さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

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私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

646番:荷車(7)

2022-01-17 17:41:34 | 日記


「荷 車」(7)(フィリップ短編集より)

    LA  CHARRETTE

  
—————————【7】——————————————————

  Mais  comme*¹  ils  l'attendirent*²  un  bon  mois*³,  ils  eurent*⁴
le  temps  d'imaginer  tout  ce*⁵  que  l'on*⁶  peut  faire  avec
une  charrette.  Chaque  fois  qu'ils  portaient  les  petits 
sur  les  bras,  les  petits  auraient*⁷  pu  être  dans  la
voiture.  
 
—————————(訳)——————————————————

 しかし彼らはその荷車を、まる1か月も待ったので、いったい
荷車があればできることは何かを全て考える時間があったのだ.
彼らがちびすけ(弟と妹)を腕に抱く度に、荷車があれば、ちび
すけたちは車の中に入れられるだろうと思った. 
  

————————《単語等》——————————————————

*1) comme:= as [英](多機能詞、ここでは接続詞) ~なので(理由・原因)
     comme に導かれる節は、主節の前に置かれる.
     Comme il pleuvait, je suis resté chez moi.
          雨が降っていたので私は家にいました.
     Comme Jean ne parle pas japonais, et que Taro ne parle pas français,
          ils discute en anglais.
          ジャンは日本語を話さず、太郎はフランス語を話さないので、
     彼らは英語で議論している.
     (* comme を繰り返す代わりにque が用いられる) 
*2) attendirent:(単純過去3複) <attendre 待つ      
*3) un bon mois: まる1か月 
*4) eurent:[ユール](単純過去3複、ils eurent [イル ズュール]) <avoir 
          avoir le temps de + 不定詞: ~する時間がある 
*5) tout ce que l'on peut faire avec une charrette 
    荷車でできることのすべて
   →荷車があったら何ができるかを全て(考え上げた) 
*6) que l'on: que は on が続くと、母音衝突を避けるためL が
    断衝財として介される. 
*7) les petits auraient pu être dans la voiture:(条件法)条件節はありません.
    ないのですが、文の流れは「荷車があれば」の話の展開ですから
    容易に補うことができます.「(荷車があれば)ちびすけを
   (抱かなくても)荷車に入れることができるだろうに.


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