
ナゼか、ロビーに犬たち(複数)
久しぶりに読書。
「武士道シックスティーン」
剣道青春モノ。最近やっぱり運動会系モノに弱いかも。
さらっと読めます。
しおりが紅白2色ついていて、???だったけど、
読み進むうちに、剣道の試合のときの、色分けに紅白のたすきを使うからなのね。
装丁が凝ってるものが多いから、やっぱりハードカバーで読むべきなのかも。
「新参者」東野圭吾。
東野さんは図書館でもいつもベストリーダーズリストに上がってるし、
「探偵ガリレオ」なんか、理系推理物で面白いんだけど、
「白夜行」とか映画化したりしてるものを中心に、
ちょっと読後感が重いものが苦手で、久しぶりに読んだけど、
当たり!!
この「新参者」は、加賀恭一郎シリーズらしい。
舞台が日本橋だけあって、宮部美幸のような人情モノでほっとする感じ。
独立した9つの短編がまとまってひとつの大きな事件の解決になるのだけど、
小説現代の掲載年月日をみると、驚くなかれ5年もかかってる・・・・。
なんて、気の長い殺人事件なんだ・・・。
というか、他にも執筆してるから当然かもしれませんが。
ちゃんと別の短編の登場人物とのつながりがあって、うまくできてるなと。
やっぱり、作家は頭がよくないとダメなんだな。
加賀恭一郎シリーズに限っては読んでみようかと思いました。
他にもいくつか読んだはずだけど。
忘れました。
最近、脳の記憶一時預けホルダーを一掃する間隔が早まっていて、
よほどの衝撃を受けないと、記憶を長期保存できません。
残るダメージが少ないのが、年の功かしら。
私の好きな言葉に、沢村ひとし画伯の、
「若い頃の体の傷はすぐ治るが、心の傷は治りにくい
年をとると心の傷は残らないが、体の傷は治らない」
だから
「若い頃の苦労は買ってでもしろ
年寄りの苦労は金で解決しろ」
だそうで。
若い頃は笑って聞いたけど、
今は真実の重みにぐっときます。