジャンルの曲に対応 桑田佳祐「真夜中のダンディ」ソロの男らしいブルース感に注目
 オールマイティなハスキー声に憧れ、バーボンでうがいをし、河原で叫んだりしていた平井さん。しかし、翌日には枯れた声がもとに戻るという強靭な喉の持ち主だった。結局、あきらめることになる。
▶曲作りに対する貪欲さがすごい 桑田佳祐「白い恋人達」ラスト5行のしつこさに注目
 ここで終わってもいいのに、まだ続くところがスゴイ

ジャムセッション「ソレデモシタイ」
 独特のリズムに∞は苦戦。すばるくんは「今日はヤバかった」と渋い表情。大倉くんも「関ジャム一難しかった」と言う。しかし、平井さんは、感動していた。TAKE1で、亮ちゃんのミスに気づいていて「どうするのかなあ」と思っていたら、亮ちゃんが「もう一回」と言ったとか。平井さんは、「プロだあ」と思ったらしい。亮ちゃんは「プロは間違えない」とサラリ。亮ちゃん、かっこいい!

エンディング
 平井さんは、20歳の時、デモテープを「コーラスに雇ってくだいさい」の手紙とともに桑田さんの家の門柱に置いたのだとか。20年後くらいに桑田さんの家のお手伝いさんが、掃除していてにテープを見つけ、平井さんと桑田さんが一緒にテープを聞いたらしい。平井さん曰く「肛門が100こ取れた」

 こういうふうなアーティストによる分析が結構おもしろくて好きだ。平井さん自身も楽しい方でおもしろかった。
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『疾風ロンド』『幻の女』

2016-07-29 15:56:58 | 
『疾風ロンド』 東野圭吾 実業之日本社
 拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれ雪山に埋められた。場所を知りたければ3億円を支払え―そう脅迫してきた犯人が事故死してしまう+。上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かった。犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所で撮られたテディベアの写真のみ。果たして、生物兵器は無事に回収できるのか?ドタバタサスペンス。
 本作が映画化され、関ジャニ∞の大倉くんが出演するというので読む。大倉くんは、研究員の代わりに生物兵器(彼は、研究員の嘘で人を助けるワクチンと聞かされている)が埋められている目印のテディベアを探すスキー場のパトロール役。真面目で天然ぽい役が、大倉くんにドンピシャ。(しかし、彼はスキーができるのかな?)大倉くんと一緒に探す大島優子ちゃんは、プロのスノーボーダー役。なんと、大島優子ちゃんは、スノーボードが得意なのだとか!そして、研究員が阿部寛さん。阿部寛さんの「テルマエロマエ」のようなおとぼけぶりがさく裂すること間違いなしと思う。絶対、映画を見ようっと!
 本は、軽いノリで読める。ところどころ、クスリと笑えるところもある。まず、冒頭で犯人が事故死って、どうよ。研究一辺倒で世事にうとく脇が甘すぎる研究員と上司の掛け合いもおもしろい。テディベア探索の件は、誰でも想像がつくが、後半は、少しドキドキしながら読んだ。
 
『幻の女』 ウィリアム・アイリッシュ 稲葉明雄訳 早川書房 
 妻と喧嘩し、あてもなく街をさまよっていた男は、風変りな帽子をかぶった見ず知らずの女に出会う。彼は気晴らしにその女を誘って食事をし、劇場でショーを観て、酒を飲んで別れた。その後、帰宅した男を待っていたのは、絞殺された妻の死体と刑事たちだった!迫りくる死刑執行の時。彼のアリバイを証明するたった一人の目撃者“幻の女”はいったいどこにいるのか?
 ミステリの名作とは知らなかった。江戸川乱歩は、『幻の女』を読んで、いたく感激したのだとか。最近、新訳が出たが、冒頭の一文は、稲葉訳があまりにも名訳なので、そのまま使用したらしい。
 江戸川乱歩が読むくらいだから、1976年発行と古い。しかし、古くささを補ってあまりあるおもしろさだった。妻殺しで死刑執行間近の男。友人は、男の命を救うために、アリバイを証明できる、男と一緒に過ごした女を探す。しかし、誰もその女を見なかったと言う。なぜ、あんなに派手な帽子をかぶった女を見ていないのか?やがて、その理由がわかり始めるが、糸口がみつかると思いきや、振出しに戻ってしまうのだ。章の見出しが、「死刑執行前〇日」となっているので、時間に追われているようで、夢中になって読んだ。
コメント (3)
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イヤリングを落とさない方法

2016-07-28 16:52:03 | 日記
 買うつもりのないネックレスを買ってしまった。
 妹と会って、大丸をぶらぶらしていた。ベネチアングラスのネックレス売り場をひやかしていたら、接客中の眼力が強い店員さんと目が合う。すると、その人は椅子から立ち上がり、つかつかとやってくると「あなたに合うネックレスはこれっ!」 「な、なに?この人、接客中やったのに いいの?」と引いている私たちにグイグイくる。
 妹は赤いネックレスをチョイスされ試着すると、なるほど似合っている。私には、濃い紺と緑のネックレス。私は絶対選ばない形と色だ。もうちょっと薄い色がいいかなと思って、他のネックレスをつけてみても、最初に勧められたネックレスほど似合わない。まあ、私なら絶対選ばないデザインと色のネックレスをつけるのもいいかなと思い、思い切って購入。
 なんでも、イタリアに行って職人に色やデザインを細かく注文して作らせているベネチアングラスを使ったハンドメイドらしい。 どうも、お見立てをしてくださったのは、アトリエCOCOのデザイナー・Chiyuki先生のよう。先生が、つけているうちに顔になじんでくると言ってらっしゃたが、なるほど、違和感がない。これから年齢を重ねても、ずっと着けていられるとおっしゃっていたが、そのとおりだと思う。さすが、先生。一目で似合う色を選んでくれて、ありがとうございました。
 なんだかんだと言って、結局、ほとんど毎日つけている。不思議なことに、どんな服にも合う。また、つけているとなぜか元気がでてくるネックレスなのだ。
 
アトリエCOCOのベネチアングラスのネックレス お気に入りです
 
 その時に、イヤリングを落とした話をする。実は、丸ちゃんのマクベスを見に行った時につけていたイヤリングを別の時に落としてしまったのだ。クレジットの支払いもまだのうちに。イヤリングを見る度に丸ちゃんのマクベスを見たことを思い出すはずだったのに。兵馬俑展を見に行った時に落としたらしく、イヤリングは出てこなかったのだ。
 Chiyuki先生が「イヤリングをどこにつけています?」と尋ねる。「どこって、耳やん」と思いつつ、ここと耳たぶの中央を指をさす。すると、先生とスタッフ一同が「あぁ~~」 えっ、なに、なに?なんで、そんな残念そうな声をだすの???
 なんでも、イヤリングは耳たぶ中央ではなく、顔側に地面と垂直になるようにつけるそうだ。そうすると、痛くもなく、落ちにくいらしい。知らなかった。もっと、早く知っておけば・・・。


 毎年7月にアトリエCOCOさんは、大丸神戸店に出店しているそう。来年はネックレスとおそろいのイヤリングを買ってしまうかも。
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最近お気に入りのおやつ&サンホワイト

2016-07-27 20:15:08 | これ、いいですよ
 森永製菓のベイク。以前、ベイクを食べた時は、苦くてあまり美味しくなかった気がする。たまたま、ベイクが安くなっていたので、買って食べた。すると、なぜか美味しくなっている!
 又、知り合いから、ベイクのクリームブリュレ味が美味しいと聞き、買って食べる。美味しい!回りがキャラメリゼされており、パリパリ。中はクリームブリュレのカスタード味。
 焼きチョコなので、夏に溶けないチョコというのがうれしい。


 三幸製菓の黒糖みるくを職場でもらう。外はぱりぱりだが、口に入れるとやさしく、とけるような感じで、ほのかな甘みがクセになりそうだ。美味しくて買おうと思って探すが、なかなか近所のスーパーでは売っていない。どこにあるのか?手に入らないと思うと余計にほしくなる。

 なかなか手に入らないと言えば、サンホワイト。ワセリンだが、日にやけにくいという。ピジョンのベビーローションをぬったすぐ後のビシャビシャの上に塗るが、きちんと化粧水のフタをしている感じがいい。少々のびが悪い気がするが、肌の調子がいいので気にいっている。いぼとりで皮膚科に行った時、処方してもらったのが、なくなったので買おうとした。でも、あまり取り扱っている店がない。たまたま、子どもの職場に近いところに取り扱い店があるので、買ってきてもらうように頼む。しかし、店に行くと、人気で在庫がなく、一か月待ちだと言われたらしい。でも、たまたま予約キャンセルがあり、手に入れることができた。よかった~。


 今さらではあるが、近くの店で売っていないものは、ネットで買うべきだな。
  
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『天平の女帝 孝謙称徳』

2016-07-26 21:11:14 | 
『天平の女帝 孝謙称徳』 玉岡かおる 新潮社
 女性初の皇太子となり、「女に天皇は務まらない」と言われながら、民のため、国のため、平和の世のために生きた孝謙称徳帝。聖武天皇の娘として奈良に仏教王土を築き、遣唐使を派遣し、仲麻呂ら逆臣の内乱を鎮め、道鏡を引き立て、隼人を傍に置いた。和気広虫ら女官たちの視点で女帝の真の姿を描く。
 玉岡かおるさんの『天涯の船』が大好きで、期待して読んだが・・・。女官たちから見た女帝を描くので、御簾を隔てて見るようで女帝の姿かたちがぼんやりしている感じ。しかし、後半は、天皇の周りの人の死の謎、女帝と側近たちの関係、女帝の苦悩が一気に明かされ、夢中で読んだ。優秀な女性が男社会で無視されたり、男なら大目に見られることが女性であるために色眼鏡で見られたリと現代社会でも通じる話でもある。読み終わると、民を思う女帝の高貴な姿がしっかりと目にうかんだ。それに比べて、国ではなく自分たちの家の栄達のために、暗躍する藤原家の人々の卑しさよ。本を読んで正倉院展で見た藤原仲麻呂(恵美押勝)の書状が右肩上がりの悪筆だったことを思い出した。
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