日曜日に今年も大人だけで行ってきました、天王寺動物園。
去年、カバが水中でボールのようにピョンピョンはねるのが衝撃的だったので、カバの所へ朝一番に行く。ん?カバが二頭とも陸の上にいる。しかも、二頭がピッタリくっついている。カバのテツオとティーナは仲良しなのだ。普段は隣りどうしのプールで過ごし、ティーナの発情期に合わせて同居させるらしい。去年は、鉄格子を隔てて見つめあってピョンピョンと水中ではねていた二頭。本当に仲良しで、ほほえましい。
次は、もうすぐ浜松動物園に帰ってしまうホッキョククマのバフィンとモモちゃんに会いに行く。去年は、モモちゃんにブイを投げて遊んであげていたバフィン母さんに感動したが、今年は? 大きい。モモちゃんが大きくなっている!バフィンをちょっと小さくした感じ。でも、モモちゃんは、相変わらず元気にプールの中でボールなどで遊んでいる。元気に遊び回るモモちゃんを見ていると飽きない。いつまでも見ていられる。午後は展示替えでイッちゃん。イッちゃんも、まだまだ小さいので、プールの中をくりくりと元気に遊び回る。かわいいなあ。
そして、クロサイ。本当は、サミアちゃんを見たかったのだが、サミアちゃんの展示は、火木土で、トミーは、日水金。とってもイイ子と評判のサミアちゃんを見たかったな、残念。去年、トミー(オスのクロサイ最高齢)は、銅像かと思うほど全然動かなかった。今年は、食事時にやってきたからか、トミーはとても元気に動き回ってエサを食べていた。
ヤマネコやトラのゾーンで獣医の資格を持つ友人からヒョウとジャガーの模様の違いを教えてもらう。ヒョウの模様は〇、ジャガーの模様は〇の中に点々があるそう。また、ヒョウはアフリカ、アジアに生息するが、ジャガーは南米のみに生息する違いがあるとか。また、スナドリネコという漁をする猫がかわいかった。(漁るーすなどる)
ふれあい広場で友人から羊とヤギの違いを教えてもらう。羊は温和な性格で下草を食べる。ヤギは攻撃的であまりかがんで食べない。たしかに絵本の「三びきのやぎのがらがらどん」「おおぐいひょうたん」のヤギは攻撃的ですな。そして、何より驚いたのは、羊のしっぽが長いということ!ヤギのしっぽは短く、羊のしっぽは長い・・・。いやいや、羊のしっぽは短いやんとつっこめば、羊のしっぽは衛生的な理由で切っているのだそう。
ふれあい広場で見つけたしっぽの長い羊 これが本来の姿!?
お昼ご飯を食べて、アジアゾウのラニー博子さんに会いに行く。ラニー博子さんは、池に横たわっており、飼育員さんがホースで体に水をずっとかけている。スッポリ潜って、時々鼻先を出してブホッと呼吸する。ラニーさんは、1時に食事が終わると池に入って2時半くらいまでお昼寝をするそう。ホースの水は、お母さんが子供を寝かしつけるときに、よしよしとさするような感じだとか。年をとると、ゾウは立ったまま寝るらしい。(横になると起き上がれなくなるかもしれないから)だから、池で横になれるお昼寝は大切らしい。時々、池の石でおなかをかいたり、足を持ち上げて足の裏にホースの水を当ててもらったりと、ユーモラスなラニーさんである。
あと、私のおススメポイントは・・・。
●全国でも天王寺動物園しかいない動物
ドリル(マンドリルではありません。お顔は真っ黒)エミュー(友人曰く「じっと座っていたら、かつらが落ちているみたい」)
●面白い名前の動物
ムフロンの「ツウ」「テン」「カク」、アミメキリンの「ハルカス」それぞれ、寄贈や輸送費を負担したスポンサーから名前がついたそうで、ムフロンは通天閣、キリンはあべのハルカスから。ホッキョククマの「ゴーゴ」と「イッちゃん」も551の蓬莱から。
●ただいま抱卵中
オウサマペンギン
一番奥のペンギンの足元がふくらんでいるのは、卵があるから。夫婦交代で卵をあたためるそう。
鳥の楽園でも、コサギが卵をあたためているところが真近で見られる。
角度によってはこんなショットも撮れます
楽しい一日だった。案内をして、おもしろい話をきかせてくれたTさん。ありがとう!!
追記 一緒に動物園ツアーに行ったNさんから、画像をもらいました。使っていいということなので載せさせてもらいます。(カバ、ホッキョククマ、ライオンと草食動物)ありがとう、Nさん!(7/6)