イライラしたりカーっとくる場面に出くわすことがありますか?その場合たいてい相手を『とんでもないヤツだ』とか『許せない』と裁いていますよね。そしてその感情に振り回されると何に対して怒っていたのかもよくわからずプリプリしたり不機嫌になったりしてしまいます。
その根本をよ~く観察していくと自分を苦しめているのは自分自身の”観念”や”思い込み”であることが見えてきます。『私は正しい』という思い込みがあるとそうでない相手に『あなたは間違っている』と責めてしまいます。
正誤、善悪、などの観念から自分を縛り相手を攻撃しているのです。自分が正しい、善いと思っていることの中に頑固な思い込みが潜んでいることが多いです。正しい、善いとしているからふだんは見えないのです。
苦しい場面はそのような自分の観念に気づかせてくれるチャンスです。自分の観念、思い込みに気づき、そのことを認め、それを手放していくことが自分を自由にしていく道だと思うのです。