鞆の浦のシンボル、常夜燈
この湾のむこうに橋を架け街を迂回する道路にする案は否決されトンネルに変更になり、この景観が守られたのでほっとしています。
この日は12月とは思えない温かさと季節外れの黄砂で春がすみのような空。
雁木と漁船
「鞆てらす」という鞆地区の町並み保存拠点施設が新しくできていました。
観光地として何とか手を打とうとする姿勢はわかるのですが閑古鳥が・・・
伝統的建造物保存地区を歩きます
なまこ壁
保命酒の酒蔵
そして鞆の浦に来たときは必ず寄った、町の西側山手にある医王寺のちかくのカフェさらすわてぃ
入り口には今月で閉めるとの張り紙がありましたが、玄関は開いていたので入ってみたらお茶を出してくれました。
高齢の店主と少し話ができましたが、私たちが初めて訪れた15年前が開店直後で、それから2~3回来ましたがお客さんが多く、賑わっている店でした。
開店直後と閉店直前に訪れるとは面白いご縁です。
10年以上前は観光客が押し寄せ、車の渋滞で住民の行き来にかなり不便をきたし、山にトンネルを掘ってバイパスを創ることになったのですが、その完成を待たずはたして今の状況でそれが必要なのか?というくらい観光客が少なく、それにともない閉店したお店が多く、なんだか寂しい気分になった今回の鞆の浦でした。
観光客は少なくても歴史的景観は残し続けてほしいと願うのは部外者のわがままでしょうか?
おしまい。