ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『素敵な日本人』『劇場』

2017-07-31 22:02:09 | 
『素敵な日本人 東野圭吾短編集』 東野圭吾 光文社
 さすが、東野圭吾。おもしろかった。「正月の決意」「君の瞳に乾杯」「レンタルベビー」「水晶の数珠」がよかった。

『劇場』 又吉直樹 新潮社
 演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の沙希。夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った――。
 『火花』よりは格段に読みやすい。始めの書き出しに私は心をつかまれた。冒頭の永田と沙希の出会いが結構好き。でも、永田の焦りや不安は伝わるが、だからと言って沙希ちゃんに対する態度はないだろうと思ってしまう。私が女性だからか、沙希ちゃんを搾取する永田の身勝手さばかりが目について、嫌な気分になる。最後は、ちょっと胸をつかれたが。
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スパニッシュオムレツ失敗

2017-07-30 20:24:24 | 日記
久しぶりにごはんの写真

朝食

ハト麦入りご飯、味噌汁(煮干しだし、小松菜、うすあげ)、冷奴(ねぎ)、自家製きゅうりの糠漬け、トマト、カボス、味付海苔、自家製ちりめん山椒

昼食

外食 ミックスフライ定食 お友達とランチ

おやつ
瀬戸内レモンジュレポンチ(和食さとにてお友達とおしゃべり) 
家に帰ってミルクティーとクッキー2枚
R1ドリンク

夕食

ハト麦入りご飯、酢の物(キュウリ、朝食の糠漬けキュウリの残り、胡麻)、カボチャの煮つけ、スパニッシュオムレツ(卵、牛乳、粉チーズ、ジャガイモ、人参、玉ねぎ)、キャベツ
スパニッシュオムレツってうまくできない。ケチャップをのせて誤魔化している。

来週は、関ジャニ∞のライブがあるので、おやつはなるべく我慢。昨日放送のサタプラでやっていた体操をする。ライブを口実にダイエットをしないと、いつまでたっても痩せない。若い時は、何をしても太らなかったが、今は気を許すとすぐ太り、元に戻らない。結婚前、体重が40kgを切りそうになり、やつれたように見えないように必死になって太った日があったなんて信じられない・・・。おなかがポッコリ出る日が来るとは思わなかった・・・。亮ちゃんやすばるくんより体重が軽くありたい。
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幸せな人は意地悪しない~「サワコの朝」ゲスト江原啓之さんの言葉より

2017-07-29 16:52:16 | 日記
 丸ちゃんのサタプラを見ようとチャンネルを回す。(言い方が昭和だな~。今ならなんと言うのかな?)すると、前の番組「サワコの朝」をやっていて、ゲストはあの「オーラの泉」の江原啓之さん。「オーラの泉」をよく見ていたな、懐かしい。
 たまたま見たのだが、江原さんの言葉が深くて、メモを取りながらテレビの前で真剣に見てしまった。その番組での江原さんの言葉を忘れないように記す。

自分にないことは腹を立てない
 痩せている人が「デブ」と言われても、自覚がないので腹が立たない。人に言われて傷ついたり、腹が立つのは、自覚や弱みがあるから。行った人は指摘しただけで、その言った人が悪いわけではない。

幸せな人は意地悪しない
 その通り!
 
人生の“つまづき”こそ得られるものがある
 転んだ時に何を得られるか。必ず“まんじゅう”は落ちている。それが、これからの人生のバネや肥やしになる。「つまづいた~」で終わらせずに“まんじゅう”を見つけて、立ち上がれ。

生き抜くことに価値がある
 価値があるから生きるのではない。すばるくんの「生きろ」とも通じるところがある。

 認知症のことにも触れ、車を体、運転手を魂とすると誤作動を起こすのが認知症。魂は健全なので、吐かれた暴言なども覚えている。徘徊は、逃げ出したいことがいっぱいあったが、出ていけなかった人が。暴言は、辛抱して我慢して耐えてきた人がなりやすいとも。それを「あんな人ではなかったのに」ととるか「最後に全部吐き出せてよかったね」ととるかで、心の持ちようが違う。

 「幸せは(他人との)比較ですか?」という言葉にもドキリ。

 いやあ、高僧のありがたい法話を聞いた気分。この言葉を心にとめておこう。

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『ジヴェルニーの食卓』

2017-07-28 17:25:58 | 
『ジヴェルニーの食卓』 原田マハ 集英社
 モネ、マティス、ドガ、セザンヌ。19世紀から20世紀にかけて活躍した美の巨匠たちは何と闘い、何を夢見たのか。彼らとともに生きた女性たちの視点から色鮮やかに描き出す短編集。
 やさしい風のような短編集。読んだら、皆さんは、きっと画像検索するだろうな。私はマティスのヴァンス礼拝堂に感動。ドガの14歳の踊り子には、ちょっとザワッとした。メアリー・カサット展、モネ展、マティスとルオーに行った時のことを思い出しながら読んだ。もちろん、絵を知らなくても十分楽しめる。
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「技を極める」

2017-07-27 08:43:49 | 美術鑑賞
「技を極める・・・・・ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」 2017年4月29日~8月6日 京都国立近代美術館
 ハイジュエリーにはあまり興味がないが、日本の工芸があると聞いたので行ってみた。


 チケットにもある印象的なこの作品。係員さんに「この作品はどこにあるのか?」と聞く人多数。私も探していたので、聞き耳をたてる。これは、実は、合成写真。1室にある<フューシャクリップ>と2室にある並河靖之<蝶に花丸唐草文飾壺> <蝶に花丸唐草文飾壺>は、黒字に黄色が印象的


右 四代長谷川美山<京都名所図透彫飾壺> 透かしが細かく美しい
中 インド風ネックレス 大きいエメラルドだらけでビックリ

 
工房を再現したところ 仕事に疲れた職人が顔を上げて見る風景なのかな


バードクリップ&ペンダント 写真では切れてしまったが、イエローダイヤモンドは、96.62カラット!大きいなあ

ダンスーズエスパニョール(スペインの踊り子)クリップ


どれもキラキラ

二枚の葉のクリップ

宝石を支える爪を表から見せない「ミステリーセッテイング」という技法で作られている。なるほど、見えない。隣でしゃべっていたご婦人がたによると色を合わせるのが大変ではないかとのこと。

●並河靖之<桜蝶図平皿> 緑地に蝶が美しい
●ミステールⅣネックレス 飛行機がモチーフのネックレスで飛行機雲がダイヤモンド
●中川清司<神代杉木画箱> 美しい!私は存じ上げなかったが中川さんは人間国宝。木を細かく組み合わせているのだが、細かすぎて筋を描いているように見える。このすござに気付かない人がたくさんいて残念。
●アールデコ読書灯 電気をつけたらどんな風に見えるのか?気になる

 いやあ、とにかくキラキラ。見ているおばちゃんたちは「(ネックレスは)重くて肩凝りそう」「(クリップやブローチは)重いからええ服やないと重みで垂れる」とワイワイ。こんな宝石をつけることもなく、又宝石をつけても宝石が貧弱に見えてしまう普通人の私にとっては、「へえ~」「うわ~」しか出てこない。
 それに比べると日本は写実的(本物のよう)だが、宝石を使っていないので地味。でも、両者の職人の技はどちらもすばらしい。
 個人的にはヴァニティーケースやパウダーケースのコレクションがモダンで好き。
 平日3時過ぎに入館したが、まあ少し待てば最前列で見ることができる込み具合。閉館20分前は好きな所をじっくりと見ることができた。
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