おでかけ大好き

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ぐっと

2011-08-05 06:45:47 | 本に暮らす


ナゼか、ロビーに犬たち(複数)


久しぶりに読書。

「武士道シックスティーン」

剣道青春モノ。最近やっぱり運動会系モノに弱いかも。

さらっと読めます。

しおりが紅白2色ついていて、???だったけど、

読み進むうちに、剣道の試合のときの、色分けに紅白のたすきを使うからなのね。

装丁が凝ってるものが多いから、やっぱりハードカバーで読むべきなのかも。


「新参者」東野圭吾。

東野さんは図書館でもいつもベストリーダーズリストに上がってるし、

「探偵ガリレオ」なんか、理系推理物で面白いんだけど、

「白夜行」とか映画化したりしてるものを中心に、

ちょっと読後感が重いものが苦手で、久しぶりに読んだけど、

当たり!!

この「新参者」は、加賀恭一郎シリーズらしい。

舞台が日本橋だけあって、宮部美幸のような人情モノでほっとする感じ。

独立した9つの短編がまとまってひとつの大きな事件の解決になるのだけど、

小説現代の掲載年月日をみると、驚くなかれ5年もかかってる・・・・。

なんて、気の長い殺人事件なんだ・・・。

というか、他にも執筆してるから当然かもしれませんが。

ちゃんと別の短編の登場人物とのつながりがあって、うまくできてるなと。

やっぱり、作家は頭がよくないとダメなんだな。

加賀恭一郎シリーズに限っては読んでみようかと思いました。


他にもいくつか読んだはずだけど。

忘れました。

最近、脳の記憶一時預けホルダーを一掃する間隔が早まっていて、

よほどの衝撃を受けないと、記憶を長期保存できません。

残るダメージが少ないのが、年の功かしら。

私の好きな言葉に、沢村ひとし画伯の、

「若い頃の体の傷はすぐ治るが、心の傷は治りにくい

 年をとると心の傷は残らないが、体の傷は治らない」

だから

「若い頃の苦労は買ってでもしろ

 年寄りの苦労は金で解決しろ」

だそうで。

若い頃は笑って聞いたけど、

今は真実の重みにぐっときます。