語学学習日記です.そこらのおっちゃんが書いてます.怪しいよ!眉唾物です.

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

703番:オルフェ(7)

2022-01-26 11:29:14 | 日記

 
オルフェ(7)   


——————————【7】———————————————
              
L'appareil s'arrête, panoramique sur le fond, puis il se fixe sur
Orphée, seul à une table.  Orphée se lève, appelle le garçon
et paie.


——————————(訳)———————————————
               
カメラワーク止まる。店内の奥全体に向けられ、それから、
ひとりテーブル席にいるオルフェに向けられ固定する。
オルフェ立ち上がり、ボーイを呼び、支払いをする。


—————————《語句等》———————————————
            
appareil(m)カメラ
s'arrête<s'arrêter (動きが)止まる 
panoramique(名、形)(m) パノラマ(的)、前景(的)
           全体を見渡せる(光景)     
se lève (直現、単数3人称)<se lever  立ち上がる、起きる       
appelle (直現、単数3人称)<appeler (他)を呼ぶ
paie (直現、単数3人称)<payer (自、他)支払う

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702番:レ・ミゼラブル(12)

2022-01-26 11:24:29 | 日記

レ・ミゼラブル(12)

 


————————————【12】————————————————
       
 Qu'y  avait-il  de vrai,  du  reste,  dans  les  récits   qu'on
faisait  sur  la  première  partie  de  la  vie  de  M. Myriel ?
Personne  ne  le  savait.  Peu de  familles  avaient  connu la
famille  Myriel  avant  la  révolution.  


————————————《訳》——————————————

ミリエル氏の人生の前半に起こった話は、一体、実際のとこ
ろはどうだったのか? それは誰にもわからない.革命前の
ミリエル氏の家庭については、ほとんどどの家でも誰も知ら
ない.

————————————《語句》————————————————

récit (m) お話、物語
   Il nous a fait le récit de son voyage.
      彼は我々に旅の話をした.
de vrai (古風表現) 本当のところは(vraiment)    
du reste  そもそも、それに、その上


————————————≪解釈≫———————————————

前半の文ですが
Qu'y avait-il de vrai, du reste, dans les récits qu'on
faisait sur la première partie de la vie de M. Myriel ?
直訳すれば
「ミリエル氏の人生の前半に起こった話には一体、
実際のところは何があったのか?」
そして後半で、それが誰にもわからないと言っています.

ミリエル氏に伝えられている話には合点のいかないところが
多いということを暗示していて、なかなか謎の人物だと言って
います.

 

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701番:アルルの女(17)

2022-01-26 10:24:48 | 日記

アルルの女(17)

 


—————————【17】————————————————
                  
Le père rentre, impassible ;  il reprend sa place à table ;
et le repas s'achève gaiment...


—.————————(訳)—————————————————
            
父親は、何事もなく戻って来ました;再び席に戻ります。
そして、食事は楽しい雰囲気のまま終わりました。


—————————《語句》————————————————
                  
impassible: (形)無感動の、平然とした、動じない、冷ややかな
      ここでは père と同格; 「平気な顔をして」
      本来主語側にあるはずのimpassible が語末に回ったもので、
      文法上は外置構文(extra position).
   comme を補うとわかりやすい.comme impassible
   仏文法書を引かれる方は、「同格形容詞」の項目で扱われて
    いると思います.
   Furieux, il est sorti. / 憤慨して、彼は外へ出た.
    Il est sorti, furieux. / 同上
    同格形容詞は付加形容詞と異なり、必ずコンマ(ヴィルギュル)で
    切り離します.文頭、文末、どちらに置いてもかまいませんが、
    文中は不可;Il, furieux, est sorti. (だめ、✕ )
       ただし名詞主語ならOK!
    Mon ami, furieux, est sorti. (OK !)
il reprend sa place à table: もちろん過去の事象なのですが
   現在形で描いた、臨場感を出す手法です.訳すときは
   「過去形」で大丈夫です.まさか、ここを試験で出す
   いじわるな先生はいないと思いますが、出題されたら
   どうどうと過去形で訳しても〇マルを貰えるでしょう.

 

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700番:アルト・ハイデルベルク(18)

2022-01-26 10:24:48 | 日記


アルト・ハイデルベルク(18)


—————————【18】—————————————
        
Die Kavaliere (verneigt sich, ab rechts).
Die Lakaien (öffnen rasch die Thüren).
Hofmarschall.  Herr v. Breitenberg, Sie wollen, bitte, mit
                hinüberkommen.(Ab mit ihm nach links.)
                      
                    6. Szene.
   Es bleiben die drei Lakaien, Schölermann,
              Granz, Reuter.
Die Drei  (stehen kurze Zeit bewegungslos. Dann hört
           man unten im Hof die Wache aufziehen).
                        
                           (Pause.)
Granz.     Nun geht der kleine Prinz auch weg.
               Das war noch der einzige, der alle paar Jahre
          hire mal laut gelacht hat. Bis sie ihm das auch
          abgewöhnt haben.


—————————【訳】—————————————
           
貴族たち、お辞儀をして、右手に退場。
従僕たち、急いで扉を開ける。

宮内大臣:  フォン・ブライテンベルクさん、
                一緒にあちらへおいでいただけますか?
   (フォン・ブライテンベルクと共に、左手に退場)   

      第6場
  シェーラーマン、グランツ、ロイター、の3人の従僕が残る。
  
 3人の従僕、しばらく、そのまま立っている。 
    それから、下の中庭で衛兵たちが勤務に就く音が聞こえる。

     (間)
グランツ: 今こそ若い公子殿下もご出立だ。この数年、この城で
      大声でお笑いになったのは、公子殿下様ただおひとりだった。
                 笑うことさえも、もうおやめになるまでなってしまった。

 

—————————【語句】—————————————————
                 (既習の単語も復習のため随時出します)

ab rechts <ab 離れる + rechts 右に  = 右手に退場
Die Lakaien  <Der Lakai (_en/_en)  従僕
verneigt sich  <  sich verneigen  (再) お辞儀をする
Die Kavaliere < Der Kavalier  (_s/_e) 貴族
rasch  (速度が)速い、(決断が)すばやい、  rasches Handeln すばやい行動
hinüberkommen→hin は「向こうへ」の意味、
                       hinüberは、「あるものを越えて向こう側へ
        kommen はお互いの関心が向いている方向へ「行く」
        いろいろ接頭辞が多く、辞書には載っていないと思いますが、
        基本をたどれば、意味はつかめます。
links 左に nach links も左にという意味、nach がつくと、動きが感じられる    
bewegungslos   (形)動かない、静止した
die bewegung  (_/_en)  動き、動作、身振り
los は形容詞で、4格+ los sein で、~を失っている、の意味。  
die Wache  (_/_n) 見張り、警備、衛兵 
der Hof (_s/"e) 中庭
auf/ziehen (他動詞)引き上げる、引き開く
     (自動詞)(sein)(軍隊が)行進する
      ここでは(衛兵が)「勤務につく」の意味 
der einzige  ただ一人の人(男性)  女性の場合はdie einzige
abgewöhnt< ab/gewöhnen  ~(3格)に・・(4格)の習慣をやめさせる
Bis sie ihm das auch abgewöhnt haben.   実は、この文で躓きました。これは
bis は、従属接続詞、~まで
sie は、笑うという行為
ihm は公子殿下
公子殿下も笑うという習慣をおやめになるまでに(なった)
という意味だと思います。
das が主語で、冷たい厳格な城での立ち振る舞い全般。これのために、声を出して
笑うことがはばかられたということかと思います。(先生ではないので、すみません)

 

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699番:さすらいの青春(18)

2022-01-26 09:55:06 | 日記


さすらいの青春(18)


—————————【18】———————————————————
       
Après midi, je dus partir seul à vêpres.  

 《D'ailleurs, me dit-elle, pour me consoler, 
  en brossant de sa main mon costume
   d'enfant, même s'il était arrivé, ce chapeau,  
  il aurait bien fallu, sans doute, que
   je passe mon dimanche à le refaire. 》

Souvent nos dimanches d'hiver se passaient ainsi.


—————————(訳)—————————————————————
              
午後は、私はひとりで祈祷式に出なくては
ならなかった。

 「それに」

ミリーは、手で私の子供服のほこりを払いながら
私になだめるように言った。

 「帽子が届いていても、間違いなく、寸法直しに
  日曜日、まる一日過ごすことになるわ。」

しばしば、私たちの冬の日曜日は、
このように過ぎていきました。   

 

—————————《語句》——————————————————
            
vêpres(f,複数)(カトリック)晩課、
        晩の祈り、晩の祈祷                             
d'ailleurs    さらに、それに、その上
      もっとも、ただし、しかし
consoler(他)慰める、(苦痛などを)和らげる
brossant<brosser (他) ブラシをかける、みがく
fallu過去分詞 <falloir   il faut + 不定詞 ~しなければならない
                                       ~に違いない
refaire  修繕する、作り変える
passe< passer    (時を)過ごす

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