もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

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私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

4874番:さすらいの青春(512)

2024-09-28 19:27:43 | 語学


さすらいの青春(512)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼


———————【512】———————————

  « Peut-être  rencontreons-nous  Franz  de  
Galais »,   se  disait  Meaulnes,   le  cœur
battant.  
 
   
.————————(訳)—————————————

 「もしかしたら、フランツ=ド=ガレーに
会ったりするかも知れない」、モーヌはそう思
うと胸が高鳴るのであった.
   
         
——————— ⦅語句⦆ ————————————
    
peut-être:ひょっとすると~かもしれない
rencontreons-nous:私たちは再会することになるだろう.
   (ここの倒置形はpeut-êtreが
    文頭にきているためで、疑問形ではない.)
se disait Meaulnes:モーヌは考えた.
    se dire で「思う」
cœur:(m) 心、心臓、胸
battant:(p.pré) <battre (自) 打つ.
  

..——————— ≪文法≫ —————————————
     
文法に沿って訳すならば、つまり仏検問題の答案と
して訳すならば、胸がときめくのは le cœur battant
で、現在分詞の付加語句なので、これを述語とせず、
se disait Meaulnes 「モーヌはそう思った」を文の骨
格にするのがよい.「モーヌは胸をどきどきさせな
がら、もしかしたらフランツ・ド・ガレにまた会え
るかも知れないと思っていた」.
 まあしかし、そこまできっちりすると肩が凝るの
で気楽にやりましょう.


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